PFASにおける国内外の動向と対策技術および対応事例

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:30 
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 化学技術一般   安全規格   環境規格
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

★PFASの毒性や汚染状況から国内外の規制動向、企業のPFOS/PFOAを含む           廃棄物処理の事例について、3名の講師が解説いたします!※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

セミナー講師

【第1部】群馬大学大学院医学系研究科 応用生理学分野 教授 医学博士鯉淵 典之 氏<専門>環境生理学,内分泌代謝学,毒性学<略歴>1985年 群馬大学医学部医学科卒業1989年 群馬大学医学系研究科博士課程修了(内分泌研究所生理学講座,医博)    米国ロックフェラー大学博士研究員(Department of Neurobiology and Behavior)1990年12月 獨協医科大学助手(生理学)、以降講師から助教授1996年7月 ハーバード大学医学部客員助教授2001年4月 群馬大学医学部生理学第一講座教授2003年4月 群馬大学大学院医学系研究科医科学専攻        器官機能学分野 教授(大学機構改組による配置替え)2008年4月 同 応用生理学分野 教授(分野名改称による)現在に至る-------------------------------------------------------------------------------------------【第2部】京都大学 経済研究所先端政策分析研究センター 特定准教授 修士(工学)廣木 雅史 氏<専門>環境政策<略歴>1988年東京工業大学大学院社会工学専攻修士課程修了、同年環境庁(当時)入庁。環境省水・大気環境局総務課長、独立行政法人環境再生保全機構理事、東北大学公共政策大学院教授等を経て、2022年8月より現職。専門は環境政策、環境社会システム。-------------------------------------------------------------------------------------------【第3部】株式会社クレハ環境 ウェステック事業部 ウェステック企画部執行役員 副事業部長大岡 幸裕 氏

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

【第1部】PFAS(Perfluoroalkyl and Polyfluoroalkyl Substances)は、フッ素化アルキル(すべて、または一部がフッ素化されているアルキル基)を持つ化合物の総称である。代表的化合物にはペルフルオロオクタンスルホン酸(Perfluorooctane Sulfonic acid, PFOS)やペルフルオロオクタン酸(Perfluorooctanoic acid, PFOA)がある。これらの化合物は熱・化学的に安定で、また撥水・撥油性の両者を有することから、コーティング剤、消火剤など多くの用途で使用されてきた。しかし、体内への蓄積性と種々の毒性が明らかとなり、2000年代初頭には多くの国で製造・輸入が原則禁止された。我が国では2010年に原則製造・輸入が禁止されたものの、基地周辺を中心に水系の汚染が問題になり、米国で提唱された健康リスクが生じる血中濃度(20 ng/mL)をはるかに超える曝露を受けている例も散見されるようになった。そのため各省庁で対策会議等が本格化したところである。毒性に関しては、 肝毒性、免疫毒性、腎毒性に加え、近年、発達神経毒性が大きな問題となっている。胎盤や乳汁を介した曝露により、種々の異常の可能性が危惧されているが、作用機構は明らかではない。マウスを用いた我々の研究結果では授乳期の母体への曝露により、成熟後の仔の認知・記憶の低下や、協調運動(バランスを取る能力)及び運動学習(運動を覚えてできるようになる。ヒトだと自転車に乗れるようになる)の低下が確認された。また、脳発達に重要な甲状腺ホルモンの作用が影響を受けている可能性も考えられた。本セミナーでは、現在わかっている我が国の汚染状況、及びPFASの毒性を総括し、我々の研究データを紹介し今後の対策の展望について考察したい。【第2部】近年有機フッ素化合物(PFAS)による汚染の報道や規制強化の動きが顕著になっていることを踏まえ、本セミナーでは、このような動きの背景について解説していく。具体的には、最初に化学物質に対する規制がどのように進んできたかについて解説した上で、近年の国内外における化学物質規制の考え方を説明する。その上で、PFASがどのような観点から規制の対象となりつつあるかについて国際的動向を中心に述べ、最後に日本においてPFASに関しどのように対応しようとしているのかについて解説する。【第3部】当社は創業以来、化学品製造業等から排出されるハロゲン等を含む燃焼負荷の高い廃棄物処理を行ってきており、POPs条約における規制物質を無害化する処理技術の検討に取り組んできた。本セミナーでは、フッ素系POPsであるPFOS/PFOA廃棄物について、国内の処理体制が整備されてきた経緯の説明と、当社が事業展開している焼却炉を用いた処理スキームを紹介する。

受講対象・レベル

【第1部】・有機フッ素化合物を使用されている事業者の責任者の方・化学品の研究開発に携わっている方、化学物質管理に携わっている方、 サステナビリティ推進部署の方・製造業又は商社の環境担当者、取引先窓口担当者、渉外担当者・消費財、材料メーカーの開発に携わる方、品質保証担当の方【第2部】・PFASの規制動向に関心をお持ちの方・化学物質の管理に何らかの形で携わっている方【第3部】・各事業所様で産業廃棄物関連をご担当されている方・PFOS/PFOAに汚染した廃棄物にお困りの方。

必要な予備知識

特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。

習得できる知識

【第1部】・PFASの国内の汚染状況について最新の知識が得られる。・PFASの毒性についての情報が得られる。【第2部】・化学物質に対する規制の経緯と近年の動向・PFAS規制に関する国内外の動向【第3部】・フッ素系POPsである、PFOS/PFOAを含有する廃棄物の実処理の事例をご紹介いたします。・弊社の実例を通して、現在の国内におけるPFOS/PFOA廃棄物の処理体制の構築に至った背景等がご理解いただけると思います。

セミナープログラム

【第1部】 13:00~14:00「我が国におけるPFASの環境汚染状況とPFAS毒性の基礎知識」群馬大学大学院医学系研究科 応用生理学分野 教授 医学博士鯉淵 典之 氏

<プログラム>1.PFASに関する基礎知識 1-1. PFASの化学構造 1-2. PFASの用途と規制 1-3. 我が国における汚染状況 1-4. PFASの生体への影響 1-5. 汚染対策の現状

2.PFAS研究の最前線 2-1. 記憶障害 2-2. 運動機能障害 2-3. 甲状腺ホルモン作用の撹乱 2-4. 今後のPFAS毒性解明に向けての課題

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【第2部】 14:15~15:15「PFASに関する国内外の政策的動向について」京都大学 経済研究所先端政策分析研究センター 特定准教授 修士(工学)廣木 雅史 氏

<プログラム>1.化学物質に関する規制(環境安全管理)の進展 1-1. 化学物質によって懸念されるリスクと法規制 1-2. 日本における化学物質の規制経緯 1-3. 化学物質規制に関する国際的な動向

2. PFASの環境安全管理をめぐる国際的な動向 2-1. PFASの性質について 2-2. ストックホルム条約(POPs条約)における対応 2-3. 飲料水についての対応 2-4. 欧州REACH規制における動向

3. 日本におけるPFASの環境安全管理をめぐる動向 3-1. PFOS/PFOA等に関する日本の対応 3-2. PFOS/PFOA等の国内での検出状況 3-3. PFASに対する総合戦略検討専門家会議における検討と今後の対応

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【第3部】 15:30~16:30「PFOS、PFOA含有廃棄物の処理とPOPs系難処理物に関する取り組み」株式会社クレハ環境 ウェステック事業部 ウェステック企画部 執行役員 副事業部長大岡 幸裕 氏

<プログラム>1.会社概要 1-1. クレハグループの主な事業・製品サービス 1-2. 会社概要と沿革 1-3. 廃棄物処理事業(ウェステックいわき) 1-4. 廃棄物処理事業(ウェステックかながわ)

2.PFOS、PFOA焼却処理までの経緯 2-1. 1100℃でのPFOS無害化実証試験 2-2. 850℃でのPFOS無害化実証試験 2-3. 850~1100℃でのPFOA無害化実証試験 2-4. PFOSおよびPFOA含有廃棄物の技術的留意事項

3.PFOS、PFOA含有廃棄物の処理状況 3-1. 受入・保管方法 3-2. 処理方法(ロータリーキルン炉) 3-3. 処理方法(キルンストーカ炉) 3-4. 処理期間中の維持管理分析 3-5. 処理実績

4.他のPOPs含有廃棄物への取り組み 4-1. 低濃度PCB廃棄物の処理 4-2. POPs廃農薬の処理 4-3. その他POPs含有廃棄物

スケジュール:【第1部】13:00~14:00   休憩(15分)【第2部】14:15~15:15   休憩(15分)【第3部】15:30~16:30

キーワード:PFAS,PFOA,PFOS,POPs条約,化学物質規制,廃棄物処理,講演,セミナー,研修