水素・アンモニア燃料船の“実証フェーズ”から“社会実装”への分岐点
ゼロエミッション船はもう始まっている
開催日時 2026年07月07日(火) 09:30 - 11:30
セミナー趣旨
国際海運分野では、IMOを中心に2050年頃までのGHG排出実質ゼロに向けた制度設計が進展しており、2030年頃からゼロエミッション船の本格導入が不可避な状況となっている。このような中、日本ではグリーンイノベーション基金事業により、水素・アンモニアを燃料とする次世代船舶の開発・実証を国家プロジェクトとして推進している。
本講演では、技術の詳細よりも『どこまで来ているのか』『何がボトルネックか』『いつ・どこで商業化が見えるのか』を軸に、水素・アンモニア燃料船の開発状況を整理し、今後の社会実装に向けた課題と展望を分かりやすく詳説する。
受講対象・レベル
・海運・造船・海洋関連事業の経営企画/技術戦略部門
・エネルギー(水素・アンモニア)事業の事業開発・投資部門
・商社・金融機関のインフラ投資/脱炭素関連担当者
・自治体の海運・エネルギー政策関連部門
習得できる知識
・水素・アンモニア燃料船の開発進捗と商用化の現実ライン
・技術・制度・市場を横断したボトルネックの具体像
・2030年以降を見据えた導入シナリオと意思決定の勘所
セミナープログラム
1. 国際制度と事業全体像
(1) 国際海運を取り巻く脱炭素化の大きな流れ
(2) なぜ「2030年」が転換点になるのか
(3) GI基金事業「次世代船舶の開発」の戦略的位置づけ
2. 水素燃料船の現在地
(1) 水素燃料船とは何か
(2) GI基金における水素燃料船開発の進捗
(3) 社会実装に向けた論点整理(水素編)
3. アンモニア燃料船の現在地
(1) アンモニア燃料船の役割と水素との関係
(2) GI基金におけるアンモニア燃料船の実証状況
(3) 商業化を見据えた論点整理(アンモニア編)
4. 社会実装への分岐点
(1) 技術・制度・市場を横断したボトルネック
(2) 2030年以降を見据えた現実的な導入シナリオ
セミナー講師
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
水素・アンモニア部
次世代船舶チーム チーム長 博士(工学)
川北 千春 氏
▶三菱重工で船舶・防衛分野の研究開発に従事後、国家プロジェクトを統括し次世代船舶開発を主導する実務責任者
1987年3月 横浜国立大学 大学院工学研究科計画建設学専攻修士課程 修了
2018年3月 九州大学 工学府 工学博士 取得
1987年4月 三菱重工業株式会社入社
主に、研究所にて船舶海洋製品、防衛関連製品の研究開発・設計業務に従事
2016年3月 三菱重工株式会社退社
2016年4月 国立研究開発法人 海上技術安全研究所入所
2022年7月 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構へ出向
現在に至る
セミナー受講料
1名:37,880円(税込)
主催者
開催場所
全国
受講について
<1>配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は2週間です。視聴期間延長は一切いたしかねますので、予めご了承ください。
<3>配信動画視聴は、申込者ご本人に限らせていただきます。