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開催日 |
11:00 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社トリケップス |
キーワード | 電気・電子技術一般 電気化学 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【東京・千代田区】あすか会議室 |
蓄電池やスマートグリッド関連の初学者、若手技術者を対象に、
鉛蓄電池の基本特性と、動作原理を理解し習得します
セミナー講師
福井 正博(ふくい まさひろ)氏 立命館大学 理工学部 電子情報工学科 教授(工学博士)
<経歴>
1983年大阪大学大学院博士前期課程(電子工学専攻)修了。
同年、松下電器産業(株)入社。
1989年〜1991年カリフォルニア大学バークレー校にて客員研究員。
2003年立命館大学理工学部教授。
2004年スーパーヒューマン知能システム研究センター長。
自動配置配線、高位合成、モジュールおよびセル合成等 半導体CADおよびシステムLSI設計手法の研究開発に従事。最近の興味は地球環境に貢献する電子技術、すなわち、低電力設計、 スマートグリッド、数学的システム最適化技術など。
<著書>
「ビジュアルに学ぶディジタル回路設計」(コロナ社/2010,4出版)、「LSIとは何だろうか 半導体のしくみからつくり方まで」(森北出版/2006,11月出版) 。
<専門分野>
集積回路設計技術、ディジタルシステム設計、蓄電池シミュレーション、電池回路 。
<学会>
電子情報通信学会、米国電気電子学会(IEEE)、映像情報メディア学会、日本超音波医学会
セミナー受講料
お1人様受講の場合 46,000円[税別]/1名
1口でお申込の場合 57,000円[税別]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
セミナー趣旨
近年、電気自動車や自然エネルギーの活用などで用いられる蓄積デバイスの重要性が増しており、鉛蓄電池やリチウムイオン蓄電池が注目されている。鉛蓄電池は歴史が古く安価でリサイクルが容易などの理由で広く使われ続けており、特に最近ではアイドリングストップ用などの新用途で需要を伸ばしている。今後の課題としてはリサイクル電池の活用や広SOC領域での活用の要求が増えてくることに伴う劣化や寿命管理であろうと思われる。
本セミナーでは、蓄電池やスマートグリッド関連の初学者、若手技術者を対象に、鉛蓄電池の基本特性と、その動作原理を理解し習得することを目的とする。今後のエネルギーシステムにおいては、リチウムイオン蓄電池との比較あるいは連携も考慮する必要があるため、それらの違いや置き換えの可能性、最適な用途などについても説明する。また、蓄電池劣化に関しても、基本的な、劣化のメカニズムを理解した上で、そのモデル化とシミュレーション方法について紹介する。
セミナープログラム
1 鉛蓄電池の最近の動向と要求事項
1.1 鉛蓄電池の歴史
1.2 用途の変化と最近の動向
2 リチウムイオン蓄電池との違い
2.1 特性と用途の違い
2.2 置き換えと棲み分け
3 動作原理とモデル化
3.1 主反応と副反応
3.2 等価回路モデル
3.3 温度特性
4 劣化のメカニズム
4.1 劣化現象
4.2 硫酸鉛の生成とサルフェーション
4.3 反応距離
4.4 反応ばらつきの影響
5 劣化シミュレーションとモデル化
5.1 粒子径分布の計算
5.2 充放電動作と粒子径分布
6 今後の研究課題