吸音・遮音および振動制御の基礎講座

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 機械設計   機械技術一般   計測工学
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

吸音・遮音および振動制御の基礎講座

アーカイブ配信(期間:8/29~9/5)での受講もお選びいただけます。希望される方は申込フォームにてご選択ください。

セミナー講師

京都大学 名誉教授 博士(工学) 高橋 大弐 氏《専門》 建築音響、音環境《略歴》 1975年3月 京都大学工学部建築学第二学科 卒業 1975年4月 京都大学大学院工学研究科建築学第二専攻 入学 1980年3月 京都大学大学院工学研究科建築学第二専攻 修了 1980年4月 京都大学工学部建築学第二学科 助手 1988年8月 福井大学工学部建設工学科 助教授 1997年4月 京都大学大学院工学研究科建築学専攻 教授 2017年3月 定年退職 京都大学名誉教授《活動等》 日本建築学会代議員 (2010~2012) 日本音響学会関西支部支部長 (2011~2012) 日本建築学会近畿支部環境工学部会主査 (2012~2014)

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合44,000円、  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

アーカイブ配信セミナーの申込・受講手順

  1. 約4時間30分の講演を収録したアーカイブ配信です。2023年8月29日(火)~9月5日(火)の期間中、いつでも何度でもご視聴いただけます。
  2. 申込後、受理のご連絡メールをさせていただきます。また請求書を郵送いたします。
  3. 視聴開始日までにセミナー資料(PDF形式)と閲覧用URLをお送りさせていただきます。※申込者以外の視聴はできません。録音・録画などの行為を固く禁じます。※配布資料の無断転載、二次利用、第三者への譲渡は一切禁止とさせていただきます。

セミナー趣旨

 建物の居住空間,鉄道・自動車などの移動空間等で音・振動に関する様々な問題を扱う際には、その発生から伝搬・感知に至る現象がどういうものかを理解しておくことが必要です。その過程で材料の持つ吸音・遮音・力学的性質がどのように関係し、その特性をどのように把握するか、本講座ではこの点を中心に「音響に関する初心者でも理解できる」に重点を置いて、多くの事例を交えて解説します。また、情報処理技術の発達によりほとんどの音響計測とその解析が高価な計測機器を使わずに簡単に自前でできるようになりました。その際必要となる、パソコンによるデジタル処理の基礎についても解説します。また、関連する多くの参考文献を紹介していますので、本講座をきっかけに自前での知識・技術の向上が期待できます。

受講対象・レベル

・建物の設計・施工・メンテナンス・苦情処理などに関わっている技術者の方・吸音・遮音関連の材料に関連する業務の方・鉄道・自動車関連で音と振動に関連する業務に関わっている方・振動・騒音問題で何らかのトラブルでお困りの方

セミナープログラム

1.身の回りの音と振動の実態2.音の基礎事項  2-1 音の物理と聴覚(音って何?)  2-2 音の問題をシミュレーションする基礎  2-3 音の反射・吸収・透過3.吸音の基礎理論  3-1 吸音率とインピーダンス  3-2 吸音のメカニズム   3-2-1 多孔質型吸音    ・なぜ吸音する?    ・吸音を表現するモデル   3-2-2 板・膜振動型吸音    ・なぜ吸音する?    ・吸音を表現するモデル   3-2-3 共鳴器型吸音    ・なぜ吸音する?    ・孔あき板吸音構造とスリット型吸音構造  3-3 微細穿孔板(MPP)の吸音   3-3-1 吸音を表現するモデル   3-3-2 MPPの応用3-4 吸音率の測定   3-4-1 菅内法   3-4-2 残響室法3-5 吸音による減音効果   3-5-1 残響理論   3-5-2 インパルス応答   3-5-3 残響理論に基づく吸音の減音効果4.遮音の基礎理論  4-1 振動と音の伝搬  4-2 遮音のメカニズム:隙間のない壁体をなぜ音が透過する?  4-3 空気音の遮音   4-3-1 一重板の遮音理論    ・音の透過を表現するモデル    ・どうしたら遮音性能を上げられるか   4-3-2 二重板の遮音理論    ・音の透過を表現するモデル    ・空気層があることによる新たな問題    ・どうしたら遮音性能を上げられるか   4-3-3 空気音の遮音性能測定と評価  4-4 個体音の遮音   4-4-1 個体音とは?    4-4-2 個体音の実態と対策(防振の原理)  4-5 床衝撃音   4-5-1 床衝撃音の実態と対策   4-5-2 床衝撃音の測定と評価5.防振の基礎理論  5-1 振動伝達の簡易モデル  5-2 防振の考え方  5-3 ダンピングの測定理論6. 音の測定と信号処理の基礎  6-1 音響測定一般  6-2 信号処理の基礎  6-3 測定と解析例7.吸音・遮音に関する基礎理論・技術の応用例  7-1 サンドーム福井の音響設計  7-2 空気層区画による遮音効果  7-3 板振動型吸音とMPPの統一理論  7-4 二重板の遮音へのMPPの応用  7-5 粘弾性体を応用した二重板の遮音【質疑応答】

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