実用!有機フッ素化合物(PFAS)分析講座 -国内外の規制強化に伴う適切な分析手法の選択と開発動向-
開催日 |
13:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 分析・環境化学 化学技術一般 環境規格 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 会場での講義は行いません。 |
☆国内外で大変注目されているPFAS規制。規制強化に伴い、その分析でお困りの方も多いのではないでしょうか?
☆どの製品にはどの分析手法が適切なのか、各手法のメリットデメリットともに、最新情報もお伝えします
セミナー講師
国立研究開発法人国立環境研究所
資源循環領域 試験評価・適正管理研究室
環境リスク・健康領域 基盤計測センター 計測化学研究室(兼務)
主任研究員 松神秀徳 先生
■経歴
2001年に北海道大学大学院地球環境科学研究科修士課程修了。
2001年から2012年まで民間企業勤務を経て、2012年に国立研究開発法人国立環境研究所に勤務、現在に至る。
2016年に東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了(博士(環境学))。
■専門および得意な分野・研究
分析化学、環境化学、環境汚染物質
■本テーマ関連学協会での活動
日本分析化学会、日本質量分析学会、日本環境化学会、日本水環境学会、廃棄物資源循環学会
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナー趣旨
有機フッ素化合物(PFAS)に対する環境規制が世界各地で強化されています。こうした世界の潮流に合わせるように、近年、広範囲なPFASを対象とした化学分析のニーズが高まっているものの、性状が様々なPFASを適切に分析するためには、分析の目的に応じた試料前処理法および機器測定法の組み合わせと使い分けが重要となります。本セミナーでは、PFASの物性・構造等基本的な情報から解説し、こうした様々な性状のPFASをできるだけ多く検出しようとする分析技術を紹介するとともに、PFAS分析の実際およびPFAS分析法の開発動向を解説します。
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
国際条約:ストックホルム条約、バーゼル条約、ロッテルダム条約
米国:2021年PFAS行動法(PFAS Action Act of 2021)、PFAS行動計画(PFAS Action Plan)、有害物質規制法(Toxic Substances Control Act)、安全飲料水法(Safe Drinking Water Act)
欧州連合:POPs規則、REACH規則
日本:化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)
■講演中のキーワード
有機フッ素化合物、PFAS、PFOA関連物質、PFHxS関連物質、防水繊維、耐油紙
習得できる知識
PFAS分析法の開発動向
個別物質の精密分析法
前駆体の総濃度分析
総フッ素分析
セミナープログラム
1.はじめに
1)PFASとは
2)PFASの分類
3)PFAS分析を行うにあたって
4)PFASに関わる規制
2.PFAS分析法の分類と分析の進め方
1)前処理
2)定性分析
3)定量分析
3.PFAS分析法各論・分析法の選び方
1)液体クロマトグラフィー質量分析法
2)ガスクロマトグラフィー質量分析法
3)燃焼イオンクロマトグラフィー法
4)前駆体総濃度分析法
4.PFAS分析の実際
1)泡消火薬剤の分析
2)撥水剤の分析
3)防水繊維・食品接触材料の分析
4)廃棄物の分析
5.PFAS分析法の開発動向