EV用リチウムイオン電池のリサイクル技術と事業展開 ~全固体電池時代を見据えて~

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    セミナー趣旨

    2024年末、世界の電気自動車(EV)保有台数は5,800万台に達した。市場成長は一部で鈍化したとも言われるが、EV販売はなお拡大を続けており、今後、膨大な量の中古EV用リチウムイオン電池の処理が不可避の課題となる。

    本講演では、車載用リチウムイオン電池の構造、劣化、リユースの考え方を整理したうえで、乾式・湿式製錬、ダイレクトリサイクルなど、開発中ないし実用化されているリサイクル技術の全貌を解説する。

    また、EV電池リサイクルを取り巻く国内外の動向や、リチウム・ニッケル・コバルト等の重要鉱物の回収・再利用の意義についても触れながら、リサイクルビジネスの収益性や資源安全保障上の重要性について考察する。 

    さらに、今後実用化が期待される全固体電池について、従来LiBとの構造上の違い、固体電解質の回収・再生、リサイクルしやすい電池設計の方向性を紹介し、次世代電池時代に向けた課題と展望を解説する。 EV電池リサイクル市場の将来性や全固体電池時代に向けた事業機会についても展望する。

    受講対象・レベル

    ・EV・電池関連事業の事業企画・経営企画部門
    ・リサイクル・資源循環ビジネスの事業開発部門
    ・総合商社・素材メーカーの資源戦略・投資担当部門
    ・自動車・電池メーカーの技術企画・サステナビリティ部門

    習得できる知識

    ・乾式・湿式・ダイレクトリサイクルの選択基準と採算構造
    ・リユースとリサイクルの分岐を左右する劣化・診断の判断軸
    ・全固体電池時代に向けた資源回収と事業参入の設計視点

    セミナープログラム

    1. EVとEV用リチウムイオン電池の市場動向
     (1) EV市場の動向
     (2) 地球環境問題・資源制約との関係
     (3) EV用LiB市場と将来の廃電池発生量

    2. 車載用リチウムイオン電池の構造と材料
     (1) セル・モジュール・パックの構造
     (2) 正極材・負極材・電解液・セパレータ
     (3) 寿命,劣化,コスト構造
     (4) 液系LiBと全固体電池の構造比較

    3. 現状のLiBリユース・リサイクル技術の最新動向
     (1) 回収,診断,放電,解体
     (2) リユースとリサイクルの分岐
     (3) 乾式製錬
     (4) 湿式製錬
     (5) ダイレクトリサイクル
     (6) 各方式の長所・短所と環境負荷

    4. 全固体電池の開発状況とリサイクル課題
     (1) 全固体電池の開発状況
     (2) 固体電解質の種類:硫化物系,酸化物系,ポリマー系,ハロゲン化物系
     (3) 液系LiBリサイクルとの違い
     (4) 固体電解質の回収・再生技術
     (5) Li金属負極,H2S,水素発生などの安全課題
     (6) Design for Recycling:リサイクルしやすい全固体電池設計

    5. リサイクルビジネスの実情と将来性
     (1) リサイクルビジネスへの追い風
     (2) 規制・政策・資源安全保障
     (3) 収益性評価
     (4) 全固体電池時代のビジネス機会

    6. 関連質疑応答

    セミナー講師

    山口大学大学院
    技術経営研究科
    教授 
    福代 和宏 氏

    1998年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程環境工学専攻修了。博士(工学)。同年日立製作所入社,冷熱機器開発に従事。2010年山口大学大学院技術経営研究科教授。2015年か2022年まで同研究科長。2009年から2020年にかけてラオス国立大学MBAコースにてJICA短期専門家として技術経営教育を担当。国内外で環境・エネルギーマネジメントに関する教育・研究に携わる。近年は再生可能エネルギーやV2Xについて技術と経営の両面から研究に取り組む。
    共著に『MOT研究開発入門』『車載用リチウムイオン電池リサイクル:技術・ビジネス・法制度』。

    セミナー受講料

    1名:37,420円(税込) 2名以降:32,420円(税込/同一法人・同時申込)

    ※地方公共団体所属の方は、2名まで11,000円(税込/ライブ配信限定)
    ※割引適用後の受講料は請求書にてご案内いたします。

    主催者

    開催場所

    全国

    受講について

    【ライブ配信受講】
    お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴IDとパスワードを開催前日までにお送りいたします。  

    【アーカイブ配信受講】
    <1>セミナー終了3営業日後から2週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
    <2>収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
    <3>質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎをさせていただきます。


    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:00

    受講料

    37,420円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

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