リチウムイオン電池正極塗工の基礎と正極水系塗工の最新動向
開催日 | 13:00 ~ 16:30 |
---|---|
主催者 | 株式会社トリケップス |
キーワード | 電気化学 電気化学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | オンライン |
セミナー講師
鈴木 孝典 氏株式会社スズキ・マテリアル・テクノロジー・アンド・コンサルティング代表取締役社長 技術コンサルタント
セミナー受講料
お1人様受講の場合 51,700円[税込] / 1名1口でお申込の場合 66,000円[税込] / 1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
受講について
- 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
- インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
- 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
セミナー趣旨
昨リチウムイオン電池はその黎明期より正極活物質をフッ素系バインダーと有機溶媒でスラリー化し、これを塗工、乾燥して電極を作ってきた。リチウムイオン電池を知らない人から見たら、「なぜ水を使わず、有機溶媒を使うんだろう?」と考えるかもしれない。当然のことながらこれには深い理由がある。しかし、最近ではこの有機溶媒を出来るだけ使わない方法が求められる事が多くなり、それに併せて、様々な製造方法の提案がされている。正極を水系スラリーで塗工したらどうかという提案もその一つだ。そこで、今回はリチウムイオン電池の製造プロセスで有機溶媒を使ってきた理由、水系への切り替えの可能性とその現実について説明していきたいと考えている。
セミナープログラム
1. リチウムイオン電池の市場
2. リチウムイオン電池の製造方法 2.1 どんな材料を使っているのか 2.2 現行製造プロセス 2.3 NMP使用の問題点 2.4 なぜNMPを使用し続けてきたのか
3. 正極水系塗工 3.1 水系塗工の問題点 3.2 トヨタ自動車の動向から考える事 3.3 バインダーの事情
4. 各種規制との関連状況 4.1 欧州バッテリー規制 4.2 PFAS問題