「カーボン・クレジット」の創出、活用、取引の各段階における法的留意点
開催日 |
13:30 ~ 15:30 締めきりました |
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主催者 | JPI (日本計画研究所) |
キーワード | 地球温暖化対策技術 企業法務 政策・行政 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【港区】JPIカンファレンススクエア |
交通 | 【地下鉄】広尾駅 |
カーボン・クレジット取引/排出量取引を専門とする弁護士が解りやすく詳説
セミナー講師
森・濱田松本法律事務所ニューヨーク州弁護士シニア・アソシエイト・弁護士鮫島 裕貴 氏<略歴>•2013年 東京大学法学部卒業•2015年 弁護士登録•2016年 森・濱田松本法律事務所入所•2019年 みずほ証券株式会社グローバル投資銀行部門プロダクツ本部に出向(~2020年)•2022年カリフォルニア大学バークレー校ロースクールを修了(LL.M., Business Law Certificate、Certificate of Specialization in Energy & Clean Technology Law)•2022年 森・濱田松本法律事務所シンガポールオフィスにて執務(~2023年)•2023年 ニューヨーク州弁護士登録
非化石証書を利用した環境価値取引やカーボン・クレジット取引/排出量取引に関して、プロジェクトのフィージビリティ調査、新たな制度の創設に向けた支援、証書・クレジットの組成、取引、活用に関する法的助言など、国内外を問わず、様々なフェーズにおいての法的アドバイスを提供している。また、プロジェクトファイナンスをはじめとした複雑なファイナンス取引や太陽光などの非化石電源を中心とした各種発電所の開発・売買案件も多数取り扱っており、コーポレートPPAをはじめとした電力ビジネスにも精通している。
著書:『FinTechの法律』(日経BP社、2017年共著)、『合同会社のメリット・デメリット』(企業会計、2019年)、『インフラ投資』(日経BP社、2019年共著)、『環境価値取引の法務と実務』(エネルギーフォーラム、2023年11月出版共著)
第二東京弁護士会ニューヨーク州弁護士会
セミナー受講料
1名:33,740円(税込)2名以降:28,740円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合) ご請求書は電子データ(PDF)にてお送りいたします。jpi.md@jpi.co.jp から届くメールを必ずご確認ください。
セミナー趣旨
2022年から2023年にかけて、日本国内においては東京証券取引所のカーボン・クレジット市場をはじめとしたカーボン・クレジットの市場が相次いで創設され、また、J-クレジットの創出量も年々増加傾向にあります。加えて、2024年からはCORSIAが本格稼働するなど、クレジットの需要喚起につながる動きも各所で見られます。そこで、本セミナーでは、カーボン・クレジット取引/排出量取引を専門とする弁護士が、「カーボン・クレジット」なる無形の財について、その何たるかを基礎から丁寧に解説するとともに、創出、活用、取引の各段階においてカーボン・クレジットがどのように取り扱われるかを法的な留意点とともに詳説いたします。
セミナープログラム
1. はじめに2. カーボン・クレジットの基礎 (1)GHG削減に向けた政策的手法 (2)カーボン・クレジットと排出量取引の関係性 (3)カーボン・クレジットの分類3. カーボン・クレジットの創出4. カーボン・クレジットの活用 (1)温対法・省エネ法 (2)GX-ETSにおける活用 (3)国際的なイニシアティブにおける活用 (4)その他の活用方法(任意のオフセット)5. カーボン・クレジットの取引 (1)市場取引 (2)相対取引 (3)取引に当たっての法的問題6. 近時の最新動向 (1)クレジットの質を巡る議論 (2)CORSIAの本格稼働 (3)その他7. 関連質疑応答8. 名刺・情報交換会~ 法律事務所ご所属の方の聴講はご遠慮願います~