卑金属のみを用いた固体高分子型水電解用酸素発生電極の開発:第一原理計算と機械学習の観点から
開催日 | 13:30 ~ 16:30 |
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主催者 | シーエムシー・リサーチ |
キーワード | 化学反応・プロセス 電気化学 CAE/シミュレーション |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
セミナー講師
大戸 達彦 氏名古屋大学大学院 工学研究科 材料デザイン工学専攻 計算材料設計講座 准教授
【講師経歴】 2013年4月~2013年5月 JSPS 特別研究員 PD、産業技術総合研究所 2013年6月~2023年2月 大阪大学大学院 基礎工学研究科 助教 2023年3月~ 名古屋大学大学院 工学研究科 准教授
【専門分野】 第一原理計算を主体とした表面・界面科学 特に分子エレクトロニクス・界面分光・不均一触媒
【所属学会】 日本物理学会 日本化学会 日本応用物理学会
セミナー受講料
44,000円(税込)* 資料付*メルマガ登録者 39,600円(税込)*アカデミック価格 26,400円(税込)
★メルマガ会員特典2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ アカデミック価格学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。
受講について
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。 → https://zoom.us/test
- 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
- ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
- 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
■ お申し込み後の流れ
- 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
- 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
- セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
- 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
- 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。
セミナー趣旨
水を電気分解するための触媒としてはPtやIrが適していることが知られているが、その希少性のため、ありふれた元素で代替する必要がある。しかし、無数にある元素の組み合わせの中から適切な触媒を見出すことは困難である。本セミナーでは、多くの元素を含む卑金属合金をベースに高性能な水分解触媒を探索する試みについて、第一原理計算と機械学習の観点を中心に解説する。
受講対象・レベル
・ 元素戦略に興味のある方・ 水電界触媒に興味のある方・ 第一原理計算と機械学習を用いた物質探索に興味のある方
習得できる知識
・「機械学習力場」の概念・作成方法・応用に関する基礎知識・ 水分解触媒開発への第一原理計算の活用方法・ 多数の元素を含む物質を起点とした触媒探索戦略
セミナープログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1. 水電解の背景 1-1. なぜ卑金属搭載固体高分子型水電解か 1-2. 水の電気分解の仕組みと触媒の学術研究動向 1-3. 卑金属と腐食 1-4. 卑金属電極触媒の開発戦略 2. 高エントロピー合金触媒の作製と評価 2-1. 合金の作製 2-2. 電気化学X線測定による評価 2-3. 触媒性能評価 3. 第一原理計算を用いた触媒性能評価 3-1. 密度汎関数法のごく簡単な説明 3-2. 第一原理計算と遷移状態計算 3-3. 遷移状態計算を用いない触媒活性評価 3-4. 酸素発生反応の活性評価方法 4. 機械学習力場を用いた触媒性能評価の加速 4-1. 機械学習力場の必要性 4-2. 機械学習力場概論:カーネル回帰とニューラルネットワーク 4-3. 9元合金の機械学習力場の構築 4-4. 機械学習力場を援用した触媒活性評価 その他:質疑応答