Tダイ成形機の基礎とフィルム成形トラブル対策
開催日 | 12:30 ~ 16:30 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂加工/成形 機械設計 生産工学 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【江東区】江東区産業会館 |
交通 | 【地下鉄】東陽町駅 |
セミナー講師
アクスモールディング(株) 代表取締役社長 横田 新一郎 氏
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
セミナー趣旨
日頃からTダイ成形機をお使いの方も、Tダイ成形機の詳細はご存知でないものの興味がある方など幅広い業界関係者に対し、Tダイ成形機で特徴、使いこなすポイントは何か、について分かりやすく説明します。また、問題・トラブルについて事例を交えて紹介し、その原因から対策について解説します。
受講対象・レベル
・Tダイを用いての製造・開発に携わっている方・特に、若手技術者を中心とした装置・技術・理論の知識習得を希望している方
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
・Tダイの構造、特徴など成形機の仕組みがわかる。・問題・トラブルに対して、対応できる知識が習得できる。・自社に合わせた最適な活用法を習得できる。
セミナープログラム
第1章 Tダイ設計のプロセスと構造1.Tダイの種類とラインナップ 1-1 フィルム用Tダイの特徴 1-2 シート用Tダイの特徴 1-3 多層用Tダイ 1-4 ディッケル付Tダイ 1-5 ラミネート用Tダイ 1-6 キャスティングダイ(塗工ダイ) 1-7 フィッシュテールダイ 1-8 特殊ダイ 1-9 2枚シート金型2.Tダイを設計するためのプロセス3.Tダイのリップ調整ボルトとチョークバーの構造4.チョークバーの役目5.ロールエアギャップとネックインについて6.ヒータ温調の考え方7.Tダイの精度8.硬質クロームメッキによるTダイ先端リップの最小R加工9.芯直度0.001mm以下の高精度芯直度ダイの製作と測定10.Tダイ内部の滞留軽減のための流路形状11.Tダイのリップランドの長さ12.Tダイ内部の面粗度と表面処理13.Tダイの当たり面(取付面)14.樹脂焼けが起こった場合のトラブルと対策15.ダイリップのシャープエッジによる目ヤニ対策16.ダイ内部の固形化防止ためのフィッシュテールダイ設計17.Tダイによるメルトフラクチャ対策18.樹脂漏れ対策とTダイの設計思想19.樹脂の流れが不均一の場合のTダイ修正加工対策
第2章 ディッケル付Tダイの構造1.アウタディッケル2.インナディッケル3.全幅ディッケル4.他社のディッケルダイの比較5.特殊成形 スタンピングモールド法について6.特殊成形 スクリュダイについて
第3章 Tダイを製作する工程1.Tダイの加工材料2.3Dマニホールドの形状からCAM加工まで3.Tダイの研磨加工4.ミガキ工程5.硬質クロームメッキとカニゼンメッキ6.Tダイの修理について
第4章 多層シート・フィルム成形1.共押出の問題点 1-1 合流部での渦 1-2 包み込み現象 1-3 境界面の乱れ2.多層シート・フィルム成形の金型構造 2-1 フィードブロック付Tダイの特徴 ・フィードブロック方式の利点、欠点 ・フィードブロックの種類 2-2 マルチマニホールドダイの特徴 ・マルチマニホールドダイ方式の利点、欠点 ・並列配置のマルチマニホールドTダイ ・他社の参照図面にて多層ダイを比較する3.超多層成形4.最新の多層金型事例5.金型製作メーカの選定6.将来の多層シート例
第5章 Tダイの3次元解析1.3次元CADデータによるTダイ内部の解析事例2.3次元解析の事例 2-1 マニホールドが分岐する部分 2-2 マニホールドからスリットに入る部分 2-3 マニホールドのサイド部 2-4 チョークバーの種類の比較 2-5 チョークバー締めた時の比較 2-6 リップの締めた時3.3次元の多層解析モデル
第6章 Tダイの2.5次元解析
第7章 自動リップ式Tダイ
【質疑応答】
キーワード:Tダイ,ダイコーティング,塗布,フィルム,シート,セミナー