以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
官能評価における脳波計測の基礎:感性の定量評価法による商品開発への利活用事例
人間工学を応用した製品デザインの進め方
官能評価の基礎と高級感の解明・商品開発への活かし方
聴覚・音響心理の基礎から評価技術・サウンドデザインへの応用
自社の強みを活かした開発マーケティング実践講座
“技術者・研究者だからできる”事業に貢献するためのマーケティングの基礎と実践 【オンライン】
エニアグラム心理学を活用した多世代、多様性のチームマネジメント
新事業・新製品開発のための技術マーケティング
認知心理学の基礎と製品デザインやサービスへの活かし方セミナー
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | マーケティング CSM(CS経営) |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【北区】滝野川会館 |
交通 | 【JR】上中里駅 【地下鉄】西ケ原駅 |
★最近の進歩により、「商品が選ばれる」理由や過程が次第に明らかに!
★認知科学・脳科学の基礎知識及び、それを製品開発に応用するにはどうしたら良いのかを、わかりやすく解説します!
【講師】
早稲田大学 理工学術院 教授 PhD 渡邊 克巳 先生
東京大学文学部心理学科卒業、同総合文化研究科修士課程修了後、カリフォルニア工科大学で博士号を取得。アメリカ国立衛生保健研究所、産業技術総合研究所、東京大学先端科学技術研究センター准教授などを経て、現在早稲田大学理工学術院教授。
【セミナーポイント】
製品開発やデザインの分野において、どのようなものが消費者(あるいは開発当事者)に魅力的に思われ、どのような理由でモノ・サービスが選ばれるのかは、その過程が未解明な部分も多く科学的な解明が待たれています。しかし、近年の認知科学・実験心理学・脳科学の分野では、報酬・好み・魅力・欲望などが、人間の認知・行動にどのような影響を与えるのかが、次第に明らかになってきています。
このセミナーでは、 認知科学・脳科学をわかりやすく講義し、基本的な知識を習得してもらうとともに、それらを製品開発やデザインに応用するにはどうしたら良いのかを、基礎的な研究とその応用を紹介することによって理解してもらうことを目指します。
質問も必要に応じて設けますので、個別の案件などにも積極的に対応したいと思います。
○受講対象:
・認知科学・実験心理学・脳科学の初心者~専門家まで
・デザイン、企画、マーケティング、製品開発、技術関係の方
○受講後、習得できること:
・認知科学・脳科学の基礎から最新の知見までの一通りの知識それらを実際の問題に適応する際の実践的ヒントなど
【セミナープログラム】
1. 人間の認知・行動・思考を知ろう:基礎知識の習得
(1) 基礎知識の重要さ
(2) データ駆動型認知と知識起動型認知
(3) 人間の認知・行動は個人の歴史に影響を受ける
(4) 一度きりの判断ではなく一連の認知行動ループを見る
(5) 行動や判断の不確実さ
2. 魅力・報酬の科学的研究の紹介
(1) 欲望・報酬の心理学・脳科学
(2) 単純な行動にも欲望が反映される
(3) 「好き」と「欲しい」は同じか違うか
(4) 好みの形成:人間は何を好きになるのか?
(5) 意識的・無意識的に選ぶとはどういうことか?
3. 基礎的な研究を実際の問題に結びつける
(1) 好感度の測定の難しさとそれを避けるには?
(2) 好みは測定できるか?
4. 質問・総合議論