ねじ・ボルトの締結技術の基礎とトラブル対策【LIVE配信・WEBセミナー】

45,100 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 17:00 
締めきりました
主催者 (株)AndTech (&Tech)
キーワード 機械設計   機械材料
開催エリア 全国
開催場所 ※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です

~ねじの機械的性質・適正締付け・ゆるみ・疲労破損等の防止~

★2024年5月15日WEBオンライン開講。【講師:蒼テクノロジー・代表/東京都立大学・システムデザイン学部・客員研究員】 建設機械・産業車両メーカーで構造物の強度評価を担当し、現在も大学で研究を続けている「ねじ」の専門家が基礎から応用までを解説する講座です。

■本講座の注目ポイント ★ねじ技術の起源から、設計技術の基礎について解説します! ★ねじの強度評価、疲労寿命推定法、ゆるみ寿命推定法について解説します!

セミナー講師

蒼テクノロジー  代表/東京都立大学・システムデザイン学部・客員研究員  晴山 蒼一 氏

セミナー受講料

【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

セミナー趣旨

■本セミナーの主題および状況 ねじ・ボルトは自動車、鉄道車両・設備機器、電気機器、一般機械、航空機、プラント、インフラ構造物など、多くの製品で重要な役割を果たしている 。ねじは紀元前6〜4世紀には既に揚水技術や生活の小道具に使用され、 原理への学問的な追究が始まっていた。しかし、このような長い歴史を持つ「ねじ」は機械要素であるにも関わらず、締付け不足、ゆるみ、強度不足などねじトラブルに起因した重大事故が後を絶たない。 ・なぜ、たった1本のねじの破損、ゆるみ事故は重大事故を引き起こすのか? ・なぜ、ねじは高い締付力が必要なのか? ・ねじの破損寿命・ゆるみ寿命はどのように予測するのか? 本講義では、上記のような疑問・課題の解決に向けた「ねじ締結の基礎技術」を解説するとともに、実務で即活用できる強度評価技術(疲労寿命推定法)、ゆるみ寿命推定法などについて解説します。

■本講座の注目ポイント ①ねじ締結技術(トルク法、回転角法、トルク勾配法、張力法締付け) ②ねじのゆるみおよび疲労破損などの防止技術 ③ねじ締結体設計の留意事項 ④ねじに関する実験技術、実験方法

セミナープログラム

1.ねじユーザから見たねじ技術の基礎と課題 1-1 ねじ技術の起源と変遷 1-2 ねじのトラブル・事故、ねじの不具合現象 1-3 ねじ技術の課題

2.ねじの規格 2-1 ねじ規格の生い立ち 2-2 基本規格・関連規格

3.ねじ部品の種類と使い方 3-1 ねじ部品の種類 3-2 ねじの製造(転造と熱処理) 3-3 機械的性質(降伏点、伸び等)、材料・材質、熱処理 3-4 表面処理、メッキ、遅れ破壊(脆性破壊)

4.ねじのせん断破損、静的強度 4-1 静的強度(引張強度、延性破壊など) 4-2 ねじ山のせん断破壊と限界かみあい長さ

5.ねじに加わる外力と内力の関係、内力係数、ねじに加わる負荷の解析法 5-1 ねじ締結体の加わる外力とボルトに発生する内力の関係 5-2 内力係数(内外力比) 5-3 負荷の測定法・解析法

6.疲労破損とその防止法 6-1 ねじの疲労強度の概要 6-2 疲労寿命推定法(疲労限度設計、有限寿命設計)

7. ねじの締付けの基本技術 7-1 ねじの力学(トルク法の原理) 7-2 締付け管理の方法 7-3 トルク法および締付けトルク基準の作成法 7-4 締付け用具 7-5 付け試験

8. 塑性域締付けによる締結信頼性向上 8-1 塑性域締結法の安全性・信頼性と優位性 8-2 回転角法 8-3 トルク勾配法

9.ねじのゆるみとゆるみ防止法 9-1 ゆるみのメカニズムとゆるみ防止の考え方 9-2 ゆるみ止め部品の種類 9-3 ゆるみ試験とゆるみ止め部品の評価 9-4 ゆるみ寿命推定法および残存軸力推定法

10.ねじ締結体設計と設計時の留意事項 10-1 基本的な考え方 10-2 設計事例

【質疑応答】