バイオ医薬品(モノクローナル抗体医薬品)製造における細胞培養/クロマトグラフィー/ろ過工程のスケールアップの基本手順及び実践対応~工程開発のポイント、スケール変更のエンジニアリング、生産性強化・連続生産など最新トレンドも含む~<Zoomによるオンラインセミナー・見逃し配信あり>

36,300 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:00 
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 医薬品技術   生物・細胞技術   化学反応・プロセス
開催エリア 全国
開催場所 会場での講義は行いません。

☆本講座へのご参加で、以下のような知識を身に付けることができます!  1.バイオ/抗体医薬品製造工程の流れとプロセス構築、2.各要素技術のエンジニアリング  3.工程パラメータ、4.生産性強化のアプローチ、5.製造要素技術のトレンド等。 ☆実務課題の解決につながるように、各種ポイントを丁寧に解説します! ☆事前リクエストも承っております。ご要望があれば、遠慮なくお申し付けください。 

セミナー講師

メルク株式会社プロセスソリューションズ事業本部 Global BioPharm CoEプリンシパルコンサルタント化学工学(博士)伊藤隆夫 先生

■経歴 金沢大学自然科学研究科修了。博士(化学工学)。 メルク株式会社では、バイオ医薬品製造の設備エンジニアリングとプロジェクトマネジメントを経験する。その後マニュファクチャリングサイエンス&・テクノロジー部門で工程・プロセス開発、製造手法開発、スケールアップ等に従事。 現在Global BioPharm CoEにおいて、主にアジアを中心に共同研究開発の推進と最新技術導入を牽引している。■専門および得意な分野・研究・バイオ医薬品の工程開発・製造手法開発・スケールアップ・技術コンサルティング■本テーマ関連学協会での活動・化学工学会会員・ISPE国際製薬技術協会会員・PDA製薬学会バイオウイルス委員会委員

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

 モノクローナル抗体に代表されるバイオ医薬品の製造は、上流のバイオリアクター(培養槽)における効率的な目的タンパク質の生産と、下流の不純物を除き純度を高める様々な単離・精製技術で構成される。近年の製造工程は確立されたプラットフォームを適用することで、プロセスのスケールアップの迅速化とコスト低減の両立を図り、多くの成功を収めてきた。 本セミナーでは生産技術のスケールアップにフォーカスし、工程開発でのポイントや具体的なスケール変更のエンジニアリング、更には生産性強化や連続生産など、最新のトレンドも含め工学的な視点から解説する。

■講演中のキーワード・バイオプロセス・スケールアップ・バイオリアクター・クロマトグラフィー・ろ過

習得できる知識

・バイオ医薬品製造工程の流れとプロセス構築の考え方・製造工程における各要素技術のエンジニアリング・スケールアップのための工程パラメーター・生産性強化のアプローチ・製造要素技術のトレンド

セミナープログラム

1.抗体医薬品製造の概要と工程開発の流れ 1.1 抗体医薬品製造アップストリーム 1.2 抗体医薬品製造ダウンストリーム 1.3 抗体生産と精製 1.4 工程開発の流れ 1.5 スケールアップの考え方と進め方 1.6 スケール間の比較と同等性2.培養工程のスケールアップ 2.1 CHO細胞培養とバイオリアクター 2.2 培養制御 2.3 バイオリアクターのスケールアップパラメーター 2.4 培養スケールアップ事例:フェドバッチ培養 2.5 培養スケールアップ事例:パーフュージョン培養 2.6 リアルタイムPATによるモニタリングのスケールアップ3.クロマトグラフィー工程のスケールアップ 3.1 クロマトグラフィーのタイプと特徴 3.2 クロマトグラフィー工程の開発 3.3 クロマトグラフィー工程のスケールアップのルールとパラメーター 3.4 カラムのパッキング 3.5 スケールアップの事例:イオン交換クロマトグラフィー4.ろ過工程のスケールアップ 4.1 ろ過工程のタイプ 4.2 ろ過のスケールアップパラメーター 4.3 サイジング方法 4.4 安全係数 4.5 ろ過事例:バッファろ過 4.6 ろ過事例:清澄ろ過 4.7 ろ過事例:ウイルスろ過のスケールアップ、プレのブレークスルー5.ウイルス安全性 5.1 抗体医薬品のウイルス安全性戦略 5.2 スケールアップによるウイルス検出能とリスク 5.3 クリアランス試験のスケールダウンモデルの構築:クロマトグラフィー、ろ過、不活化6.スケールアップ関連トピック 6.1 バイオ医薬品連続生産 6.2 連続精製のサイクル運転 6.3 連続生産スケールアップのプロセス制御 6.4 バッファ調製 6.5 工程データの収集と可視化7.まとめ8.質疑応答