ポリビニルアルコールの基本構造・物性および各種トラブル対策
開催日 | 12:30 ~ 16:30 |
---|---|
主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂材料 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★多岐にわたるポリビニルアルコールの用途から 各種トラブル要因とその対策まで解説! ~乳化剤・分散剤、バインダー・接着剤、コーティング剤などへの用途展開~ ※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。【アーカイブ配信受講:6/27(木)~7/4(木)】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
三菱ケミカル(株)ポリマーズ研究開発センター アセチル研究開発室小林 亮平 氏【ご専門】ポリビニルアルコールの材料設計、用途開発三菱ケミカル(株)ポリマーズ研究開発センター アセチル研究開発室福田 純己 氏【ご専門】ポリビニルアルコールの材料設計、用途開発
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますことご了承下さい。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
ポリビニルアルコールは水溶性高分子の代表格であり、接着性や分散性に優れるだけでなく、近年は生分解樹脂としても注目されています。ポリビニルアルコールは、その多様な特徴を活かし様々な業界や用途で利用検討がなされていますが、最適な材料設計の検討がなされていない事例を目にすることが多くあります。そこで本講座では、ポリビニルアルコールの基礎と高機能化に関する解説、さらに多岐にわたるポリビニルアルコールの用途やトラブル事例の紹介を通して、ポリビニルアルコールを利用した材料設計についての知識を養うことを目的としております。受講いただいた皆様の問題解決や製品開発の一助となれば幸いです。
受講対象・レベル
・ポリビニルアルコールに対する理解を深めたい方、ポリビニルアルコールを用いた材料開発に従事されている方、初心者から実務者まで幅広く対応いたします。
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
・ポリビニルアルコールの基本物性や物性制御方法が理解できる。・多岐にわたるポリビニルアルコールの用途紹介とトラブル事例を通して、目標物性に対しての設計思想が理解できる。・PVOHを使用した材料設計が習得できる。
セミナープログラム
1.ポリビニルアルコ―ルの基礎 1-1 ポリビニルアルコールとは 1-2 ポリビニルアルコールの製造工程
2.ポリビニルアルコ―ルの構造と物性 2-1 構造と基本物性 2-2 微細構造が与える影響 2-3 溶液、固体、皮膜の物性 2-4 生分解性
3.ポリビニルアルコールの用途 3-1 ポリビニルアルコールの特徴を活かした用途紹介
4.ポリビニルアルコールの高機能化 4-1 特殊変性による機能化 4-2 架橋による耐水化
5.ポリビニルアルコールに関する各種トラブル要因,その対策 5-1 ポリビニルアルコール溶解時のトラブル例 5-2 乳化剤・分散剤への用途展開時のトラブル例 5-3 バインダー・接着剤への用途展開時のトラブル例 5-4 コーティング剤への用途展開時のトラブル例 5-5 溶融成形への用途展開時のトラブル事例 5-6 使用上および保管上の注意点 5-7 化学物質登録状況、衛生性対応は? 5-8 ポリビニルアルコールの生分解性とは? 5-9 ポリビニルアルコールを上手く溶解するには? 5-10 水溶液の発泡を抑えたい 5-11 水溶液保管中の増粘やゲル化を抑えたい 5-12 ポリマーブレンドして使用したい 5-13 アルコールで希釈したい 5-14 曇点の発生とその抑制方法とは? 5-15 ガスバリア性の因子とバリア性向上について 5-16 基材への濡れ性,密着性が悪い時の対応は? 5-17 耐水性不足の際の対策、耐油・耐水性の評価方法は? 5-18 耐水性と防曇性を両立させる方法は? 5-19 塗膜のひび割れ,外観荒れの発生メカニズムとその対策は? 6. 最近の開発事例
キーワード:ポリビニルアルコール,PVA,高分子材料,水溶性高分子,生分解樹脂,WEB,講演