グラビア製版・印刷の基礎と応用およびトラブル対策
開催日 | 13:00 ~ 16:30 |
---|---|
主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 印刷技術 高分子・樹脂加工/成形 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
☆軟包装材料(フレキシブルパッケージ)用途を中心に!※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。【アーカイブ配信(期間:6/25~7/2)】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
全国グラビア協同組合連合会 顧問 都築 晋平 氏《専門》 グラビア製版・印刷技術、ラミネート技術、軟包装材料の品質管理《略歴》 1981年4月 千葉大学 工学部 画像工学科 卒業 1981年4月 (株)日商グラビア 入社 営業、製造、品質保証を歴任、現在は新製品や新規設備の立ち上が及び既存のお客様への営業サポートに従事している。 2023年4月 全国グラビア協同組合 顧問《活動・執筆等》 ・全国グラビア協同組合連合会 外国人技能実習制度WG委員、品質判定ガイドライン委員、グラビア印刷技能実習評価試験委員首席試験監督官、 ・一般社団法人日本印刷産業連合会 印刷用語改訂委員、技術委員(グラビア印刷) ・日本印刷産業連合会 2019年度 印刷振興賞 ・印刷雑誌 2018年1月~6月号 グラビア入門連載
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合38,500円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
日常生活の中で、広く使用されている軟包装材料(フレキシブルパッケージ)は、ほとんどの物がグラビア印刷されている。軟包装材料を扱ううえで、グラビア製版・印刷の基本の理論とトラブル対策を知る必要がある。そしてグラビア印刷の技術を理解するには、グラビア製版の工程や使用するフィルム・インキ等の材料を知った上で、グラビア印刷の特徴を理解することが重要である。 そこで本セミナーでは、グラビア印刷機械の構造、見当合せのメカニズム、ドクターブレードが品質に与える影響、色合せの基礎などを知っていただき、グラビア印刷のトラブルの事例から原因と対応についても説明する。そして、印刷後のラミネート、スリッター・製袋等の後加工の軟包装材料(フレキシブルパッケージ)の製造工程と軟包装材料を使用するメーカーでの自動充填について分かり易く解説する。
受講対象・レベル
軟包装材料メーカー、フィルムメーカー、インキ・接着剤メーカー、各種材料や軟包装材料を使用するメーカー及び商社の研究開発・生産製造及び営業に携わる方。(初心者から中級者まで)
習得できる知識
・グラビア製版・印刷の基礎知識・グラビア印刷で発生するトラブルの原因と対応・グラビア印刷で使用するフィルムやインキ・接着剤について基礎知識・ラミネートやスリッター・製袋などの後加工について基礎知識・軟包装材料使用時の充填加工や求められる品質
セミナープログラム
1.グラビア印刷とは 1-1. 印刷方式の種類 1-2. グラビア印刷の歴史 1-3. グラビア印刷の特徴
2.グラビア製版 2-1. グラビア製版工程 2-2. 画像処理 ・軟包装材料のデザイン及び見当逃げなど ・画像処理装置とアプリケーションソフト ・青焼きやカラーカンプ等の機器 2-3. シリンダー(母材)準備 ・材料(アルミ、鉄) ・構造 ・新管と落版(旧落) ・クロム剥離 2-4. 銅めっき工程 ・電解脱脂 ・ニッケルめっき ・銅めっき 2-5. 研磨工程 ・砥石研磨 ・ポリッシュマスター ・バフ研磨 2-6. 製版 ・レーザー焼き付け製版 ・電子彫刻製版 2-7. 校正刷り ・単色校正機(GN型校正機) ・多色校正機(マルチ校正機) 2-8. 校正刷り検査
3.グラビア印刷で使用されるフィルムの基礎 3-1. フィルムの製造方法 3-2. フィルムの種類と特性 3-3. 印刷時に注意する項目
4.グラビアインキの基礎 4-1. グラビアインキの製造方法 4-2. グラビアインキの種類 4-3. グラビアインキの添加剤
5.グラビア印刷技術 5-1. グラビア印刷機械 5-2. テンションコントロール 5-3. 自動見当合せの原理 5-4. ドクターブレードの種類や効果 5-5. インキ循環装置 5-6. 色合せの原理と実際 5-7. カラーマネージメントの概要 5-8. 印刷物の評価
6.グラビア印刷のトラブルと対策 6-1. 版に起因するトラブル(色違い、分色違い、クロム不良、その他) 6-2. グラビア印刷起因のトラブル 6-3. インキ起因するトラブル 6-4. フィルム起因するトラブル
7.その他 7-1. 各種ラミネート ・ドライラミネート ・押出ラミネート 7-2. 後加工 ・スリッター ・製袋 7-3. 充填加工 自動充填機 (横ピロー、縦ピロー、製袋充填機など) 7-4. 軟包装材料(フレキシブルパッケージ)に求められる品質
8.まとめ ・MLCC(積層セラミックコンデンサ)の用途事例 ・今後の展望 ・質疑応答
キーワード:グラビア,グラビヤ,印刷,製版,フィルム,インキ,ラミネート,スリット,講座,研修