電子機器の防水設計の基礎と応用・不具合対策

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 電気、電子製品   機械設計   製品・技術規格
開催エリア 全国
開催場所 オンライン配信セミナー

~実践ノウハウや防水技術の最新情報まで~

​防水規格・防水設計の基礎、機器の小型化・軽量化と防水構造の両立、防水設計に伴い必要となる放熱設計、防水計算とCAEによる防水設計、エアリーク試験、最新防水技術など、製品ごとの防水規格に適した設計ができるようになるための基礎知識と応用技術について解説します。

【特典】■アーカイブ配信このセミナーはアーカイブ付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。Live受講に加えて、アーカイブでも一定期間視聴できます。視聴期間:終了翌営業日から7日間[4/23~4/29]を予定

セミナー講師

神上コーポレーション株式会社 代表取締役  鈴木 崇司 氏 専門:機構設計、材料/構造アナリスト略歴:2002年~2014年 富士通株式会社 モバイルフォン事業部 機種開発チーム、CAE共通チーム、組立(VPS)共通チーム2014年~2018年 共同技研化学株式会社 技術開発次長、品質管理次長、ラジカルプロダクト部(技術営業)次長2018年~神上コーポレーション株式会社 代表取締役CEO2022年~合同会社Gallop CTO兼務HP:https://kohgami.co.jp/

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】1名申込みの場合:41,800円 ( E-Mail案内登録価格:39,820円 )※WEBセミナーには「アーカイブとオンデマンド」が含まれます。※1名様でお申込み場合、キャンペーン価格が自動適用になります。※他の割引は併用できません。

受講について

Zoom配信の受講方法・接続確認

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
  • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
  • 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。≫ テストミーティングはこちら

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

 スマートフォンを中心とした電子機器への防水機能の付与は、一般的に広まっています。この取り組みにより、電子基板の保護や故障率の低下などが実現され、製品の品質と信頼性が向上しています。防水規格と試験は製品ごとに異なりますが、防水構造の基本を習得することで、それぞれの防水規格に適した設計が可能になります。 現在、IoT/ICT機器が身の回りで増加しています。スマートフォンも技術が成熟し、防水技術に挑戦してきた結果、全機種が防水対応となりました。今後はあらゆる電子機器が防水構造を備えることが予想されます。そのために、皆様の部署においては、確固たる防水設計の知識を築いていくことが重要です。 本セミナーにおきましては、スマートフォンにおける防水設計確立経験に基づき、防水規格、技術の基礎から始まり、機器の軽薄短小の実現かつ防水構造の確立、そして事例やスマートフォンだけではなく様々な防水技術情報についてまで幅広い内容にて説明させていただきます。

受講対象・レベル

・若手設計者、構造設計既に手がけている設計者・防水構造にお悩みの設計者・会社として防水構造をしっかり構築したいマネージャー

必要な予備知識

予備知識は特にありません。

習得できる知識

・防水設計・最新防水技術・防水開発プロセス

セミナープログラム

1.電子機器と防水規格 1.1 電子機器と防水性 1.2 防水規格(防塵規格) 1.3 防水規格別の製品群 1.4 防水規格別の試験設備 1.5 防水規格を得るには2.電子機器の防水構造設計の検討方法 2.1 筐体設計 2.2 キャップ・カバー設計 2.3 防水膜・音響部 2.4 スイッチ 2.5 防水モジュール(USB、スピーカーなど)3.止水部品の設計 3.1 ガスケット、パッキン(一体型、ゲル使用) 3.2 Oリング(参照値と実使用) 3.3 防水両面テープ・接着剤 3.4 防水ネジ4.防水筐体の放熱設計 4.1 なぜ放熱を考えるのか(密閉筐体による放熱特性の低下など) 4.2 放熱の3形態と熱伝導 4.3 低温火傷を回避するコツ 4.4 放熱材料の種類と選択方法 4.5 費用対効果を考慮した放熱設計5.防水計算とCAEを用いた防水設計 5.1 ガスケット・パッキン止水と隙間の確認 5.2 両面テープ 濡れ性 5.3 スイッチの押し感(クリアランス⇔干渉) 5.4 放熱シミュレーション6.エアリーク試験の設定と対策方法 6.1 エアリークテストの原理と測定方式(JIS Z 2330:2012) 6.2 エアリークテストの方法と閾値設定の考え方 6.3 エアリークの原因解明と対策実施例 6.4 エアリーク試験機の種類と代表的な機器7.防水設計の不具合例と対策 7.1 ガスケット設計と外観不具合 7.2 防水テープクリープ現象 7.3 防水膜のビビリ音 7.4 防水キャップ/カバーの操作感度8. 技術紹介・まとめ​ 8.1 TOM​ 8.2 撥水コーティング、ポッティング​ 8.3 防水テープ 8.4 防水膜 8.5 防水ネジ 8.6 TRI SYSTEM(筐体接合技術) 8.7 設計支援​ □ 質疑応答 □