実践!細胞培養技術セミナー
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | バイオ技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【大田区】大田区産業プラザ(PiO) |
交通 | 【京急】京急蒲田駅 |
細胞培養に必要な機器や品質管理のポイントから、動物代替法・再生医療まで
★ 必要な環境や基本的な技術を動画や写真を交えながら視覚的にわかるよう解説!
★ 問題が起きやすいコンタミネーションやマイコプラズマ感染についても経験豊富な講師が品質管理のポイントをお教えします。
★ 国内外で注目集まる動物代替法や再生医療・幹細胞医療などの応用先における現状とこれからの動向まで。
講師
学校法人佐藤学園大阪バイオメディカル専門学校 校長 大塚 一幸 先生
■ 略歴:
北里大学衛生学部卒業。藤沢薬品工業株式会社研究所(現 アステラス製薬株式会社)を経て現職。
米国イリノイ州 ハインズVAホスピタル研究所、米国ロヨラ大学医学部 への留学経験あり
■ 専門および得意な分野・研究:
インターフェロン(IFN)の研究。
白血病型IFNの臨床応用。
IFN-αの大量応用生産法の確立。
動物細胞からの新規生理活性物質の検索、in vitro測定法の確立。
モノクローナル抗体の作成、免疫抑制剤タクロリムスの研究。
■ 本テーマ関連学協会での活動:
再生医療(臓器移植)関連での執筆
・免疫抑制剤とカルシニューリン:1998:蛋白核酸酵素)
・薬を作る・薬を知る・そして薬物動態(1999:血液・免疫・腫瘍)
・新移植免疫(2000:中外医薬)
・日本で開発された薬剤(2001:循環器専門誌)など
■ 講演活動:
・1997年 中部泌尿器学会総会講演
・1999年 千里ライフサイエンスセミナー講師
・2000年 薬理学会近畿支部招待講演
・2001年 日本薬物動態学会総会講演
・2002年 日本移植学会座長
・2005年 日本医療学会総会招待講演
学校法人佐藤学園大阪バイオメディカル専門学校 バイオ学科・バイオ技術学科
講師 金本 仁美 先生
■ 略歴:
龍谷大学理工学部物質化学科
大阪バイオメディカル専門学校細胞工学研究課程
■ 専門および得意な分野・研究:
細胞培養・細胞工学・幹細胞研究
■ 本テーマ関連学協会での活動:
日本再生医療学会会員、日本組織培養学会会員
第17回日本再生医療学会総会発表
受講料
1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引
セミナーポイント
■ はじめに
細胞培養歴40年の講師が、細胞培養の歴史、基礎知識だけでなく細胞培養の基礎的技術をビデオを使って講義する。また、細胞培養の応用として今注目されている、動物代替法や再生医療における細胞管理(品質管理)についても講義する。
■ 講演中のキーワード
・細胞継代・培地・コンタミネーション・浮遊細胞・付着細胞・幹細胞・実験動物代替法
・安全性試験・薬理試験・OECDガイドライン・細胞品質管理
■ 受講対象者
・これから細胞培養技術の応用研究を考えている技術者・研究者
・動物代替法を考えている企業の技術者・研究者
・創薬のスクリーニングを細胞培養で考えている技術者・研究者
・学校で細胞培養を指導している講師(高校、専門学校、大学)
・細胞培養に興味がある方、どなたでも可能です。
■ 必要な予備知識
特にありませんが、体の作り、細胞について簡単な知識があれば良いです。
■ 本セミナーで習得できること
・細胞培養の基本的知識、技術
・実践細胞培養技術
・細胞の品質管理
・動物実験代替法
・再生医療(幹細胞医療)の今後について
★ 過去、本セミナーを受講された方の声(一例):
・写真が多くあり、わかりやすかったです。
・細胞培養の実装のところが特によかった。
セミナー内容
1:講演者自己紹介・・・細胞培養歴40年の演者が経験した細胞培養技術の歴史
2:細胞培養を始める為に
(1)施設、機器
(2)培地の種類と選択方法
(3)血清の選択とロットチェック法
(4)培養機材の選択
3:細胞培養基本的技術
(1)細胞数算定法 (ビデオ有り)
・血球計算盤
・フローサイトメトリー
(2)浮遊細胞の維持継代法(ビデオ有り)
(3)付着細胞の維持継代法(ビデオ有り)
(4)マルチプレートへの播種法(ビデオ有り)
(5)細胞の観察法(染色方法)
4:細胞の品質管理
(1)細胞の凍結保存法
(2)細胞の融解法
(3)コンタミネーションと防止策
・化学物質のコンタミネーション
・微生物によるコンタミネーション
・クロスコンタミネーション
(4)マイコプラズマの感染と防止策
・マイコプラズマ感染の問題点
・マイコプラズマ感染細胞の検出法
・マイコプラズマの除去法
(5)細胞の品質管理方法
・微生物汚染
・染色体数
・PCRによる遺伝子解析
・その他
5:動物実験代替法
(1)化粧品業界における動物実験と動物実験代替法
(2)OECDガイドライン
(3)安全性試験における実験動物代替法
(4)薬理、有効性試験におけるin vitro試験法
6:再生医療(幹細胞医療)の今後について
(1)再生医療・幹細胞医療とは
(2)再生医療・幹細胞医療の法律
(3)再生医療・幹細胞医療の為のCPC(Cell processing Center)
(4)再生医療・幹細胞医療の為の細胞品質管理(細胞医薬品)
(5)再生医療・幹細胞医療の現行と未来