系統用蓄電池ビジネスの収益構造と事業構造
制度動向と市場構造を踏まえて
~資金力とトレーディング力 蓄電所ファンド 交通×電力~
セミナー趣旨
災害による系統停電時の電力確保、太陽光発電の出力抑制対応や発電変動調整、を中心とした蓄電池ビジネスは、市場活用による「蓄電所ビジネス」に変容しました。これは「需給調整市場」の商品が出揃い、特に短時間対応の一次調整力市場で上限価格での約定が続いたことで、市場取引中心で蓄電池の収益を確保する事例が相次いだからです。
系統用蓄電池ビジネスでは「トレーディング力」と「資金力」という2つの能力が必要となります。本講演では、この収益構造と事業構造のポイントを解説します。この事業構造から導き出される蓄電所ファンドの台頭についても解説します。また、参入企業を特徴に応じて分類し、個別案件を分析します。
本ビジネスは系統接続や制度動向にも左右されるため、系統の状況や制度見通しについても解説します。
最後に、EVを蓄電池として活用する地域貢献型のビジネス形態についても詳説します。
セミナープログラム
1. 系統用蓄電池ビジネスで何が起こっているか
2. 系統用蓄電池ビジネスのポイント
(1) 基本的な収支構造
(2) 系統用ビジネスの基本スキーム
(3) 全く異なる「トレーディング力」と「資金力」
(4) 蓄電所ファンドの台頭
3. 蓄電池ビジネスマーケットの構造
(1) 参入企業の分類
(2) 電力政策から見る制度動向
(3) エリアと系統接続
4. 将来展望
・ 電力領域を超えた事業モデルへ(電力×交通のコンソーシアム活動等)
5. 関連質疑応答
6. 名刺交換・交流会
通常はお会いすることの難しい講師との直接対話や質疑応答に加え、業種・業界の枠を超えた受講者同士のネットワーキングから、実務に活きる情報や新たな連携のきっかけを得られる、JPIセミナーならではの貴重な機会です。
セミナー講師
株式会社日本総合研究所
創発戦略センター
シニアスペシャリスト
瀧口 信一郎 氏
京都大学理学部を経て93年同大大学院人間環境学研究科を修了。テキサス大学MBA(エネルギーファイナンス専攻)。94年日本総合研究所入社。戦略コンサルティング、不動産上場ファンド(J-REIT)運用会社事業企画部門、エネルギーアドバイザリー会社勤務を経て、現在、創発戦略センター所属。専門はエネルギー環境政策、地域エネルギー事業、著書に「カーボンニュートラル・プラットフォーマー」(エネルギーフォーラム社)、「図解 今こそ見直す工場の電力コスト削減」(日刊工業新聞社)、「エナジー・トリプル・トランスフォーメーション」(エネルギーフォーラム社・共著)、「ソーラー・デジタル・グリッド」(日刊工業新聞社・共著)など。
セミナー受講料
1名:37,370円(税込) 2名以降:32,370円(税込/同一法人・同時申込)
※地方公共団体所属の方は、2名まで11,000円(税込/会場・ライブ配信限定)
※割引適用後の受講料は請求書にてご案内いたします。
主催者
開催場所
東京都
受講について
● 会場受講(アーカイブ配信は含まれません)
● ライブ配信受講(アーカイブ配信は含まれません)
● アーカイブ配信受講
※会場受講・ライブ配信受講の方は、特別料金 18,500円(税込)にてアーカイブ配信を追加いただけます。