セラミックス材料の成形・焼結プロセスの基礎と機械・機能性向上のための微構造制御

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 無機材料   ナノ構造化学   電気化学
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

★セラミックスの焼結後の微構造を制御するためにスラリー作製から成形  および焼結に至る各プロセスにおける制御因子に関して実例を交えて説明します!※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。【アーカイブ配信:5/29~6/5(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。

セミナー講師

国立研究開発法人 物質・材料研究機構電子・光機能材料研究センター 高機能光学セラミックスグループグループリーダー 博士(工学)鈴木 達 氏【ご専門】粉体プロセス、磁場プロセス日本セラミックス協会 フェロー粉体工学会 評議員日本磁気科学会 理事The American Ceramic Society, Fellow

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 バルクセラミックスでの機能発現や機能向上、また機械特性の向上には、各々の特性に合わせた微構造の作り込みが必要となり、金属材料と異なりバルク化後に塑性加工などの出来ないセラミックスにおいては、焼結後の微構造がその特性を決定づける。 この微構造を制御するためには焼結方法・条件が重要となり、またその焼結を効果的に行うためには焼結前の成形手法やその条件の最適化が必要となり、さらにはその成形過程での粒子の堆積を制御するためにはスラリー中での粒子の分散制御が必須となる。 そこで本講義においては、最終的な焼結後の微構造を制御するために上流のプロセスとなるスラリー作製の元となる微粒子分散から成形および焼結に至る各プロセスにおける制御因子に関して概説する。 さらに、実際の微構造制御について超塑性から電池正極、イオン導電性セラミックス、透光性セラミックス等を例として紹介する。

受講対象・レベル

セラミックス製造業務にたずさわって2~3年の若手技術者、セラミックス創製に関する方

必要な予備知識

特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。

習得できる知識

バルクセラミックスの作製において、特にスラリーなどの湿式プロセスを用いる場合のスラリー作製のための考え方、成型方法、焼結方法に関しての知識を得ることができる。

セミナープログラム

1. セラミックス成形プロセスの基礎と実際   1-1. スラリー中での微粒子分散・凝集(コロイドプロセスの利用)   1-2. スラリーを用いたセラミックスの成形   1-3. 電場を利用したスラリーの成形   1-4. 磁場を利用したスラリーの成形(結晶方位制御)

2. 焼結プロセスの基礎と実際   2-1. 焼結の基礎   2-2. 各種焼結手法の紹介   2-3. 焼結の実例      (1)炭化ケイ素のミリ波焼結(粒子表面修飾の利用)      (2)無助剤での炭化ケイ素の緻密化(コロイドプロセスとSPSの利用)

3. 機能向上のための微構造制御成形プロセスと実例   3-1. 超塑性セラミックスの作製事例      (1)アルミナ基セラミックス      (2)ジルコニアセラミックス      (3)高速超塑性セラミックス   3-2. 透光性セラミックスの作製事例      (1)酸窒化アルミニウム      (2)アルミナ(サファイア)      (3)窒化アルミニウム   3-3. リチウム二次電池電極の微構造制御(LiCoO2正極の焼結)   3-4. イオン伝導体の結晶配向と伝導特性   3-5. 細孔構造制御セラミックスの作製   3-6. 異方性セラミックスの多軸配向制御

【質疑応答】

キーワード:セラミックス,焼結,スラリー,成形,制御,分散,粒子,粉体,セミナー,講演,研修