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バックドア振動制御・次世代EVモーター騒音低減・広帯域吸気サイレンサ開発
★ カーペット、フェルト、エンジンカバーなど各部材の遮音材料と技術!!
★ エンジン懸架系、吸排気系、エンジン本体の改良や次世代電気自動車のモーター騒音の低減とは? どう音色を改善する?
★ バックドア振動制御によるワンボックスカーのこもり音の低減、広帯域吸気サイレンサーの開発など、自動車の車内騒音対策事例とは?
講師
愛知工業大学 工学部 機械学科 博士(工学) 教授 谷本 隆一 氏
受講料
【1名の場合】27,000円(税込、テキスト費用を含む)
【2名の場合】37,800円(税込、テキスト費用を含む)
【3名以上の場合は一名につき、10,800円加算】(税込、テキスト費用を含む)
※ AndTechの講座では、同一部署に限り申込者のご紹介があれば、何名でもお1人10,800円で追加申し込みいただけます。(申込者は正規料金、お二人目以降は10,800円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取り纏いただくか、申込時期が異なる場合は紹介者のお名前を備考欄にお書きくださいますよう、お願いいたします。
※ AndTechの講習会は、特別割引とポイント割引など、2種類以上の割引は、同時には適用されません。誤って、2種類以上の割引を同時にご利用された方には、後程、事務局より割引選択のための確認連絡をいたします。
対象
遮音の使い方に関心のある技術者
キーワード
吸音、遮音、音色、振動騒音、自動車、車内音、エンジン音、モーター音
講演趣旨
遮音・吸音の基礎理論をわかりやすく紹介し、その事例として、エンジンで発生した音がエンジンルーム内で音響増幅、さらに一重壁、遮音材を透過し、車室内に侵入するメカニズムと対策について解説する。さらに、車室内に侵入した音の拡散を吸音シート、吸音天井の開発により防止し、車内騒音低減に成功した事例を紹介する。つぎに、エンジン本体、電気自動車のモーター改良、その他車内騒音対策事例について、その原理をわかりやすく紹介する。
プログラム
はじめに
1.遮音・吸音基礎理論
1-1 ①制振、②吸音、③遮音の概要と自動車での適用方法
1-2 遮音理論の基礎、吸音理論の基礎をわかりやすく紹介
1-3 自動車の車内騒音寄与度解析結果
2.音響増幅防止による遮音性改善
2-1 エンジンルーム内の音響増幅と車内音
2-2 共鳴型サイレンサーの開発事例
3.一重壁の遮音性改善
3-1 ステフネス、質量則(マスロー)、コインシデンスと透過損失
3-2 エンジンカバーの遮音性改善事例
4.内装材の遮音性改善
4-1 カーペット、フェルトなどの振動伝達比と車内音低減効果
4-2 共振型カーペット(遮音材)の開発事例
5.吸音対策
5-1 室定数と車内音低減効果、室定数測定方法
5-2 吸音シート、吸音天井の開発事例
6.音色の改善(強制力対策)
6-1 自動車における気になる音(ごろごろ音)
6-2 エンジン懸架系、吸排気系、エンジン本体の改良による音色の改善
6-3 次世代電気自動車のモーター騒音の低減
7.自動車の車内騒音対策事例(原理をわかりやすく解説)
7-1 バックドア振動制御によるワンボックスカーのこもり音の低減
(車両振動のモーダル解析)
7-2 広帯域吸気サイレンサーの開発
(音響工学の応用)
【質疑応答 名刺交換】
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