【中止】医薬原薬・ファインケミカル製品における連続生産プロセスの基礎とトラブル対策
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 化学技術 医薬品・医療機器・化粧品等技術 生産工学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
~連続プロセス特有の問題点、工業化に際して解決せねばならない問題点、連続プロセスのメリットとは~
★スケールアップに関する初歩の化学工学理論からわかりやすく解説いたします!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。【アーカイブ配信:4/11~4/19(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
アンリ・コンサルティング 代表 森川 安理 氏 【元旭化成(株)】【専門】有機化学、プロセス化学【略歴】1977年3月 東京大学大学院理学系研究科 有機化学専攻 卒業1977年4月 旭化成 入社入社後、スクリーニング化合物の合成、プロセス化学研究に一貫して従事。この間薬学博士号取得(東京大学)。その後、医薬原薬製造工場の工場長を10年経験。化学品、医薬原薬、治験薬等の生産を経験。2009-2012年 九州保健福祉大学薬学部 非常勤講師(一般化学、生物有機化学)2013年2月 旭化成 退社2013年3月 個人事業主として技術コンサルタント業開始技術コンサルタントとして原薬の製造についての解説を31回に渡り以下のサイトに連載しているので参照されたい。http://www.gmp-platform.com/topics_detail2/id=59
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、 2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますことご了承下さい。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
筆者は、1977年アクリル繊維の工場か初任配属でした。当時既に、アクリロニトリルの重合、ポリマーろ過・乾燥・溶解、紡糸、糸の後処理・梱包まですべて連続一貫生産プロセスが完成しておりました。 連続プロセスは、決して新しいものではなく、年産1000トン以上の化学工場では常識的なプロセスです。 筆者はその後医薬原薬の世界に転向し、バッチプロセスの世界に身を置き、バッチと連続の両生産プロセスの違いを身をもって体験してきました。 そこで、これから連続プロセスを導入しようとしている、バッチプロセスの技術者に対して、連続プロセス特有の問題点、工業化に際して解決せねばならない問題点、連続プロセスのメリット等を紹介していきたいと思います。
習得できる知識
〇 スケールアップに関する初歩の化学工学理論(反応速度論、熱伝導抽出、乾燥)〇 連続の合成反応槽についての知識・設計技術〇 連続の再結晶に関する知識〇 抽出、スラリーろ過、乾燥の連続化の問題点
セミナープログラム
1.初めに
2.伝熱の基礎理論
3.連続生産プロセスの歴史
4.バッチ・連続生産プロセスと単位操作概要
5.バッチプロセスの生産性と連続生産プロセスイメージ
6.連続生産プロセスのシステム運用の問題 6.1 単位操作間の連結 6.2 トラブルが起きたら 6.3 スタートアップとシャットダウン 6.4 プロセスのコントロール
7.連続プロセス操作各論 7.1 概論 - CSTRとPFR 7.2 CSTR反応速度論 - CSTRのスタートアップ - CSTRは、バッチ反応より収率が下がる - 反応シミュレーション計算 7.3 CSTR熱伝導 - CSTRの発熱は一定で除熱は楽 7.4 PFR 概論 - 長所、短所 - 背圧弁について 7.5 PFR熱伝導 - PFRは初期の発熱が大きい - どこまで温度が上がるのか、温度シミュレーション計算 7.6 PFR市販の(マイクロ)リアクター - Chemtrix, Corning, Kobelco reactor の比較 7.7 PFR速度の遅い反応への対応 - NiTech社、Oscillatory Buffled Reactor - Am Tech社 CofloreTM - Eli Lilly の還元アミノ化 - 水添反応器(Buss Reactor) - 小林修博士のRolipram合成のスケールアップ考察 - その他 7.8 出操作 - バッチ反応の抽出の問題点 - 連続反応の抽出の問題点 7.9 濃縮プロセス(溶媒交換) - 連続で溶媒交換をするには。 7.10 連続再結晶概論 - MSMPRとPFR 7.11 連続再結晶MSMPR - マスバランスシミュレーション - ヒートバランス - 結晶化のメカニズムとMSMPRの応用(多型コントロール等) 7.12 連続再結晶2 PFR 7.13 スラリーろ過 - 湿ケークの洗浄が重要 - 連続スラリーろ過装置紹介 7.14 連続乾燥プロセス - 連続乾燥機の紹介 - 乾燥の熱、物質収支理論と連続真空乾燥機 - セミバッチ乾燥システムの提案 7.15 連続プロセス工業化問題点と解決方法 - 固体原料の取り扱い - 析出固体のつまり - 濃縮とろ過、セミバッチプロセスの意義 - 連続再結晶用結晶化原液の作成
8.連続プロセス企業化動向 - 連続プロセス独自のメリットを有するプロセス - 連続プロセススケールアップの例(セミバッチとの組み合わせ)
【質疑応答】
キーワード:スケールアップ,化学プロセス,医薬品,原薬,連続生産,セミナー,反応,研修,講習,有機化学