データセンターにおける最新冷却技術
〜各種冷却方式の特徴と今後のトレンド〜
開催日 2026年 2月20日(金)
セミナー趣旨
現在、我々はデータセンターの存在を全く意識することなく、スマホからも簡単にアクセスすることが出来る。しかし、世界各地に設置されたデータセンターでは、日々膨大な電力が消費されていることはあまり知られていない。消費される電力の多くは直接ハードウェアを駆動させるために使われるが、決して少なくない残りの電力の一部は、そのハードウェアを冷却させるために使用されている。
本セミナーではデータセンターにおける各種冷却方式の特徴及び長所・短所を比較検討し、全体像を捉えにくいデータセンターにおける冷却技術を、初学者でも理解しやすいよう熱設計の基礎から説明する。併せて冷却に使用される放熱デバイスについても、時間を割いて詳細に解説する予定である。
セミナープログラム
1.データセンターの現状と課題
(1)データセンターにおける電力消費
(2)平均PUEの推移
2.データセンターにおける各種放熱技術の特徴
(1)データセンターにおけるフォームファクター
(2)基本的な冷却方式
(3)チラーと冷却塔
3.空冷方式の概要と課題
(1)空冷における主要構成要素
(2)熱伝導と熱伝達
(3)自然対流と強制対流
(4)ヒートシンクの基本仕様
(5)ヒートパイプの動作原理と諸特性
(6)各種冷却ファンの諸特性
4.液冷方式の概要と課題
(1)液冷方式の概要
(2)液冷方式の主要構成要素
(3)コールドプレートの設計
(4)カプラーと漏水検知センサー
5.液浸技術の概要と課題
(1)液浸冷却の概要
(2)特許から見る液浸冷却の課題
(3)単相式と二相式
(4)沸騰冷却
(5)液冷・液浸用各種冷媒
セミナー講師
株式会社ザズーデザイン 代表取締役
柴田 博一(しばた ひろかず) 氏
1986年 早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了後、ソニー株式会社入社。オーディオカセットテープの自動組み立て機やオフセット印刷機の開発に従事した後、社内選抜により米国MIT客員研究員として有限要素法を研究。帰国後は数値解析チームに参画し、流体構造連成解析や輻射熱解析を担当。1997年 会社派遣にて米国スタンフォード大学大学院にてDFXの研究に従事し、2002年に博士号取得。帰国後はLEDバックライト開発チームで機構・放熱設計を担当し、同バックライトを使用した世界初のテレビ量産化に成功。その後2機種の商品化を成し遂げた後、2009年にソニー退職。同年、韓国サムスン電子入社。ディスプレイ研究所にて急速に普及し始めていたサイドエッジ型LEDテレビの放熱設計を担当し、2014年に退職。同年、華為技術日本横浜研究所入社、2016年より同リーンクーリングラボのディレクターとして、基地局向けTEC、PC向け冷却ファンやスマートフォン向け放熱デバイスの開発を担当し、2019年に退職。同年、株式会社ザズーデザインを設立して放熱技術のコンサルティングを開始、現在に至る。
セミナー受講料
1名につき 34,650円(税込) 同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
主催者
開催場所
全国
受講について
収録時間 2時間39分 テキストデータ(PDF形式)つき
■セミナーオンデマンドについて
<1>お申込み後2営業日以内に、ご登録いただいたメールアドレスへ
Vimeoの視聴用URL・PASSと資料(PDFデータ)をお送り致します。
<2>動画は視聴案内日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。