【中止】CFR(T)PやCNFそしてマルチマテリアル

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開催日 12:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 シーエムシー・リサーチ
キーワード 炭素系素材   高分子・樹脂材料   自動車技術
開催エリア 東京都
開催場所 【千代田区】ちよだプラットフォームスクウェア
交通 【地下鉄】竹橋駅・大手町駅・神保町駅・小川町駅

CFR(T)PやCNF、自動車マルチマテリアル化の動向と
今後、普及・定着するための課題や一対策案について紹介!

セミナー講師

影山 裕史 氏 
金沢工業大学大学院 工学研究科  高信頼ものづくり専攻 教授 (前トヨタ自動車)
【講師経歴】
 東京工業大学有機材料工学 修士課程修了後、トヨタ自動車㈱入社。東富士研究所にて軽量ボデーやユニット材料の自動車軽量材料の研究開発、またバイオプラスチックスの応用研究に従事。その後2002年本社技術部にてレクサスLFAのCFRPボデーの開発から量産技術開発等を務めた。2014年 定年と同時に金沢工業大学・大学院高信頼ものづくり専攻教授に就任。現在講義のほか、政府系プロジェクト(環境省NCVプロジェクトSPL、NEDO革新的新構造材料等開発研究プロジェクトSPL)や省庁の委員等、また企業との共同研究やコンサルに従事。

セミナー受講料

46,000円 + 税※ 資料付
* メルマガ登録者は 41,000円 + 税
* アカデミック価格は 24,000円 + 税

★ アカデミック価格
 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を
有する大学、大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに
所属大学・大学院を記入のうえ、備考欄に「アカデミック価格希望」と
記入してください。
★メルマガ会員特典
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セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料より会員価格を適用いたします。
 2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、
2人目は無料(1名価格で2名まで参加可能)、3人目以降はメルマガ価格の半額です。

セミナー趣旨

 CO2問題、AI、5Gなど取り巻く環境が大きく変化する中、自動車は、電動化、CASE、MaaSなど、今、大変革の時期と言われている。そうした中、自動車の構成材料も、これまでのフルスチールから、アルミやCFR(T)Pのような軽量高強度材料が多く採用されるようになってきた。更には、植物の成分であるセルロースをナノ繊維化(CNF)しプラスチックを複合強化した材料(CNFRP)も注目されるようになってきた。また、マルチマテリアル化という考え方も強調され、異材接合技術とともに盛んに研究されている。
 では、なぜ、このような新しい材料が注目されているのか。それは、自動車を取り巻く環境の変化と密接な関係がある。特にはCO2問題が大きい。現在、各国は、走行時のCO2排出量規制を掲げ、自動車全体の80%以上を占める走行時のCO2排出量対策に余念がない。電動化や軽量化はその一環であり、軽量高強度材料に目が向けられている。ただ、次に多い素材製造時のCO2排出量に関しては、なかなか手が付けられない現状にある。本格的なLCA対策として植物に目が行くのも良く分かる。ところが、軽量でLCAに優れた材料で、コスト要求も含め、満足する材料は、残念ながら見当たらない。そこで出てきた考え方がマルチマテリアルである。ここでは、これらの材料の動向と今後、普及・定着するための課題や一対策案について紹介し、議論してみたい。

受講対象・レベル

 ・CFR(T)PやCNFおよびその応用、特に自動車分野への応用に興味のある技術者
 ・CFR(T)PやCNFおよびその応用、特に自動車分野への応用に興味のある企画部門の方
 ・CFR(T)PやCNFおよびその応用、特に自動車分野への応用に興味のある経営者

習得できる知識

 ・CFR(T)PやCNFの材料設計、成形技術
 ・CFR(T)PやCNFの応用技術
 ・CFR(T)PやCNFの普及の考え方

セミナープログラム

Ⅰ 自動車を取り巻く環境の変化
 1 温暖化
 2 SDGsへの取り組み
 3 情報社会(AI、IoT、5G・・・)との連携
 4 各種モビリティの共演

Ⅱ 自動車の大変換
 1 環境対応車両への期待
 2 電動化の取り組み
 3 地域、人が造る自動車
 4 CASE、MaaSの導入

Ⅲ 自動車材料の改革(2010~)
 1 軽量材料に期待
 2 CFR(T)Pに注目
 3 CFR(T)Pとは (材料、設計、成形法)
 4 CFR(T)Pの歴史
 5 CFR(T)Pの動向
 6 CFR(T)Pの課題

Ⅳ 自動車材料の改革(2030~)
 1 環境材料に期待
 2 植物系材料への期待と課題
 3 CNF複合材料(CNFRP)に注目
 4 CNFRPとは(材料、設計、成形法)
 5 CNFRPの動向
 6 CNFRPの課題

Ⅴ 自動車材料の改革(2040~)
 1 ハイブリッド材料に期待
 2 マルチマテリアルに注目
 3 マルチマテリアルとは
 4 マルチマテリアルの動向
 5 マルチマテリアルへの一提案(CFR(T)PとCNFのコラボ)
 6 マルチマテリアルの普及と課題

Ⅵ まとめ

Ⅶ 質疑応答