アルカリ水電解技術の基礎と開発動向・展望
開催日 | 13:00 ~ 17:00 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 地球温暖化対策技術 電気化学 化学反応・プロセス |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★2050年カーボンニュートラルの実現へ向けて注目されている「水素」のさまざまな製造法から、水電解の原理などをわかりやすく解説!★特にアルカリ水電解に必要な各要素技術の開発状況や課題、国内外の動向について紹介します!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
セミナー講師
鳥取大学 工学部 准教授 博士(理学) 辻 悦司 氏【ご専門】電気化学、光電気化学、触媒化学【ご学歴】2011年3月 大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程物質創成専攻 修了 博士(理学)【ご職歴】2008年4月 日本学術振興会 特別研究員(DC1)2011年4月 北海道大学大学院工学研究院物質化学部門 助教2015年10月 鳥取大学工学部化学バイオ系学科 講師2018年12月 鳥取大学工学部化学バイオ系学科 准教授現在に至る【受賞歴】2016年3月 電気化学会 進歩賞(佐野賞)2019年3月 電気化学会 論文賞2022年3月 中国電力技術研究財団 研究奨励賞
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
2050年カーボンニュートラルの実現へ向けて「水素」が注目されている。 しかし、現状、水素のほとんどは天然ガスや褐炭などの化石資源から製造されており、製造過程で二酸化炭素を排出している。一方、風力や太陽光などの再生可能エネルギー由来の電気を用いた水電解はカーボンフリーな水素製造技術であり、中でもアルカリ水電解は20世紀初頭から工業的に稼働している。 本講演では、始めに水素が注目される理由や水素のさまざまな製造法について解説する。本題である水電解については、原理や基礎的な熱力学、電気化学をわかりやすく解説し、これらを理解したうえで特にアルカリ水電解に必要な各要素技術の開発状況や課題、国内外の動向ついて紹介する。要素技術の中でも重要となるアノードにフォーカスし、遷移元素から成る複合酸化物およびその超微粒子化触媒の開発動向など、最近の講演者の研究内容も示しながら紹介する。<特典>◆受講者限定で見逃し配信(1週間:何度でも視聴可)を予定しております。
受講対象・レベル
・水素関連事業に興味のある方・水電解によるグリーン水素生成に興味のある方・水電解における要素技術、特に電極材料(触媒)に興味のある方・無機セラミックス材料に興味のある方・熱力学、電気化学を中心に基礎的なところを勉強したい方
必要な予備知識
この分野に興味のある方なら特に予備知識は必要ないが、高校卒業レベルの化学の知識を有していることが望ましい。
習得できる知識
・水素製造法に関する基礎知識・水電解に関する基礎知識・水電解に関する国内外の開発動向と課題・水電解用アノードの開発課題と最新動向・水電解を例に熱力学、電気化学の基礎知識
セミナープログラム
1. 水素社会の実現に向けて 1-1. なぜ「水素」なのか 1-2. 水素の利用 (1)エネルギー源および化学原料としての水素 (2)エネルギー貯蔵技術としての電池との比較 (3)今後の水素市場 1-3. 水素の製造方法 (1)水電解 (2)化石資源からの製造 (3)工業プロセスからの副生 (4)バイオマスからの製造 (5)光水分解
2. 水電解 2-1. 原理 (1)水分解の熱力学 (2)水電解の電気化学 (3)電解電圧の理想と現実(過電圧について) (4)効率 (5)性能向上に向けて 2-2. 水電解の種類と特徴 (1)アルカリ水電解 (2)固体高分子形水電解 (3)高温水蒸気電解 2-3. アルカリ水電解 (1)アルカリ水電解の歴史 (2)国内の動向 (3)国外の動向(欧州を中心に) (4)各要素技術の概略 (5)実用化に向けた課題(コストを中心に) (6)アルカリ水電解アノードの開発
【質疑応答】
キーワード:水電解,水素,再生可能エネルギー,アルカリ水電解,触媒,セミナー,講演,研修