わかりやすく役に立つ図面の基礎
開催日 |
10:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 新技術開発センター |
キーワード | 機械設計 人財教育・育成 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【千代田区】新技術開発センター |
交通 | 【地下鉄】半蔵門駅・麹町駅 |
図面の描き方の基礎を学びたい方の入門講座
図解力+製図力を鍛え,実務にすぐさま直結!
★ わかったつもりが,現場トラブルを招く! 最新のJIS製図法にもとづく図面の描き方・表し方を学び,正しい知識を得て品質アップ,コストダウンを実現させよう。
講師
株式会社ラブノーツ《Lab Notes》 コンサルタント 竹之内 徹 氏
【講師紹介】
大阪府出身。大学卒業後,写真処理機器メーカーにて写真焼付けプリンター,カラーコピー機の開発に従事。在籍中の1986年に科学技術庁長官賞を受賞。その後,自販機メーカーに転じ,自動販売機や券売機の開発設計。第25回技能グランプリ(機械製図)入賞。荷物運びロボットの製作を通し,技術系の新入社員へ開発・設計に関する講義・指導を行う。
現在はその経験を活かし,機械製図や設計をテーマに企業の人材育成支援を行っている。
受講料
35,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
受講のおすすめ
図面は描き方ひとつで品質の安定性やコストを左右してしまう,重要なものです。また,誰が見ても同じ判断ができるように描くことが絶対条件です。しかし昨今では,CADを使うことが日常化し「製図の基本ルール」を正しく理解していなくても図面が描ける状況にあります。便利になった反面,誤った描き方やいい加減な寸法記入をしたため,加工現場を困らせたり,思わぬ品質クレームやコストアップを招くケースが増えてきています。
このセミナーでは,図面を描く方は勿論,描かずとも読めなくては,仕事にならないという方も含めて,製図に関する正しい理解と知識が得られます。
- 【対象者】
- 実務で図面を描く設計者で経験の浅い方,及びCADオペレータ等。JIS製図の基本作法をきっちり学びたい方。
- また,設計部門に入ったが図面の描き方がよくわからない,基本ルールをきちんと理解しないまま見よう見まねで描いている方。この機会に是非ご受講下さい!
【持ち物】 蛍光ペンまたは赤鉛筆
セミナープログラム
- 1.立体と平面の図解力―設計力のポイントは図解力―
- 1)設計と図面の役割
- 最初に製図の役割,全体像を知る
- 2)実力診断テスト
- ○×クイズによる現状知識の確認
- 3)第三角法と第一角法の理解
- 立体⇔平面の変換とポンチ絵作成練習
- 演習 フリーハンドによる立体図・平面図の作成<図解力の向上>
2.JIS製図の決まりごと―製図の基本を見直そう!―- 1)図面様式と図枠,文字,尺度
- JIS製図の決まりごと
- 2)様々な投影図のテクニック
- JISで定める各種投影図の表し方をおさらい
- 3)ISOに準拠したねじ製図
- 世界基準のねじの表し方を理解
- 4)寸法記入の決まりごと
- さまざまな形状を表す寸法線の使い方
- 5)寸法の配置と普通許容差
- 寸法レイアウトによる累積寸法のばらつき
- 演習 フリーハンドによる断図面の練習<形状を理解し伝える技術を磨く>
- 演習 フリーハンドによる寸法記入の練習<寸法記入パターンの習得>
3.基準を明確にした寸法記入法―設計思考と図面の関係―- 1)JISの定める寸法記入原則
- どこが基準か,どこが機能的に重要か,どの穴と穴が関連するか,
- どの方向から加工するか,その部品の存在する意味を考えて
- 寸法を記入する。
- 2)実例から基準と寸法配列を理解
4.まとめ- 1)実力確認テスト
◎ 質疑応答