皆さんの地域では、“aging in place”実現できていますか?

16,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 17:00 
締めきりました
主催者 株式会社 新社会システム総合研究所
キーワード 医療・介護マネジメント   政策・行政   事業戦略
開催エリア 東京都
開催場所 【港区】AP浜松町
交通 【JR・モノレール】浜松町駅 【地下鉄】大門駅・芝公園駅

〜入退院支援の時代から、日常療養期(外来)に行う在宅療養支援へ進化させよう〜 

セミナー講師

在宅ケア移行支援研究所宇都宮宏子オフィス 代表宇都宮 宏子(うつのみや ひろこ) 氏

1959年 福井出身。1980年 京都大学医療技術短期大学部 看護学科卒業。医療機関で看護師として勤務、病院からの訪問看護経験し在宅ケアの世界に入る。1992年 京都の訪問看護ステーションで勤務、介護保険制度創設時、ケアマネジャー・在宅サービスの管理・指導の立場で働きながら、病院から在宅に向けた専門的な介入の必要性を感じ、2002年 京大病院地域ネットワーク医療部で活動、退院支援3段階プロセスを開発。 2012年 起業独立。病院の在宅移行支援、地域の医療介護連携、在宅医療・看取り・ACP等。講演、研修 アドバイザー・コンサルテーション活動。

【その他の公的活動】・京都大学医学部人間健康科学学科非常勤講師・聖路加国際大学臨床教授・京都府看護協会(在宅ケア推進委員、在宅移行推進事業委員、退院支援・看取り支援人材研修委員等)・東京都看護協会(入退院時連携強化研修実行委員長)・奈良県面倒見のいい病院評価指標作成委員・奈良県立医科大学在宅特別教育プログラム委員・聖路加国際大学教育センター「退院調整看護師養成プログラムと活動支援」企画メンバー・京都ACP看護研究会共同代表・日本ホスピス・在宅ケア研究会理事・日本在宅医療連合学会評議員

【賞罰】〇京都府知事看護功労賞(2014年)〇佐川看護特別賞(2014年)〇厚生労働大臣賞 優良看護職員(2017年)

【主な書籍】・認知症と医療“ACP〜人生の最終章の生き方を考え、話し合う〜”頸草書房2018.12・在宅医療カレッジⅢ部“退院支援のあり方を考える”医学書院2018.12・入退院支援パーフェクトガイド ナーシングビジネス増刊号 メディカ出版2019.2・スペシャリストが教える認知症を合併している患者の診かた、関わり方(株)新興医学出版社 共著2021.8・地域・在宅看護論 共著3章1(意思決定支援)、5章1(移行支援) 医歯薬出版2021.12

セミナー受講料

1名につき 16,500円(税込)

受講について

事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。可能な限り講義に盛り込んでいただきますのでお申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。■ライブ配信について<1>Zoomにてライブ配信致します。<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。■アーカイブ配信について<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、   視聴用URLをお送り致します。<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は 追加料金5,500円(税込)で承ります。 ご希望の場合は備考欄に「アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

セミナー趣旨

皆さんの地域では、病気や加齢に伴う暮らしづらさがあっても、望む場所で暮らし続けることはできますか?そして、望む暮らしの場で、人生の幕引きの時まで、穏やかに過ごす事、叶えられていますか?我が国が進めてきた「地域包括ケアシステム」は、こんな風景を日本のあちこちで当たり前にすることです。人生の旅路が豊かにあるためには、4つの場面の「分岐点」における医療介護連携・ケア移行の質が重要になります。4つの場面、退院支援・日常の療養支援・急変時対応・看取り期。入院医療・外来通院・救急現場で、病院医療者ができることは何でしょうか?地域で暮らしている「当事者(患者)」になる前や、当事者として、医療につながり、外来通院している時期に、地域包括支援センターや、ケアマネジャー・訪問看護師・診療所看護職・または自宅にかわる住まいの場でこそできることは、どんなことでしょう。地域特性も踏まえ、地域共同で、在宅療養の継続、その延長線にある看取り期支援を提供するには、思い切った既存のやり方を切り替え、ICTによる効率的な情報共有の推進が必要ではないでしょうか。看護部が体制整備・教育を推進してきた病院では、看護実践として、病棟から暮らしの場へ移行期支援が実践できています。そして、多くの看護職が、外来で取り組む在宅療養支援の必要性に気づきます。救急受診後、入院にならない高齢者への介入や、外来期に訪問看護・在宅医療を導入することで、穏やかな在宅療養が継続できて自宅看取りを叶えています。全国で動き始めた先駆的な取り組みをご紹介しながら、参加された皆さんとの会場での意見交換も楽しみにしています。

【前回のご受講者の声】・退院支援部門にいる看護師として非常に参考になった。・自分が退院支援に関して悩んでいたことに対して、明日からの仕事に対するヒントを得られた。・退院支援の流れや、どのような情報、どのようなアプローチが必要か、大変分かりやすかった。・文献などからではイメージできなかったことが具体的になり、深く学ぶことができた。・とても分かりやすく、臨床に沿った内容だった。・考え方や関わり方など、具体的な実践につながる学びを得ることができた。

セミナープログラム

1.地域包括ケアシステム実現に向けて病院に求められる入・退院支援 (1)4つの場面(退院支援・日常の療養支援・急変時対応・看取り)の目指したい連携 (2)退院支援・退院調整3段階プロセス (3)地域支援者が抱える水平・垂直連携の課題 解決の糸口を探る    かかりつけ医、入退院時連携、ACP支援の継続、在宅ICT等の共有

2.地域支援者と共同する在宅療養支援(暮らしを整え、備える) (1)外来5つの場面 地域共同で取り組む在宅療養コーディネート (2)チームで提供できる“かかりつけ医機能” (3)暮らしの場から始まるACP(アドバンス・ケア・プランニング)支援

3.質疑応答/名刺交換