【中止】セルロースナノファイバー(CNF)の基礎と応用可能性

41,800 円(税込)

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開催日 12:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 紙・パルプ・セルロース技術   高分子・樹脂材料   複合材料・界面技術
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

・CNFの用途、樹脂との混合、評価、課題について解説

セミナー講師

 あなりす 代表 工学博士   岡田 きよみ 先生

■ご略歴1984-2005 王子ホールディングス株式会社(開発および分析業務)2006-2016 株式会社パーキンエルマージャパン(分子分光スペシャリスト業務)2016-2019 京都大学 工学研究科(NEDOセルロースナノファイバープロジェクト特定研究員)2019-    あなりす

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  このセミナーは、これからますます注目されるであろう、天然素材のセルロースのお話です。この数年、盛んに行われていたセルロースナノファイバー(CNF)の研究は、実装段階に入っています。ここで、CNFの基礎的知識を確認し、その可能性ついて再度考えてみてはいかがでしょうか。セルロースをナノのサイズまで小さくすると、今まで私たちが知っているセルロースと何が違うのかといったCNFの基礎的な知識、木材を原料とした紙の知識、CNFの用途、樹脂との混合、CNFの評価、課題についてお伝えします。  CNFの概要を理解して頂いた上で、自分達の製品ターゲットの中でセルロースという材料が使えそうかどうか、どのサイズのものが最適か、新しい可能性はどうかなど、未来を考える参考にして頂きたいと思います。

受講対象・レベル

・セルロースナノファイバーの基礎知識を得たい方、補強したい方・セルロースナノファイバーをこれから使ってみたい方・セルロースナノファイバーの可能性を広げていきたい方・セルロースナノファイバーの研究開発者、これから研究開発に着手したい方

習得できる知識

・セルロースナノファイバーの基本的な特性・セルロースナノファイバーと疎水性樹脂の混合のためのヒント・指針・セルロースナノファイバーの評価・測定の知識・ナノサイズ化の必要性

セミナープログラム

はじめに ・講師の自己紹介 ・参加者の自己紹介と一言:「Q&A」またはマイクを使って、ノーコメントでもOKです    (セミナーは、参加者の方々の出会いや意見を聞ける場でもあります。より知識を広げるための時間にしていきたいと思います) ・セルロースナノファイバー(CNF)とは何か ・どんないいことがあるの? ・CNF開発の動向1 CNFの基本的な知識 1.1 CNFの定義と用語 1.2 CNFの特徴、特性 1.3 CNF材料の違いによる特徴 1.4 木材由来CNFの製造方法  1.4.1 機械的解繊  1.4.2 セルロースへの官能基導入による方法  1.4.3 前処理による方法 1.5 海外での様子2 CNFの用途 2.1 紙・包装・塗料分野  2.2 食料品・化粧品分野 2.3 電気・電子分野 2.4 医療分野 2.5 樹脂との混合製品分野 2.6 新素材について考える(新素材って何ですか?)3 CNFの原料であるパルプの知識 3.1 紙のできるまで  3.2 叩解 3.3 叩解程度の測定 3.4 紙とセルロースナノファイバーフィルムの違いは何か4 樹脂との混合 4.1 樹脂との混合メリット 4.2 CNFと疎水性樹脂との混合の難しさ 4.3 CNFを疎水性樹脂に分散させる考え方と実際の方法 4.4 課題と解決方法の考え方5 CNFの安全性6 CNFの評価と測定 6.1 セルロースの結晶性 6.2 セルロースの長さ、幅 6.3 セルロースの官能基および添加剤7 CNF / 樹脂コンパウンドの評価と測定 7.1 配合比率評価 7.2 力学評価 7.3 粘弾性評価 7.4 熱特性評価 7.5 分散性評価8 セルロースナノファイバーの課題と可能性9 ブレイク(意見交換)   講師が35年前に製紙会社のパルプで考えたこと、産官学連携の中で感じたこと、   デザインとの融合で考えてみれば変わることなど、講師からの私見をお話します。   できれば、皆様のご意見をお聞かせ下さい。直接CNFに関係しなくても、どんなことでも結構です。10 まとめ