食品胃消化の新しい評価技術 ~高齢者向け食品等への新しい付加価値と市場拡大へ向けて~

33,000 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

このセミナーの申込みは終了しました。


よくある質問はこちら

このセミナーについて質問する
開催日 13:00 ~ 15:30 
締めきりました
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 食品技術一般   生物・細胞技術   CAE/シミュレーション
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

消化の歴史から胃消化の新しい評価技術まで、食品開発の一助となる解説を目指します。 

セミナー講師

 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 食品加工・素材研究領域 食品加工グループ  主任研究員 博士(生物工学)   神津 博幸 先生

■ご経歴等2011年~2013年 キリンビール株式会社ビール工場にて充填包装工程の生産管理業務に従事2013年~2015年 筑波大学 生命環境科学研究科 日本学術振興会特別研究員(DC-1)食品の胃消化に係る研究に従事、博士号取得2015年~2016年 筑波大学 生命環境系 日本学術振興会特別研究員(PD)食品の胃消化に係る研究に従事2016年~2017年 筑波大学 北アフリカ研究センター 研究員食品の胃消化に係る研究に従事2017年~2022年 独立行政法人日本学術振興会 事務職員研究支援に係る業務に従事2022年~現在 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 主任研究員食品の胃消化および3Dフードプリンティングに係る研究に従事■ご専門および得意な分野・ご研究・食品工学・胃消化・3Dフードプリンティング ■本テーマ関連の専門学協会等での委員会ご活動・一般社団法人日本食品工学会 第24回(2023年度)年次大会 大会実行委員

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名33,000円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき22,000円【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名38,500円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき27,500円*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  我が国における高齢者向け食品の市場規模は1,000億円を突破し、潜在的な市場規模はその数倍以上といわれています。農林水産省では、「スマイルケア食」として、咀嚼・嚥下の観点から高齢者食品を分類し認定する取組みが始まっています。これらを踏まえ、食品産業の未来に向けた付加価値として、講演者は嚥下の先である胃小腸での消化に着目しています。消化プロセスを理解し制御することができれば、高齢者含め、乳幼児、中高年等、個人の健康状態に合わせて、オーダーメイドで消化や吸収が制御された「未来の食」を創生することへも貢献できる可能性があります。  本セミナーでは、国内外における食品消化の研究、講演者らが開発した食品消化評価装置「ヒト胃シミュレーター」、最近の動向を中心に、食品胃消化の新しい評価技術について解説します。

習得できる知識

・消化の一般的な知識・食品の消化を生体外で評価するための知識・消化が制御された食品開発の一助となる知識

セミナープログラム

1.背景:なぜ消化を研究するのか? 1.1 超高齢化社会 1.2 スマイルケア食 1.3 食品の消化制御2.消化とは? 2.1 食品の消化プロセス 2.2 胃消化 2.3 小腸消化3.食品の消化を生体外で評価する 3.1 臨床的アプローチ 3.2 生体外での消化の模擬 3.3 世界の胃小腸モデル装置4.食品消化評価装置「ヒト胃消化シミュレーター」 4.1 開発の経緯 4.2 ヒト胃消化シミュレーターの特徴 4.3 ヒト胃消化シミュレーターを使用した事例 4.4 最近の動向(SOP等)5.まとめ6.質疑応答