化学プロセスのスケールアップの効率的な進め方とトラブル事例 -シミュレーション技術の活用も含めて-

36,300 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:00 
締めきりました
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 化学反応・プロセス   CAE/シミュレーション
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

開発段階でプロセス最適化、事業採算性を考慮する重要性について 

セミナー講師

山田技術士事務所 代表 山田 明 先生博士(工学)、技術士(化学部門)、上席化学工学技士

■ご略歴1979年 三井東圧化学(株)入社後 名古屋工場 研究部にてプロセス開発やスケールアップ、本社システム部にて プロセス解析・シミュレーション業務等に従事(1995年、三井化学に社名変更)1999年より三井化学(株)大牟田工場にて 技術部長、工場革新室長、生産技術センター プロセスシステム技術ユニットリーダーを歴任した。この間プロセス解析・シミュレーション技術により、プロセス開発、スケールアップ、プロセス設計およびプラント運転支援、トラブルシューティングなどを経験した。2014年退職後、横河電機(株)にて、ソリューションサービス事業としてプロセス解析、シミュレーション技術の事業展開に従事した。2019年、技術士事務所を開設。化学プロセス技術に関するコンサルティングを行っている。技術士(化学部門)、上席化学工学技士■ご専門・得意分野化学工学化学プロセスのプロセス解析・シミュレーション特に石油化学および機能化学品プロセスプラントライフサイクルでは、プロセス開発からプラント運転・制御まで

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。お申込みは4営業日前までを推奨します。それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  国内を始めグローバルに産業を支える高性能・高付加価値な素材や原体などを供給するにあたり、安全を大前提として、製品品質・コスト競争力の優れた製造プロセスの開発・スケールアップ・設計、さらに生産の技術確立が不可欠となります。  理論上は上手く行くはずのプロセス設計であっても、実験室やベンチ・パイロットプラントレベルからスケールアップを行いプロセス設計、建設していざ生産を行う段階となると、何らかの想定外のトラブルが発生し計画が遅延、中断を余儀なくされる事が少なくありません。また、当初の計画を下回る生産性や品質しか得られないことがあります。  そこで、化学プロセスのシミュレーション技術の活用も含め、スケールアップの効率的な進め方やそのトラブル事例を通して、トラブルなく成功の確度を高めるための勘所を、化学プロセスの開発・スケールアップ・設計、さらに運転に携わる技術者・研究者の方々に提供致します。

受講対象・レベル

・化学プロセスの開発、スケールアップ業務に従事して1~3年以上の研究者や技術者の方。・化学プロセスの設計業務に従事して1~3年以上の技術者の方。・化学プロセスのシミュレーションに関心のある方。

習得できる知識

・プロセスシミュレーションを活用すべき開発・設計業務を知る・効率的でコスト優位なスケールアップ方法と考え方を理解する・スケールアップへの効率的なシミュレーション活用法を修得する

セミナープログラム

1.プロセス開発におけるモデリング・シミュレーション技術の活用 1.1 プロセス開発失敗の要因 1.2 開発段階でプロセス最適化、事業採算性を考慮する重要性 1.3 データ解析、定常、動的シミュレーション、流体シミュレーションの連成 1.4 モデリング・シミュレーションで留意すべき点2.スケールアップの効率的な進め方 2.1 スケールアップの考え方 2.2 スケールアップの事例 2.3 反応プロセスにおける効率的なスケールアップ 2.4 分離プロセスにおける効率的なスケールアップ 2.5 スケールアップにおいて留意すべき点 2.6 スケールアップにて起こりうるトラブルと解決方法 2.7 シミュレーション技術の効果的な活用方法 2.8 シミュレーション技術と機械学習の連携3.プロセス基本設計におけるモデリング・シミュレーション技術の活用 3.1 効率的で抜けのないプロセス設計 3.2 安全・安定で品質・コスト優位なプロセス設計と操作設計 3.3 プロセスシミュレーションの効率的な活用と留意すべき点4.まとめ