
多変量解析法セミナー・グラフィカルモデリング
ー変数間の因果関係の探索に有効なデータ解析手法ー(MAGM)
グラフィカルモデリングは,重回帰分析などの予測モデルでは識別しにくい擬似相関を条件付き独立性と呼ばれる方法を使って,探索的に変数間の相関構造を探索する方法です。
この手法は数学のグラフ理論と確率論を融合した方法で、変数間の複雑な関係を共分散選択によって独立グラフと呼ばれるネットワークで図的に表現します。ネットワークで表されたグラフはグループワークにも有効で,グラフから因果構造を考察し、問題解決に役立てることが可能です。
本セミナーは、演習を通じて統計的モデリングの考え方を理解し、実践で役立てることを主眼としたカリキュラムとなっています。研究・開発部門、製造部門、企画部門など、あらゆる分野の方々が、データ解析を自在に応用する能力を身に着けることができます。また、グラフィカルモデリングで得られたグラフは、ソフトウェアを介しパス解析を行うことができます。
日時
2026年 2月 1日(日)~ 3月 2日(月)
セミナー趣旨
●時代のニーズに即した実践的な手法や考え方を、パソコンを用いた演習を行うことで習得できます。
●演習で使用するソフトウェア「JUSE-StatWorks/V5(期間限定版)」を配付します。
受講対象・レベル
多変量解析法セミナー入門コースを修了、または同等の相関分析・回帰分析・主成分分析の基本が理解できている方を前提とした内容です ●グラフィカルモデリングを初めて使ってみたい方
●グラフィカルモデリング使ってみて、しっくり行かなかった経験のある方
●機能実現のための因果探索やロバストな再現性の実現をしたい、研究・開発部門の方
●バラツキ改善のための工程変動の解明をしたい、製造部門の方
●市場データを使った経験価値の構造化をしたい、企画部門の方、など
セミナープログラム
標準学習時間:約14時間
相関関係と因果関係
回帰分析による因果関係への接近
GMの基礎
疑似相関と偏相関
無向グラフ
無向グラフから有向グラフ
GMによる因果探索の実際
JUSE-StatWorksを用いた演習
セミナー講師
斯界の権威ある研究者および企業の実務家が指導にあたります
セミナー受講料
賛助会員 49,500円
一般 56,100円
※税込み
参加者の所属企業が日科技連賛助会員の場合は、その旨を申し込みフォームの備考欄に記入してください。不明の場合は「会員不明、調査希望」と記入していただければ、当方で調査します。
またこれを機会に入会を検討したい場合は、「入会検討のため資料希望」と記入してください。案内資料を送付し、セミナー正式受け付け以前にご入会いただくと、会員価格でご参加いただけます。
受講について
■オンデマンドセミナーシステムは「Deliveru」を使用します。
【Deliveru】の視聴テスト】
■申込前に、事前に以下のテストサイトで、映像・音声が再生されるかを確認してください。
https://deliveru.jp/pretests/video
ID・PW:livetest55
■推奨環境は、以下をご覧ください。
https://deliveru.jp/faq/#Q7
■本セミナーは、1IDにつき1名様の受講をお願いしております。複数人での受講はできません。
「オンデマンドセミナー参加に関してのお願い」についてもご一読ください。
【推奨される機材のご準備】
■PCを使用した演習を行います(Excel、JUSE-StatWorks/V5を使用)。
聴講用機材とは別に、演習用PCのご準備をお勧めします。
受講料
56,100円(税込)/人