塗布による均質薄膜作製の基礎と応用事例【LIVE配信・WEBセミナー】
開催日 | 13:30 ~ 16:30 |
---|---|
主催者 | (株)AndTech (&Tech) |
キーワード | 塗装・コーティング 物理化学 薄膜、表面、界面技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | ※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です |
★2024年5月30日WEBでオンライン開講物質・材料研究機構 荒井 俊人 氏が塗布による均質薄膜作製の基礎と応用事例について解説する講座です
■注目ポイント ★塗膜作製を表面科学・レオロジーなどの観点から捉え、その制御方法の指針について、最近開発されている塗膜形成方法の実例を交えて解説! ★初学者にもわかる基礎から発展的な事例までを含めて紹介!
セミナー講師
物質・材料研究機構 高分子・バイオ材料研究センター/独立研究者 荒井 俊人 氏
セミナー受講料
【1名の場合】38,500円(税込、テキスト費用を含む)2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
セミナー趣旨
溶液を塗布することで基材表面に機能を持たせる方法は塗装など広く用いられています。しかしながら、塗膜製造効率を向上させつつ、塗膜厚みのばらつきや、気泡・しわの形成などの不具合を回避するためには、溶媒の乾燥条件や溶液を構成する材料・配合を適切に選択することが必要です。また温度や湿度など環境の制御も行わなければ、再現性を高めることもできません。こうしたプロセスの多くは経験や、それまでの方法からの類推からパラメータの選択がおこなわれます。本講演では、こうした塗膜作製を表面科学・レオロジーなどの観点から捉え、その制御方法の指針について、最近開発されている塗膜形成方法の実例をまじえて解説します。
■本セミナーの主題および状況★塗布・乾燥工程は幅広く用いられている技術であるにも関わらず、多くの場合、経験に基づく最適化が進められている。★溶液を塗布することで基材表面に機能を持たせる方法は塗装など広く用いられていが、塗膜製造効率を向上させつつ、塗膜厚みのばらつきや、気泡・しわの形成などの不具合を回避するためには、溶媒の乾燥条件や溶液を構成する材料・配合を適切に選択することが必要となる。
■注目ポイント★塗膜作製を表面科学・レオロジーなどの観点から捉え、その制御方法の指針について、最近開発されている塗膜形成方法の実例を交えて解説!★初学者にもわかる基礎から発展的な事例までを含めて紹介!
習得できる知識
塗膜に関する表面・界面の科学やレオロジーの基礎 乾燥制御の方法と影響因子 材料やプロセスの工夫に関する事例
セミナープログラム
1.はじめに 1-1 塗装とその効果 1-2 均一な塗膜形成とその難しさ 1-3 重ね塗りと不具合 1-4 応用例2.塗布の科学 2-1表面の科学 2-1-1 固液界面における濡れと接触角 2-1-2 界面活性剤 2-1-3 塗りにくい表面に塗る 2-2 溶液レオロジー 2-2-1 粘弾性 2-2-2 塗膜の厚さと硬さ 2-2-3 温度-時間換算則 2-2-4 粘弾性評価法の進展3.乾燥の科学 3-1 乾燥制御の一般論 3-1-1 単純溶媒の乾燥 3-1-2 複雑液体の乾燥 3-1-3 定率乾燥と減率乾燥 3-2 乾燥で生じる欠陥と回避の方法 3-2-1 スキン層形成(皮張り) 3-2-2 塗膜形成のトラブル(くぼみ、ピンホール、しわ、色ムラ、気泡など)とその対処4.均一な塗膜を作る技術 4-1 微粒子分散系の例 4-2 有機分子を用いた例 4-3 多層膜への展開5.まとめと展望【質疑応答】