車載用DC/DCコンバータの高電力密度化技術 ~インダクタ・トランスの設計基本と応用・パワー半導体の高周波駆動化の立ち位置から~

43,200 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:30 
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主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 自動車技術   電子デバイス・部品   省エネルギー
開催エリア 東京都
開催場所 【品川区】きゅりあん
交通 【JR・東急・りんかい線】大井町駅

■ 磁気回路・インダクタ・トランスの基本
■ 磁気部品の一体化(結合インダクタ・結合トランス)
■ パワー半導体の高周波駆動化
■ ノイズの基本と低減に向けた応用技術

★ ハイブリット自動車、48Vマイルドハイブリット自動車、プラグインハイブリット自動車、電気自動車、燃料電池車、、、 
★ より小型を維持しながら大容量な電力変換システムを実現するには 
★ 磁気部品の基本理論を用いた結合インダクタ・結合トランスへの展開 
★ “周辺の受動素子への対応” と “ノイズ増大” への対応

セミナー講師

名古屋大学 大学院工学研究科 電気工学専攻 助教 博士(工学) 今岡 淳 氏

【専門】 パワーエレクトロニクス、パワーマグネティクス

【略歴】

・株式会社パワエレアカデミー(大学発ベンチャー企業), 2013年05月~ 2014年03月
・日本学術振興会特別研究員(DC2), 2014年04月~ 2015年09月
・九州大学 大学院システム情報院 電気システム工学部門
 エネルギー応用システム工学講座  助教 , 2015年10月~ 2018年03月

受講料

43,200円 ( S&T会員受講料 41,040円 )
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【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

対象

パワーエレクトロニクス技術者、磁気部品に関する基礎知識があることが望ましい。
(ただし、可能な限り初学者様にもわかりやすく説明いたします)

キーワード
・磁気回路の基本
・インダクタ・トランスの基本
・磁気部品の一体化(結合インダクタ・結合トランス)
・パワー半導体の高周波駆動化
・ノイズの基本と低減に向けた応用技術

セミナー趣旨

 Co2排出削減のため自動車は内燃駆動から電動化へ車載用機器が進んでいる。特に、ハイブリット自動車、48Vマイルドハイブリット自動車、プラグインハイブリット自動車、電気自動車、燃料電池車へと自動車の形態が移り変わっていく中で、より小型を維持したままで大容量な電力変換システムが要求される。こうした中で、近年においては各電動化車両では磁気部品の工夫による体格低減を試みが散見される。
 そこで、本セミナーではまず近年の車載用変換器に用いられているインダクタ・トランスの最新動向について触れ、その後、誰でもわかるように磁気部品に関する基本理論から解説し、その理論を用いた応用設計(結合インダクタ・結合トランス)へ議論を展開する。本セミナー後半では、ワイドバンドギャップ半導体による高周波駆動化による変換器の高電力密度化の可能性について述べる。特に、高周波駆動化を実施する上では、“周辺の受動素子への対応”と“ノイズ増大”が問題となる。そこで、受動素子とノイズの基本について述べ、これらの最新技術動向について解説する。

セミナー講演内容

1.車載用電力変換器に搭載されるDC‐DCコンバータ用磁気部品の最新動向
 1.1 車載用DC‐DCコンバータの技術動向(全体概要)
 1.2 ハイブリッド自動車(HEV)
 1.3 マイルドハイブリット自動車(MHEV)
 1.4 プラグインハイブリット自動車(PHEV)
 1.5 電気自動車(EV)
 1.6 燃料電池車(FCV)

2.磁気部品の小型軽量化が可能な高電力密度変換用の特徴・設計方法
 2.1 磁気回路法の基本
 2.2 非絶縁DC‐DCコンバータ用の応用設計例と実証評価(結合インダクタ)
 2.3 絶縁DC‐DCコンバータ用の応用設計例と実証評価(結合トランス)

3.パワー半導体高周波化による高電力密度化
 3.1 ワイドバンドギャップ半導体適用による電力変換器の小型軽量化
 3.2 周辺受動素子
 3.2 ノイズの基本と最新対策例

 □ 質疑応答 □