ドライプロセスによるリチウムイオン電池のさらなる高性能化・低コスト化・環境負荷低減に向けた電極製造の特徴とバインダーの考え方および評価技術の最新動向【LIVE配信・WEBセミナー】
★2026年5月14日WEBでオンライン開講。株式会社スズキ・マテリアル・テクノロジー・アンド・コンサルティング 鈴木氏、物質・材料研究機構 デニス氏、株式会社ADEKA 撹上氏のが、【ドライプロセスによるリチウムイオン電池のさらなる高性能化・低コスト化・環境負荷低減に向けた電極製造の特徴とバインダーの考え方および評価技術の最新動向】について解説する講座です。
■注目ポイント
★ドライプロセスの基礎、メリット・デメリット、材料(主にバインダー)の解説にはじまり、全固体電池の製造方法としてのドライプロセスや乾式プロセスを用いた電池電極の作製における混合方法の影響、導電助剤として期待されているグラフェンならびにリチウム–硫黄二次電池(Li–S電池)をキーワードにドライ電極プロセスの可能性を紹介!
セミナー趣旨
■本セミナーの主題および状況(講師より)
★ドライプロセスはここ数年、話題となっているリチウムイオン電池電極の製造方法です。電池材料系の技術コンサルをやっていると「言葉だけは聞くが、どんな物かあまり情報が無い」という声をよく耳にします。多くの研究者、企業がこの技術開発に取り組み、文献などに少しずつ公開されて来ているため、どのような物かだいぶ分かる様になってきています。この技術はまだ開発途上の技術であり、なかなか浸透してこない技術ではあるが、二酸化炭素排出(カーボンフットプリント;CFP)低減の切り札として有効だと考えられています。また、ドライプロセスは全固体電池の製造方法として相性が良いと言われています。その理由も説明しつつ、ニュース等の公開情報から見えてくるドライプロセスの現状をご紹介したいです。
★ドライ電極プロセスを適用したリチウムイオン二次電池は、環境対応・コストダウン・高性能化などが期待でき、世界中で研究開発が行われています。すでに実用化しているメーカーもおり、普及に向けた取り組みが進行しています。ドライ電極プロセスのさらなる普及加速のためには、新規材料や次世代/革新電池系への適用展開が不可欠であります。
■注目ポイント
★ドライプロセスの基礎、メリット・デメリット、材料(主にバインダー)の知識、全固体電池の製造方法としてのドライプロセスについて解説!
★乾式プロセスを用いた電池電極の作製における混合方法の影響について解説!
★導電助剤として期待されているグラフェンならびにリチウム–硫黄二次電池(Li–S電池)をキーワードにドライ電極プロセスの可能性を紹介!
セミナープログラム
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第1部 リチウムイオン電池のドライプロセスの特長、バインダーの考え方、全固体電池との関係
【講演主旨】
ドライプロセスはここ数年、話題となっているリチウムイオン電池電極の製造方法だ。電池材料系の技術コンサルをやっていると「言葉だけは聞くが、どんな物かあまり情報が無い」という声をよく耳にする。多くの研究者、企業がこの技術開発に取り組み、文献などに少しずつ公開されて来ているため、どのような物かだいぶ分かる様になってきた。この技術はまだ開発途上の技術であり、なかなか浸透してこない技術ではあるが、二酸化炭素排出(カーボンフットプリント;CFP)低減の切り札として有効だと考えられている。また、ドライプロセスは全固体電池の製造方法として相性が良いと言われている。その理由も説明しつつ、ニュース等の公開情報から見えてくるドライプロセスの現状をご紹介したい。
【プログラム】
1. ドライプロセス
1-1 ドライプロセスのメリット・デメリット
1-2 Polymer fibrillationとDry spraying deposition
2. 全固体電池とは
2-1 固体電解質
2-2 全固体化のメリット・デメリット
2-3 製造方法としてのドライプロセス
3.ニュースから見る全固体電池まわりの現状
3-1 日本メーカーの状況
3-2 海外メーカーの状況
【質疑応答】
【キーワード】
リチウムイオン電池、ドライプロセス、バインダー、PTFE、PVDF、乾式電極、ドライ電極、繊維化、粉体塗装、全固体電池、固体電解質、硫化物系、酸化物系、トヨタ、ホンダ、日産、二酸化炭素排出、カーボンフットプリント、CFP、欧州バッテリー規制、PFAS
【講演のポイント】
電気自動車市場には逆風が吹いており、期待されていたような市場の伸長が難しいなか、ドライプロセスという新規技術が注目されてる。環境、性能、コストを同時に解決出来る可能性がある技術だが、これを理解したいという要望も多く、今回はこの技術の全体感と現在のポジションをニュース等を元にご紹介したい。
【習得できる知識】
・ドライプロセスの基本的な知識
・ドライプロセスのメリット・デメリット
・ドライプロセスと材料(主にバインダー)の知識
・全固体電池の製造方法としてのドライプロセス
・ニュースから見る現在のドライプロセスのポジション
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第2部 固体芯の混錬技術を応用した溶媒フリードライ電極の検討と電池評価
【講演主旨】
本発表では、乾式プロセスにおける異なる混合方法や材料の割合が、電池材料、PTFE、ABの分散性、ならびに成膜性、電池性能に及ぼす影響について論じる。
【プログラム】
1. リチウムイオン電池のDRプロセスによる電極製造時の懸念事項
・混合の均一性
・電気伝導性
・イオン伝導率
2. 性能に影響を与える要因に関する考察
・混合方法
・電極組成
・電極の厚さ
・電解質の影響
3. ドライ電極の電気化学的評価
・LiFePO4正極ハーフセル
・グラファイトのハーフセル
・フルセルテスト
【質疑応答】
【キーワード】
リチウムイオン電池、溶媒フリードライ電極、混練方法、電池性能評価
【講演のポイント】
本講義では、乾式プロセスを用いた電池電極の作製における混合方法の影響について解説し、LiFePO4正極の電気化学的性能に影響を与える電極パラメータについて議論する。乾式電極を用いた全セルの実証結果も示す。
【習得できる知識】
• 混合方法がドライ電極の作製に及ぼす影響
• 電極組成が電池性能に及ぼす影響
• 電極厚さと電解液が電池性能に及ぼす影響
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第3部 ドライ電極プロセスへのグラフェンおよび硫黄系活物質の適用
【講演主旨】
ドライ電極プロセスを適用したリチウムイオン二次電池は、環境対応・コストダウン・高性能化などが期待でき、世界中で研究開発が行われている。すでに実用化しているメーカーもおり、普及に向けた取り組みが進行している。ドライ電極プロセスのさらなる普及加速のためには、新規材料や次世代/革新電池系への適用展開が不可欠である。本講座では、導電助剤として期待されているグラフェン、ならびにSDGs達成のキーとなる次世代軽量電池の1つとして注目されているリチウム–硫黄二次電池(Li–S電池)をキーワードに、ドライ電極プロセスの可能性を紹介する。
【プログラム】
1. 株式会社ADEKAの紹介
2. リチウムイオン二次電池(LIB)における導電助剤の役割と種類
3. 様々なグラフェン
4. LIB導電助剤としてのグラフェンの機能
5. LIB用ドライ電極プロセスの概要
6. ドライ電極プロセスへのグラフェンの適用効果
7. リチウム-硫黄二次電池(Li-S電池)
8. Li-S電池用の硫黄系正極活物質およびSPAN
9. Li-SPAN電池の特性
10. ドライ電極プロセスへのSPANの適用
【質疑応答】
【キーワード】
リチウムイオン二次電池、LIB、導電助剤、グラフェン、ドライ電極、リチウム-硫黄二次電池、Li-S、軽量電池、SPAN
【講演のポイント】
ドライ電極プロセスに関する情報は日々増えているが、導電助剤や次世代二次電池への適用に焦点を当てた講演は少ない。本講演がドライ電極プロセスの魅力(期待値)をさらに高めるものとなるよう準備します。
【習得できる知識】
・産業用グラフェンの概要
・LIB導電助剤の概要およびグラフェンの可能性
・ドライ電極プロセスの基礎
・ドライ電極プロセスにおける導電助剤変更の影響
・リチウム-硫黄二次電池(Li-S電池)およびSPANの基礎
・ドライ電極プロセスと次世代二次電池の組み合わせ
セミナー講師
第1部 株式会社スズキ・マテリアル・テクノロジー・アンド・コンサルティング 代表取締役社長 鈴木 孝典 氏
第2部 物質・材料研究機構 グループリーダー ユ デニス 氏
第3部 株式会社ADEKA 環境材料本部 電池材料開発研究所 電池材料評価室 室長・バッテリースペシャリスト 撹上 健二 氏
セミナー受講料
【1名の場合】55,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
主催者
開催場所
全国