PK/PD解析 入門講座-ファーマコキネティクス/ファーマコダイナミクス-<データのとり方、薬効と血中濃度の関連付けの理解>
開催日 | 10:30 ~ 16:30 |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 医薬品技術 CAE/シミュレーション 分析・環境化学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | オンライン配信セミナー |
~PK/PD解析の基本的なモデルから複雑なモデルまで紹介~ 一番よく目にする「受容体占有率」とは何なのか、受容体占有率の考えを理解すると、複雑なPK/PD解析も理解しやすくなります。
PK/PD解析を行うには、 モデリング&シミュレーション(M&S)の高度な知識・技術が必要で、 何をしてよいかわからないという意見も耳にします。 ↓ まずは、受容体占有率から始めてみましょう !※演習では複雑なものは扱わず、簡単な受容体占有率に関連付けた演習を行います。 ■いくつかの解析事例の紹介 ~睡眠導入剤、抗がん剤、SGLT阻害剤~ ■創薬段階での目標臨床有効濃度の予測
セミナー講師
薬物動態塾 / 武蔵野大学 客員教授 加藤 基浩 氏 (元・中外製薬)略歴1987年 中外製薬入社 非臨床薬物動態部門配属1995-1997年 東京大学製剤学教室研究生1999年 薬学博士取得2019年 中外製薬退職2005年 日本薬物動態学会奨励賞受賞2019年 日本薬物動態学会創薬貢献・北川賞受賞2020年11月 武蔵野大学 客員教授
専門/主な業務薬物動態全般、薬物速度論、薬物間相互作用、ヒトクリアランス予測、PK/PD解析バイオ医薬品の薬物動態薬物動態塾 / 武蔵野大学 客員教授 加藤 基浩 氏 (元・中外製薬)
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)
【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】 1名申込みの場合:受講料( 定価:41,800円/E-Mail案内登録価格 39,820円 )※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。
<過去シリーズ受講割> 過去に、同一セミナーを受講された方の特別割引を実施いたします。※本割引は、各種割引との併用は不可となります(E-Mail案内登録価格との併用不可となるためご注意ください)。⇒ 復習受講割(1名) 1日あたり定価:11,000円(本体10,000円+税)過去に同一セミナーを受講されている方は上記価格にて受講可能です。お申込みの際、備考欄に【復習受講割】と受講されたセミナー名を必ずご記載ください。<対象セミナー>【2023年:PK/PD解析】
受講、配布資料などについて
Zoom配信の受講方法・接続確認
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
- 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー中、講師へのご質問が可能です。
- 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。≫ テストミーティングはこちら
配布資料①製本テキスト:開催日の4,5日前に郵送にて発送予定 ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。 ※開催日の4~5日前に発送します。 開催前日の営業日の夕方までに届かない場合はお知らせください。 ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、 開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。 ⇒Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。印刷物は後日お手元に届くことになります。
②当日演習用Excel資料:E-Mailで送付いたします。その他※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
セミナー趣旨
薬物の薬効・毒性と薬物動態を関連付けて考えることは、創薬から臨床での治療までのいずれの段階においても重要です。薬物の作用の種類により、血漿中濃度と比例して効果が変動するもの、薬効が発現するまで時間がかかるもの、血漿中から薬物がなくなっても効果が残るもの、色々な作用の薬物があります。これらの違いを知って、より効果的に治療するにはどうすればよいか、ファーマコキネティクス/ファーマコダイナミクス(PK/PD)解析が手助けしてくれます。このPK/PDという言葉は、最初に臨床第1相試験のガイドライン・ガイダンスで目にするかと思います。一番よく目にする受容体占有率とは何なのか、受容体占有率の考えを理解すると、複雑なPK/PD解析も理解しやすくなります。PK/PD解析を経験したことがある人は少ないと思います。PK/PD解析を行うには、モデリング&シミュレーション(M&S)の高度な知識・技術が必要で、何をしてよいかわからないという意見も耳にします。まずは、受容体占有率から始めてはどうでしょうか。本セミナーでは、基本的に初級、初中級の方を中心に行いますが、PK/PD解析の基本的なモデルから複雑なモデルまで紹介するため、後半の一部は難しく感じるかもしれません。演習では複雑なものは扱わず、簡単な受容体占有率に関連付けた演習を行います。例えば、臨床初回投与量の予測、1日1回と2回投与での投与量の予測、1回にするための半減期の予測等、1-コンパートメントモデルの知識があれば計算できる演習です。
受講対象・レベル
~本セミナーは「初級、初中級、中級向き」~下記一覧※の【レベル2~4】となります。
※<本セミナーシリーズのレベル感の目安>【 レベル1】初心者 新入社員、若手、他部門からの異動 ※ほぼ未経験者の方 【レベル2】初 級 ・新入社員(薬学系)・若手(数年会社での業務経験あり)、・他部門からの異動者(薬物動態データとアクセスあり) ※パラメータに多少馴染んでいる方 【レベル3】初中級 解析業務経験あり ※業務経験が実際にあり動かしている方 【レベル4】中 級 簡単なモデリング&シミュレーション経験がある方 【レベル5】中上級 コンパートメントモデル、生理学薬物速度論モデル経験者
セミナープログラム
初級、初中級、中級向き※コンパートメントモデル解析、モーメント解析の基本的な知識が必要です。1. 医薬品の開発とPK/PD解析2. ヒト関連ガイドライン ・日米欧の初回投与量の推定のガイドライン、ICH-M3、マイクロドーズ臨床試験3. PK/PD解析(講義と演習) (1) 薬物のターゲットに対する作用 ・標的タンパクへの結合、受容体占有率、阻害率 (2) PK/PD解析に用いるモデル ・PDモデル ・線形モデル、対数線形モデル、最大効果(Emax)モデル、シグモイドEmaxモデル ・PK/PDモデル ・直接反応モデル ・薬効コンパートメントモデル ・間接反応モデル4. 解析例 (1)いくつかの解析事例の紹介 ・睡眠導入剤 ・抗がん剤 ・SGLT阻害剤5. 創薬段階での目標臨床有効濃度の予測 ・承認薬のIn vitro薬効データと臨床用量での血漿中濃度との関係 (日本薬物動態学会第34回年会発表)6. 質疑応答