シグナル検出の評価と因果関係の推論

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 医薬品技術   医薬品・医療機器等規制   データマイニング/ビッグデータ
開催エリア 全国
開催場所 オンライン配信セミナー

■有害事象の因果関係の評価■■安全性シグナルの分析・優先順位付け■■リスク最小化の取り組み・リスクコミュニケーション■■リスクマネジメント計画(RMP)における安全性シグナル管理■

日時

【Live配信】 2023年11月10日(金) 13:00~16:30【アーカイブ受講】 2023年11月21日(火) まで受付(配信期間:11/21~12/5)※Live配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。

セミナー講師

大島 康雄 先生第一三共株式会社 安全管理本部 安全性対策部 ・ Senior Medical Director東京大学医科学研究所・客員研究員東京医科歯科大学・URA特任准教授[ご略歴]1990 九州大学医学部卒業1992 東京大学医科学研究所 附属病院 内科1999 米国Food and Drug Administration, Center for Biologics Evaluation and Research2001 自治医科大学 臨床薬理学研究部 (兼)同附属病院 血液内科2007 サノフィアベンティス株式会社2010 (兼)東京大学医科学研究所 先端医療研究センター2014 ノバルティス・ファーマ株式会社2019 公益財団法人 がん研究会 有明病院 先端医療開発センター2020 第一三共株式会社2021  (兼)東京大学医科学研究所 社会連携研究部[主なご研究・ご業務]医薬品の安全性に係る研究https://bit.ly/3jwI6E8[業界での関連活動]・日本製薬医学会 第3回MS部会セミナー 講師【安全性集積データのメディカルライティング -コメント・評価を記述すること】2019年1月30日・日本製薬医学会 製薬医学セミナー 講師【安全性集積データのメディカルライティング -「数字を解釈する」とは】2020年3月4日・日本製薬医学会第11回年次大会 シンポジウム8 座長【ファーマコビジランスのデジタル技術の活用 -デジタルトランスフォーメーション-】2020年10月31日

セミナー受講料

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※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】1名申込みの場合:35,750円 ( E-Mail案内登録価格 33,990円 )※WEBセミナーには「アーカイブとオンデマンド」が含まれます。※1名様でお申込み場合、キャンペーン価格が自動適用になります。※他の割引は併用できません。

受講について

Zoom配信の受講方法・接続確認

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
  • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
  • 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。≫ テストミーティングはこちら

アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 会場での録画終了後から営業日で10日以内を目安に視聴開始のご案内をお知らせします。
  • S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
  • 視聴期間は営業日で10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ)
  • 動画視聴・インターネット環境をご確認ください以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。≫ 視聴環境  ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】

配布資料

  • Zoom配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)
  • アーカイブ配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

近年規制当局が収集する副作用・感染症報告症例は増加してきています。有害事象を発現した症例の臨床経過を一例一例詳細に確認する事が重要であることには変わりないものの、すべての報告症例を詳細に検討するだけのリソースを確保することは難しく、機械的に優先順位を付けたうえで、必要な症例に集中して確認する事が重要になってきます。

最新のファーマコビジランスシステムは数百万件の有害事象報告を含むデータベースを備えており、効率的で積極的な方法でシグナルを検出することを可能としています。そのシステムを適切に活用するには結果を正しく優先順位付けし、評価できなければなりません。

この講演では、市販後の副作用報告データベース等を活用して医療用医薬品の安全性を市販後に検出する際の、優先順位付けの手法であるシグナル検出の手法についての科学的な背景とその結果新たなリスクが特定された場合の、リスク最小化やリスクコミュニケーションについて講義します。

習得できる知識

医薬品の安全管理全般の中でのシグナルの検出の意義からリスクコミュニケーションについての、実践に即した知識が得られる。

セミナープログラム

1. 医薬品の「ライフサイクル」全体を体系的戦略的に管理する薬剤監視2. 有害事象の因果関係の評価 ・ 個別症例の因果関係評価 ・ 集積検討による因果関係評価が必要な理由3. 安全性シグナルの定義 ・ WHOによる定義4. 安全性シグナルの情報源 ・ シグナルを検出するのに活用できる情報源 ・ 効率的に活用するにはタイムリーに情報集約している大規模データベースが必要5. 安全性シグナルの検出方法 ・ 大規模なデータベースからより優先順位の高い情報を抽出するデータマイニング ・ 各規制当局が活用しているデータマイニング手法の紹介 ・ データマイニング手法の背景にある考え方6. 安全性シグナルの分析・優先順位付け ・ 分析・優先順位付けをする際に考慮することは7. リスク最小化の取り組み・リスクコミュニケーション8. 薬剤監視における安全性シグナルの事例研究9. リスクマネジメント計画(RMP)における安全性シグナル管理10. 安全性シグナル管理の将来展望11. 結論□質疑応答□