改正著作権法・不正競争防止法とデータビジネス

～新たなデータ・コンテンツビジネスを踏まえて～

【セミナープログラム】

第４次産業革命（Ｓｏｃｉｅｔｙ５．０）の動きの中で、ビッグデータ、ＩｏＴ、ＡＩを活用した様々なサービスが登場しています。「知的財産推進計画」が重視する知財戦略「第４次産業革命（Ｓｏｃｉｅｔｙ５．０）の基盤となる知財システムの構築」のもとで、新たに生まれる様々な著作物の利用ニーズに的確に対応するために著作権法が改正され、柔軟な権利制限規定等が整備されました。また、データの利活用を促進するための環境を整備し、ビッグデータ等の情報技術の進展を新たな付加価値の創出につなげることを目的として、不正競争防止法改正案が短期間で成立しました。
本講演では、現状と新たな動きを理解するとともに、各改正についてご説明し、必要な対応について提案させて頂く予定です。

１．データやコンテンツをとりまく状況
　（１）データを利活用した各種サービス
　（２）個人情報保護法・ＧＤＰＲ
　（３）オンライン配信やｅスポーツ
　（４）サイトブロッキング等
２．著作権法の改正
　（１）改正の趣旨と背景（これまでの著作権法の改正議論を踏まえて）
　（２）改正の内容と今後の展開
３．不正競争防止法の改正
　（１）改正の趣旨と背景
　（２）改正の内容と今後の展開
４．法務部門が留意・対応すべき事項
５．質疑応答／名刺交換

【講師】

藤本　知哉（ふじもと　ともや） 氏 : 潮見坂綜合法律事務所　弁護士／ニューヨーク州弁護士

１９９９年　京都大学法学部卒業／２０００年　弁護士登録／ＴＭＩ総合法律事務所入所／２００１年　森綜合法律事務所（現：森・濱田松本法律事務所）入所／２００６年　Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ ｏｆ Ｓｏｕｔｈｅｒｎ Ｃａｌｉｆｏｒｎｉａ，Ｇｏｕｌｄ Ｓｃｈｏｏｌ（ＬＬ．Ｍ．）修了／２００６年　Ａｌｓｃｈｕｌｅｒ Ｇｒｏｓｓｍａｎ Ｓｔｅｉｎ ＆ Ｋａｈａｎ法律事務所（Ｍｅｄｉａ ＆ Ｅｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔ部門）で執務（～２００７年）／２００７年　森・濱田松本法律事務所復帰／２０１２年　ウォルト・ディズニー・ジャパン（株）入社（日本及び韓国の法務責任者、日本のコンプライアンス責任者）／２０１３年　ブロードキャスト・サテライト・ディズニー（株）取締役（～２０１８年）／２０１８年　潮見坂綜合法律事務所入所
専門分野はコンテンツ、テクノロジー、メディア、エンターテイメント等に関する法務、紛争解決及び知的財産関連案件
主な受賞歴はＴｈｅ ＡＬＢ Ｊａｐａｎ Ｌａｗ Ａｗａｒｄｓ ２０１４にて、Ｔｈｅ Ｗａｌｔ Ｄｉｓｎｅｙ Ｃｏｍｐａｎｙの Ｊａｐａｎ Ｌｅｇａｌ部門としてＴＭＴ ｉｎ－Ｈｏｕｓｅ Ｔｅａｍ ｏｆ ｔｈｅ ＹｅａｒとＪａｐａｎ Ｉｎ－Ｈｏｕｓｅ Ｔｅａｍ ｏｆ ｔｈｅ Ｙｅａｒ、Ｔｈｅ Ｌｅｇａｌ ５００ Ａｓｉａ Ｐａｃｉｆｉｃ ２０１２にて、Ｉｎｔｅｌｌｅｃｔｕａｌ ｐｒｏｐｅｒｔｙ分野におけるＬｅａｄｉｎｇ ｉｎｄｉｖｉｄｕａｌｓ。Ｔｈｅ Ｌｅｇａｌ ５００ Ａｓｉａ Ｐａｃｉｆｉｃ ２０１０／２０１１にて、Ｉｎｔｅｌｌｅｃｔｕａｌ ｐｒｏｐｅｒｔｙ分野におけるＬｅａｄｉｎｇ Ｉｎｄｉｖｉｄｕａｌｓなど

【受講料】

１名につき　３２，４００円（税込）
同一のお申込フォームよりお申込の場合、２人目以降 ２７，０００円(税込)