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★密着性試験や耐摩耗性試験とその進め方
★耐候・防汚性向上のための材料改質
★次世代ディスプレイ,5G/6G,次世代光通信機器,自動車用センサ・カメラなどの市場性
セミナープログラム
【10:00〜11:10】第1部 耐候性ハードコートの技術と市場性
●講師 HAEWON T&D Ltd. 顧問 桐原 修 氏
【講座の趣旨】
ハードコートのなかでも 耐候性や高耐久性を保持するハードコートの需要が増加 している。
その歴史的背景と現状を説明して,今後の開発の課題と可能性を技術と市場の両観点から説明する。
【セミナープログラム】
1.ハードコートとは
1.1 歴史
1.2 用途
1.3 特徴
2.その種類と市場性
2.1 種類
2.2 特性
2.3 市場概況
3.シリコーン系ハードコート
3.1 シリコン系の概要
3.2 特徴
3.3 市場性
4.UV硬化系ハードコート
4.1 UV硬化系の概要
4.2 特徴
4.3 市場性と今後
5.最近の課題とアプローチ
5.1 耐候性・耐久性
5.2 ハイブリッドの拡大
5.3 今後の課題
【質疑応答】
【11:20〜12:10】第2部 フッ素系添加剤によるハードコート剤への防汚性付与
●講師 (株)フロロテクノロジー 代表取締役 伊藤 隆彦 氏
【講座の趣旨】
防汚性を発揮するフッ素系コーティング剤 添加剤についての原理,特性,使用上のノウハウなどをわかりやすく解説いたします。
【セミナープログラム】
1.撥水撥油・フッ素系コーティング剤の基礎知識
1.1 表面張力の基礎
1.2 防汚・指紋低減のメカニズム
2.防汚用フッ素系コーティング剤の種類と特性使用方法
2.1 UVHC添加型
2.2 シランカップリング型
2.2.1 構造と特性
2.2.2 使用方法
2.2.3 性能を引き出すためのコツ
2.2.4 使用実例
2.3 金属反応型
2.3.1 構造と特性
2.3.2 使用方法
2.3.3 性能を引き出すためのコツ
2.3.4 使用実例
3.防汚コーティングの評価方法
3.1 動的接触角測定
3.2 簡易試験法
3.3 耐久性評価方法
3.4 耐久性試験方法とそのコツ
【質疑応答】
【13:00〜13:50】第3部 ポリシルセスキオキサンをベースとした耐傷つき性ハードコート・防曇膜の開発と応用展望
●講師 広島大学大学院先進理工系科学研究科 教授 工学博士 大下 浄治 氏
【講座の趣旨】
有機.無機ハイブリッド材料は,有機物の柔軟性,加工性と無機物の耐久性といった両者の特長を併せ持つ材料として注目されてきた。吸水性防曇材料は,一般に柔らかいものが多く,耐傷つき性が不足しているため,用途に限りがあった。最近,耐傷つき性に優れた材料が開発されているが,ここでは,ポリシルセスキオキサンに親水性機を導入した構造を基本骨格とした耐傷つき性防曇コート膜の開発研究について解説する。
【セミナープログラム】
1.防曇コート膜について
1.1 防曇コート膜の種類とメカニズム
1.2 防曇コート膜の必要性
2.ポリシルセスキオキサン
2.1 基本的な性質
2.2 合成法
2.3 応用
3.親水性ポリシルセスキオキサンをベースとした耐傷つき性防曇コート膜
3.1 アミノ基を親水性基とするもの
3.2 水酸基を親水性基とするもの
3.3 アンモニウム基の導入
3.4 親水性架橋基の導入
3.5 今後の展望
【質疑応答】
【14:00〜14:50】第4部 ゾル−ゲル法によるハードコート,反射防止コートの設計と応用
●講師 (株)KRI スマートマテリアル研究センター エコマテリアル研究室 主席研究員 羽山 秀和 氏
【講座の趣旨】
反射防止コートの種類と原理と設計方法および湿式法としてゾル‐ゲル法による成膜技術について解説します。
また,エクセルを用いて光学干渉による反射スペクトルのシミュレーションを実践します。
【セミナープログラム】
1.反射防止コートの種類
1.1 アンチグレア(AG)
1.2 アンチリフレクション(AR)
1.3 AGとARの併用
1.4 無反射コート(モスアイ構造)
2.反射防止コートの原理と設計方法
2.1 光学干渉による反射防止の原理
2.2 光学干渉による反射防止シミュレーション
2.3 モスアイ構造による反射防止の原理
2.3 モスアイ構造による反射防止シミュレーション
3.反射防止コートの作製技術
3.1 乾式法と湿式法
3.2 ゾル‐ゲル法とは
3.3 ゾル‐ゲル法の応用例
3.4 ゾル‐ゲル法による成膜技術
【質疑応答】
【15:00〜15:50】第5部 UV硬化型ハードコート剤の設計と基材密着性
●講師 荒川化学工業(株) 研究開発本部 機能性コーティング開発部 主査 山下 晃平 氏
【講座の趣旨】
UV硬化性のハードコート剤について,材料の特徴と選択のポイント,コーティング剤として求められる機能性とその設計について解説する。
また,高硬度化に際して問題となり易い密着性の維持・付与について基本的な考え方と対策についても併せて紹介する。
【セミナープログラム】
1.UV硬化システムと構成成分
1.1 熱硬化システムとUV/EB硬化システムの比較
1.2 UV/EB硬化システムの特徴と課題
2.材料設計
2.1 反応性モノマー
(1) 合成方法・特徴
(2) 低PII(皮膚刺激性)化の方法
(3) 機能性付与モノマー
2.2 反応性オリゴマー
(1) 合成方法
(2) 特徴・物性
3.応用展開
3.1 UV硬化型ハードコートに求められる機能
3.2 基材密着性について
(1) 密着性について基本的な考え方
(2) 改善方法
【質疑応答】
【16:00〜17:00】第6部 ハードコートの摩擦摩耗,密着性,耐久・耐候性試験について
●講師 (株)レニアス 開発室 シニアエンジニア 岩井 和史 氏
【セミナープログラム】
1.ハードコートおよび車両用樹脂グレージングの動向
2.ハードコートの耐候性
2.1 耐候性試験の種類
2.2 耐候性試験の評価項目
2.3 耐候性試験の評価実例
3.ハードコートの耐摩耗性
3.1 テーバー摩耗試験
3.2 ワイパー試験
3.3 今後の耐摩耗性試験方法
4.ハードコートの密着性
4.1 密着性の評価方法
4.2 密着性評価における注意事項
4.3 密着性試験の評価実例
5.その他の各種性能評価
5.1 ハードコートの評価に必要な性能評価試験
【質疑応答】
セミナー講師
【第1部】HAEWON T&D Ltd. 顧問 桐原 修 氏
【第2部】(株)フロロテクノロジー 代表取締役 伊藤 隆彦 氏
【第3部】広島大学大学院先進理工系科学研究科 教授 工学博士 大下 浄治 氏
【第4部】(株)KRI スマートマテリアル研究センター エコマテリアル研究室 主席研究員 羽山 秀和 氏
【第5部】荒川化学工業(株) 研究開発本部 機能性コーティング開発部 主査 山下 晃平 氏
【第6部】(株)レニアス 業務本部 開発室 シニアエンジニア 岩井 和史 氏
セミナー受講料
1名につき66 ,000円(消費税込み,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につ60,500円〕
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- 複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
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