はじめての加速試験入門~基礎知識および考え方・進め方とそのポイント~

49,500 円(税込)

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開催日 10:00 ~ 17:00 
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 信頼性工学   ワイブル解析
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

寿命予測や故障メカニズム評価等、加速試験の活用法やその限界・注意点が理解できる! 基本的な体系から実施上の勘所まで、わかりやすく解説します。 

セミナー講師

 D-Tech パートナーズ 代表   原田 文明 先生

■ご略歴1982年 富士ゼロックス入社、信頼性管理部門で開発商品の信頼性管理、信頼性評価及び試験、加速試験法・解析手法、信頼性予測手法開発に従事。設計段階で信頼性予測・技術支援を経て、部品信頼性評価業務を統括。設計・仕入先での信頼性技術指導、試験法・評価法の開発、設計確認方法の開発や海外クライアントとの調整業務および海外生産拠点の品質マネジメントやガバナンス体制の見直しに従事。また、IEC TC56(ディペンダビリティ)委員として各種国際規格の策定とJIS化に参画。FMEA規格の改訂や加速試験、RSSなどのプロジェクトメンバーとして活動。2010年より富士ゼロックスアドバンストテクノロジー(株)で品質保証&安全環境評価部長として品質保証システムおよび安全環境評価業務を統括。2014年に定年退職。同社シニアアドバイザーを経て、2019年よりコンサルタント現、D-Techパートナーズ代表■本テーマ関連のご活動日本信頼性学会、IEC TC56専門委員、JIS制定委員東京都信頼性研究会アドバイザーIEC TC56 専門委員及びWG2(信頼性技法)主査、同規格立案Pチームメンバー

セミナー受講料

1名49,500円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき38,500円*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。お申込みは4営業日前までを推奨します。それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです。(マイクの使用を推奨致しますが、必須ではございません)。→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  市場では、信頼性の高い製品への要求は当たり前で、設計者にはそれを短時間に作り上げることが求められています。信頼性を満足するためには、故障解析など自社のノウハウや、各種の信頼性モデル、市場の情報を活用して設計し、検証することが必要です。  信頼性の故障・不良には時間的な経過をへて発生するという特徴があります。故障・不良を発見するのに多くの時間を要することから、加速試験を活用して信頼性を向上させます。  加速試験は単に試験時間を短くしたり、寿命を正確に予測したりするだけのものではありません。加速試験は故障が発生するメカニズムを評価し、設計に改善を促すことで、信頼性の高い製品開発に繋げるための手法です。  この講座では、技術者・管理者を対象に、基本的な予測モデルやデータ解析方法等をふまえて、いくつかの事例をもとに加速試験のポイントを紹介します。また機器、部品別の加速試験の特徴と実施上の勘どころについて解説します。

受講対象・レベル

・信頼性設計、評価に携わっている開発者、実務者、管理者の方・品質保証にお困りの方 等々

習得できる知識

・信頼性の基礎知識が理解できる・サンプル数や試験規模の決め方を習得できる・ワイブル解析の方法が習得できる・加速試験の狙いと方法が理解できる・加速試験の限界と注意点が理解できる 等

セミナープログラム

1.品質保証と信頼性―信頼性・経時変化をどう捉えれば良いのか― 1-1. 品質保証と信頼性 1-2. 信頼性の基礎概念と信頼性データの特徴 1-3. 信頼性の設計・評価と試験の役割2.信頼性データの解析と試験規模 2-1. 信頼性試験の役割と実施上の注意 2-2. 統計的に必要なサンプル数と試験規模の決め方(演習) 2-3. ワイブル解析で分かること(実習) 2-4. 定型試験/非定型試験の目的とデータの特徴3.加速試験の基本と体系的な理解 3-1. 加速試験の位置づけと狙い 3-2. 定量的な加速試験と加速の条件 3-3. 定性的な加速試験の長所と注意点 3-4. 加速試験のメリットと限界、運営上の注意点4.加速試験の種類と注意点 4-1. 加速試験による信頼性予測の狙い  4-2. 故障を説明するモデルと加速(デバイスの事例を中心に) 4-3. 故障物理モデルと寿命予測への活用(アレニウス、SSモデル他)(演習) 4-4. 加速の条件と加速試験での注意5.加速試験の進め方の実際とコツ 5-1. 機器の加速試験と部品・材料の加速試験の共通点と相違点 5-2. 加速試験の準備と支援情報 5-3. 加速試験結果の活用と実施上のポイント(演習) 5-4. 効率的な改善に生かすためにまとめ<質疑応答>