《環境調和材料》バイオマスプラスチックの技術動向と活用事例
開催日 | 13:00 ~ 16:00 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂材料 環境負荷抑制技術 高分子・樹脂加工/成形 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
昨今注目されている背景やバイオマスプラスチックの種類といった事項からわかりやすく解説。バイオマス材料利活用の研究開発や今後の動向及び実際の開発例を紹介!
※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
セミナー講師
(株)バイオマスレジンホールディングス執行役員 CTO 坂口 和久氏【ご経歴】米国カリフォルニア大学デービス校 環境資源科学学部卒。2003年バイオマス関連事業の研究所にて主任研究員として勤務。白石信夫京都大学名誉教授にバイオマス複合材料化学を師事。2018年バイオマスレジングループに参画、現在に至る。令和3年 高分子学会北陸支部地域産業振興賞受賞(株)バイオマスレジンホールディングス:https://www.biomass-resin.com/
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
現在、プラスチックの資源循環を加速しながら循環型社会へ移行していくことが強く求められている。日本はもちろん世界中のプラスチック市場において環境調和材料の利用が義務化され始めており、バイオマスプラスチックの普及促進が飛躍的に進んでいる。日本国内においては、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことが既に宣言されており、持続可能なバイオマスプラスチックの導入を目指した「バイオプラスチック導入ロードマップ」や、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行されるなど、環境問題への取り組みは、まさに喫緊の課題である。 本セミナーでは、今後より高いニーズを求められる環境調和材料としてのバイオマスプラスチックの昨今の位置付けと、バイオマス材料利活用の研究開発や今後の動向、及び実際の開発例、特に非食用米や資源米を用いた混練複合材料利活用を含む取り組みを紹介する。
受講対象・レベル
プラスチック、プラスチック代替材料業務にたずさわって1~3年の若手技術者や新人~中堅の方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
バイオマスプラスチックの基礎知識、分類や位置付け、国内外におけるガイドラインや法令、地域バイオマス材料の利活用への取り組み方法、二軸混練押出機を用いた混練複合材料の調製方法の考え方、現在の開発例や材料特性を活かした研究開発の動向。
セミナープログラム
1.なぜバイオプラスチックが注目されているのか? 1-1. 地球温暖化対策・脱石油社会への取組み 1-2. 日本国内における動き 1-3. バイオマスプラスチック導入の歴史
2.バイオプラスチックの種類と整理 2-1. メリットとデメリット 2-2. プラスチック製品領域毎の適したバイオプラスチック 2-3. 生分解性と非生分解性 2-4. 複合型バイオマスプラスチック 2-5. バイオプラスチック導入ロードマップへの対応 2-6. マイクロプラスチック 2-7. 国内外における認証マーク例 2-8. バイオマスマーク
3.バイオマスプラスチックの技術動向 3-1. どのように作られるのか? 3-2. リサイクル性とコスト 3-3. 国内外におけるバイオポリオレフィンの動向 3-4. 生分解性樹脂マーケット 3-5. バイオマス液化技術・研究の応用 3-6. フラスコ反応から二軸混練機への移行・応用
4.バイオマス混練複合技術 4-1. 複合材料調製の考え方 4-2. バイオマス種別による成形加工品への応用・考え方 4-3. 混練複合設備の選択と特徴 4-4. バイオマス中の水分コントロールとバイオマスの凝集 4-5. バイオマスの凝集によるトラブル例 4-6. デンプン系とリグノセルロース系の比較
5.ライスレジンにおける取り組み例 5-1. ライスレジンとは 5-2. 利活用するときのポイントと留意点 5-3. 環境への影響やリサイクル性と安全性 5-4. 生分解性複合材料を含む最新の取り組み例 5-5. 国内外における今後の展望
キーワード:バイオマスプラスチック,環境調和材料,循環型プラスチック,セミナー,講演