導電性接着剤の熱・電気伝導特性評価および特性向上のための材料設計

~熱・電気伝導特性向上のメカニズム、金属架橋技術や微細フィラー添加による高伝導化技術~

熱・電気伝導特性の高性能化に向けたフィラー材料、粒径、形状、表面状態、含有率、樹脂設計を含めた総合的な材料設計を解説
導電性接着剤の基礎、熱・電気伝導メカニズム、接着強度との関係、各種伝導特性評価手法、、、、

金属フィラーの表面処理や配合設計が伝導特性および信頼性に及ぼす影響、フィラー間の熱伝導パス形成に着目した解析的検討、熱・電気伝導特性向上のメカニズムと考え方

 

日時

【ライブ配信】 2026年8月24日(月)13:00~16:30
【アーカイブ配信】 2026年9月15日(火)まで受付(視聴期間:9/15~10/1)
  受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ 

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    セミナー趣旨

    導電性接着剤は、接着機能を担う樹脂と、熱・電気伝導機能を担う金属フィラーから構成される接合材料であり、低温接合が可能であることから電子機器の高機能化・小型化に伴い活用範囲が拡大している。一方で、フィラー間に介在する樹脂層や界面状態の影響により、熱・電気伝導特性がはんだ接合に比べて低くなるという課題がある。そのため、高性能化に向けてはフィラー材料、粒径、形状、表面状態、含有率、さらには樹脂設計を含めた総合的な材料設計が重要となる。

    本セミナーでは、導電性接着剤の基礎から出発し、熱・電気伝導メカニズム、接着強度との関係、各種伝導特性評価手法について解説する。その上で、金属フィラーの表面処理や配合設計が伝導特性および信頼性に及ぼす影響について紹介するとともに、フィラー間の熱伝導パス形成に着目した解析的検討を通じて、熱・電気伝導特性向上の考え方を説明する。さらに、低融点金属を利用した金属架橋技術や微細フィラー添加による高伝導化技術を例に挙げながら、伝導特性向上のメカニズムと材料設計指針について解説する。導電性接着剤の研究開発や材料設計に携わる技術者・研究者に向けて、基礎から応用まで体系的に理解できる内容とする。

    受講対象・レベル

    主に導電性接着剤、放熱材料、電子実装材料、電子部品接合材料の研究開発・材料設計・評価に携わる技術者・研究者。接着剤メーカー、樹脂メーカー、フィラーメーカー、電子部品メーカー、半導体・パワーデバイス関連企業の技術者など

    習得できる知識

    導電性接着剤における熱・電気伝導メカニズムの基礎、伝導特性および接着強度の評価方法、フィラー設計や表面処理の影響、金属架橋技術による高伝導化手法を理解し、熱・電気伝導特性向上のための材料設計指針を習得できる。

    セミナープログラム

    1.導電性接着剤の基礎
     1.1 導電性接着剤とは
     1.2 導電性接着剤の構成
     1.3 導電性接着剤の特徴
     1.4 はんだ接合との比較
     1.5 熱・電気・機械特性

    2.金属フィラー表面状態と接着強度
     2.1 金属フィラーの酸化状態
     2.2 酸化状態と接着強度
     2.3 シランカップリング剤処理
     2.4 表面処理による接着強度向上
     2.5 高温環境下における接着強度

    3.導電性接着剤の伝導特性評価
     3.1 熱伝導率測定
     3.2 電気抵抗測定
     3.3 表面処理と熱伝導率
     3.4 表面処理と機械的負荷疲労特性
     3.5 熱伝導率と接着強度の関係

    4.導電性接着剤の伝導特性向上
     4.1 伝導特性におよぼす影響因子
     4.2 フィラー含有率の影響
     4.3 熱伝導解析
     4.4 フィラー間隙の推定
     4.5 伝導特性向上の考え方

    5.低融点金属架橋による高伝導化
     5.1 金属架橋の概念
     5.2 低融点金属架橋の熱伝導解析
     5.3 熱伝導率測定
     5.4 電気抵抗率測定
     5.5 金属架橋による伝導特性向上

    6.低融点金属粒径および含有量の影響
     6.1 低融点金属粒子径の影響
     6.2 粒径と熱伝導率
     6.3 粒径と電気抵抗率
     6.4 低融点金属含有量の影響
     6.5 含有量最適化

    7.微細金属粉末添加による高性能化
     7.1 微細金属粉末添加の目的
     7.2 熱伝導率への影響
     7.3 電気抵抗率への影響
     7.4 架橋部への微細粒子分散
     7.5 高伝導化メカニズム

    8.金属架橋導電性接着剤の解析的検討
     8.1 熱伝導パスのモデル化
     8.2 低融点金属架橋構造のモデル化
     8.3 架橋部熱伝導率の影響
     8.4 微細粒子分散率の推定
     8.5 実験結果との比較

    9.架橋金属材料の変更による高伝導化
     9.1 架橋金属の材料物性
     9.2 樹脂設計との関係
     9.3 金属架橋状態の評価
     9.4 還元剤添加の影響
     9.5 金属架橋形成メカニズム

    10.Sn被覆Cuによる伝導特性向上
     10.1 Sn被覆Cuフィラーの特徴
     10.2 樹脂中の架橋金属のぬれ性
     10.3 Sn被覆が架橋率におよぼす影響
     10.4 熱伝導率への影響
     10.5 高伝導化メカニズム

    11.異形フィラーを用いた応用事例
     11.1 金属フィラー形状の影響
     11.2 熱伝導率への影響
     11.3 還元剤量の影響評価
     11.4 プロセス温度の影響
     11.5 加圧条件の影響
     11.6 伝導特性向上のための設計指針

    12.まとめ
     12.1 導電性接着剤の熱・電気伝導メカニズム
     12.2 金属架橋による高伝導化
     12.3 フィラー設計の重要性
     12.4 今後の展望

    質疑応答

    セミナー講師

    大阪大学 大学院工学研究科 マテリアル生産科学専攻 助教 博士(工学) 松嶋 道也 氏

    略歴
    2005大阪大学大学院・基・博士後期課程了.博士(工学).同年大阪大学大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻助手.
    2007年4月同助教.

    専門
    エレクトロニクス実装、知能機械システム

    業務
    電子デバイスにおける樹脂実装,はんだ接合部の信頼性評価,外観検査の自動化に関する研究に従事.

    活動
    スマートプロセス学会 有機・無機接合研究委員会幹事,エレクトロニクスにおけるマイクロ接合・実装技術シンポジウム,マイクロエレクトロニクスシンポジウム 実行委員など

    セミナー受講料

    49,500円

    定価:本体45,000円+税4,500円
    E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
    1名分無料適用条件
    ※2名様とも、E-Mail案内登録が必須です。
     2名様以降の受講者は、申込み前にE-Mail案内登録をお済ませください。
    ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    ※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
    ※請求書(クレジットカード決済の場合は領収書)は代表者にS&T会員マイページにて発行します(PDF)。
    ※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
     (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
    ※他の割引は併用できません。
    2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の24,750円)
    2名で74,250円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の24,750円)

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    1名申込み: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円)
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     E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
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    主催者

    開催場所

    全国

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    開催日時


    13:00

    受講料

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    ※銀行振込

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