光無線給電技術の基礎・技術動向・展望

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 電力技術   光学技術   電子デバイス・部品
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

★体内インプラント機器、IoT端末、EV、ドローン、宇宙応用など、様々な応用に期待される光無線給電」技術について、原理・構成などの基本から、国内外の最新情報を解説する!※Zoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。※本セミナーは開催日が変更になりました  4月8日 → 6月5日【アーカイブ配信受講:6/6(木)~6/13(木)】での受講もお選びいただけます。希望される方は申込フォームにてご選択ください。

セミナー講師

東京工業大学 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 准教授 博士(工学) 宮本 智之 氏【ご専門】光エレクトロニクス,光無線給電,半導体レーザ

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますことご了承下さい。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 給電配線の無線化の要望が高まっている。無線給電により十分な電力をいつでも利用できれば、機器の機能や特性の制約をなくし、新たな仕組みによる社会の大きな変革も期待できる。光無線給電は、レーザ光源と太陽電池という確立技術を基礎に構成され、既存無線給電に比べて小型で長距離給電可能、電磁波ノイズがないという特徴を持つ。このため、体内インプラント機器、多数の小型IoT端末、情報機器・民生機器、および、ドローン・ロボット・EVなどの移動体などほとんどの機器が対象となる。さらに室内、室外のほかに、水中、宇宙など、適用範囲も広い。 本方式は、最近注目が高まり始めたが、研究開発の実績などはまだまだ不十分で、研究開発組織も少ない状況である。今後、急速に実用化を見据えた取り組みが増えると期待している。 本セミナーでは、光無線給電の優位性と課題、講師研究室の取り組みを中心に国内外における光無線給電システムの研究開発動向などを解説する。

受講対象・レベル

・新規分野・新規事業を調査している方・機器において、給電技術がボトルネックと考えている方・光無線給電を構成する,光源デバイス関連,受光デバイス(太陽電池)関連、各種光学系(レンズシステム)やビーム方向制御機構等の光技術に関わるメーカの方,および,関連周辺技術構築に興味のあるメーカの方など

必要な予備知識

特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。

習得できる知識

・光無線給電と他の無線給電の原理や特徴の違い・光無線給電を構成するデバイスや機能,また,給電特性の見込み・光無線給電の現時点の取り組み事例や性能状況

セミナープログラム

1. 無線通信と無線給電 1-1 通信は無線が標準に   (1) 無線通信の拡がり   (2) 無線の意義と問題点 1-2 給電の現状   (1) 残された有線:給電   (2) バッテリーは?   (3) エネルギーハーベスティングは?   (4) 無線給電の期待

2. 無線給電技術 2-1 無線給電の種類と特徴   (1) 電磁誘導,磁界共鳴,電界方式   (2) マイクロ波方式   (3) 超音波方式 2-2 無線給電方式の課題   (1) 電磁波の人体作用と機器干渉   (2) 無線給電の構成の複雑さ

3. 光無線給電の基礎 3-1 光で給電   (1) 太陽光発電・室内照明発電   (2) 太陽光とレーザ光の違い   (3) 太陽光と単色光の太陽電池照射 3-2 光ビームを用いる光無線給電   (1) 光ビームで無線給電   (2) 光無線給電は新技術か?   (3) 光無線給電のこれまで 4. 光無線給電の原理と構成 4-1 光無線給電用太陽電池の特徴   (1) 太陽電池の動作の基本   (2) 太陽電池の効率   (4) 太陽電池の動向 4-2 光無線給電用光源の特徴   (1) 光源の出力と効率   (2) レーザ光の長距離伝送   (3) LEDは光無線給電に使えるか? 4-3 光無線給電の効率   (1) 給電効率の考え方   (2) 効率の現状と今後 4-4 光無線給電システムの構成要素   (1) 均一照射   (2) ビーム制御   (3) 対象検知,ほか

5. 光無線給電システム 5-1 光無線給電の研究開発事例   (1) 体内埋込機器   (2) 小型IoT端末   (3) 情報端末・室内機器   (4) 地上用移動体(EV、ロボット、AGVなど)   (5) 空中用移動体(ドローンなど)   (6) 水中応用   (7) 宇宙応用 5-2 光無線給電の安全性   (1) 最大露光許容量とレーザクラス分け   (2) 安全性確保の方策 5-3 光ファイバを用いる光給電   (1) 光ファイバ給電の特徴   (2) 光ファイバ給電の事例

6. まとめ

【質疑応答】

キーワード:無線給電,光無線給電,光技術,セミナー