二軸押出機スクリューの基本構造と混練事例
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 化学反応・プロセス 機械設計 生産工学 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【江東区】カメリアプラザ(商工情報センター) |
交通 | 【JR・東武】亀戸駅 |
溶融・混練強化に向けたスクリューエレメントや改善例
Fractional Geometry Technology が生み出す特殊混練
講師
(株)STEER JAPAN 事業開発部 取締役 部長 中塚 剛志 氏
受講料
R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
習得できる知識
同方向回転二軸押出機の機能
押出混練技術
趣旨
同方向回転二軸押出機と他混練機の違い、各ゾーンで使用されるエレメントとその効果。溶融・混練性能、高機能コンパウンドの現状問題と特殊エレメントを使用した弊社独自の押出技術、実際の押出例。
※ 講師と同業他社の方はご受講をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
プログラム
Fractional Geometry Technology が生み出す特殊混練
1.OMega(同方向回転二軸押出機)の特徴
1-1.押出機の変遷・・・OMegaと他社機との違い
1-2.噛み合い率と比トルク
1-3.高トルク化の要素①
1-4.高トルク化の要素②
1-5.製造設備
1-6.Do/Di比1.71と1.55の比較・・・自由容積
1-7.Do/Di比1.71のアドバンテージ・・・平均せん断速度
1-8.Do/Di比1.71のアドバンテージ・・・樹脂温度
1-9.クリアランス・・・ピークせん断速度への影響
1-10.スクリューの勘合部とスクリュー間のクリアランス比較
1-11.3角度のスクリュー間のクリアランス・・・OMEGA60の場合
1-12.3角度のスクリュー間のクリアランス・・・角度の違いによるクリアランスの範囲
1-13.スクリュー回転時のピークせん断速度のばらつき
1-14.OMegaの特徴・・・まとめ
2.Fractional Geometry Technology
2-1.Fractional Geometry とは
2-2.フライト溝深さの現状
2-3.フラクショナルロブエレメントの歴史
2-4.乗数によるスクリュー掲載可能領域・・・噛み合い率の影響
2-5.代表的な3条偏心エレメントのデザイン
2-6.代表的な4条偏心エレメントのデザイン
2-7.多条偏心エレメントの種類
2-8.多条偏心エレメントの使用箇所とその効果
2-9.フラクショナルロブデザインの拡張性
2-10.EPZ (EXTRUDER PROCESS ZOON)
2-11.特殊デザインの効果・・・インテークゾーン
2-12.インテークゾーンの課題とシャベルエレメントの効果・・・実証例
2-13.特殊エレメントの効果・・・メルティングゾーン
2-14.従来型ニーディングブロックの作用
2-15.メルティングゾーンの課題
2.16.分散と分配
2-17.押出機内部の動き
2.18.せん断流と伸長流のイメージ
2-19.液・液2成分における臨界キャピラリー数について
2-20.2層流系の材料をモデルとした伸長流動の例
2-21.粘度比における各種流動変化によるアフィン変形の形態
2-22.開放系での伸長の動き
2-23.せん断混練と伸長流混練の比較
2-24.伸長流動の発現方法
2-25.偏心多条エレメントのデザイン
2-26.2条、4条エレメントの可視化映像
2-27.バレル、エレメントの内部圧力分布・・・2条と4条エレメントの比較
2-28.エレメント間の圧力・・・2条と4条エレメントの比較
2-29.スクリュー間のクリアランス・・・OSEとFME
2-30.4条エレメントの径方向の圧力と流速
2-31.2層系材料をモデルにした伸長流動の例
2-32.特殊デザインの効果・・・インテークゾーン
2-33.従来型ニーディングブロックの作用
2-34.従来型ニーディングブロックの分配作用
2-35.ミキシングゾーンの課題
2-36.偏心ローターの種類
2-37.FME(偏心4条ローター)のバレル内の動き
2-38.軸方向の材料の流れイメージ
2-39.DSEエレメント
2-40.OSEエレメント
2-41.各エレメントにおける分散、分配例(PC/ABS)
2-42.従来型エレメントと特殊エレメントの混練方法の違い
2-43.従来型のスクリュー構成からの脱却
2-44.OMegaの特徴まとめ
2-45.アプリケーションの展開例
3.フラクショナルロブエレメントを使用した混練(実証例)
3-1.WPCの熱劣化抑制押出し
3-2.有機繊維の低温混練
3-3.樹脂+パルプ混練における高速領域への展開
3-4.ジュートの熱劣化、繊維破壊抑制押出し
3-5.D-LFT
3-6.OSEエレメントによる残存繊維長の改善
3-7.高輝度顔料の粒径破壊抑制混練
3-8.ポリマーアロイの低温混練
3-9.ポリマーアロイの混練メカニズム
3-10.低温押出における着色性改善
3-11.低温押出における樹脂温度
3-12.低温化による色相領域の拡大
3-13.成形品の色相変化について
3-14.ABSにおけるコンパウンド例
3-15.PA66/添加剤における着色低減例
3-16.伸長流動混練による無機フィラーの分散例
3-17.澱粉の加水分解
3-18.製薬への展開(ホットメルトエクストルーション)
【質疑応答・名刺交換】
キーワード 二軸,押出機,スクリュ,エレメント,溶融,混練,コンパウンド,講習会,セミナー