計測インフォマティクスの基礎とスペクトルデータ解析への応用
開催日 | 13:00 ~ 16:00 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 分析・環境化学 マテリアルズインフォマティクス/ケモインフォマティクス |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。 ※日程が変更になりました 5月27日 → 6月24日(月)
セミナー講師
国立研究開発法人物質・材料研究機構マテリアル基盤研究センター 主任研究員永村 直佳 氏
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
材料分析にあたり、計測データとしてスペクトルが得られる実験手法は、XPS、Raman、FT-IR、STEM-EELS、XRD、と枚挙にいとまがない。マッピング計測やオペランド分析などにより計測データが膨大化する一方、スペクトル解析は前提知識を要し、時間がかかることが多い。労働人口も減少する中で、現状より圧倒的に高効率なデータ解析手法が求められる。近年ではインフォマティクスの知見を導入した分析実験のDX化が提唱されている。 そこで講演者らは、機械学習を活用して、高速かつ属人性が低いスペクトル自動解析Pythonパッケージ”EM Peaks”の開発を進めている。 本セミナーでは、この”EM Peaks”を使ったデータ解析のデモンストレーションを通して、スペクトルのピークフィッティング処理などに機械学習を取り入れることの有用性を実感していただき、取り入れ方についても解説する。受講者が各自持っているデータセットへ適用しやすいように、具体的な応用事例も豊富に紹介する。
セミナープログラム
1. 計測インフォマティクスの基礎 1-1. 計測インフォマティクスとは 1-2. スペクトルデータの機械学習解析~実験家の視点から~ 1-3. “EMPeaks”について
2. データ解析に必要なアルゴリズムとデータ解析環境 2-1. スペクトルデータ解析の現場が抱える課題と理論からの視点 2-2. データ分類と低次元化の有用性 2-3. 非線形最小二乗法と最尤法 2-4. “EMPeaks”のアルゴリズム(EMアルゴリズム) 2-5. “EMPeaks”の利用環境(Python実行環境)
3. スペクトルデータ解析の具体例と実演 3-1. XPS (1) 走査型顕微光電子分光(SPEM) (2) EMPeaksを使用したXPSスペクトルの解析実演 3-2. Raman (1) EMPeaksを使用したRamanスペクトルの解析実演 3-3. RHEED (1) RHEED回折パターンの輝度ヒストグラム解析 (2) リアルタイム解析 3-4. スペクトルデータのクラスタリング
【質疑応答】