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新しい熱エネルギー応用に向けた熱電変換材料の創製と熱電モジュール作製プロセスの開発
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 電気・電子技術一般 応用物理一般 省エネルギー |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【江東区】カメリアプラザ(商工情報センター) |
交通 | 【JR・東武】亀戸駅 |
計算科学を活用した熱電変換材料の創製・
モジュール作製から、現状と将来展望まで詳解!!
講師
北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 教授・理学博士 小矢野 幹夫 氏
<略歴>
1987年より広島大学理学部物性学科 助手を務める.1990年に同大学にて理学博士を取得した後,1994年より,日本初の独立大学院大学である北陸先端科学技術大学院大学に助教授として赴任する.その後同大学院大学の准教授を経て,2016年に北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科教授となる.さらに2017年より,国立大学法人の垣根を越えた金沢大学との共同専攻である融合科学共同専攻にも参画している.主として熱電変換技術,低次元伝導体,フォノン・エンジニアリングの研究に従事するとともに,2010年より日本熱電学会・理事に就任し,熱電科学および熱電技術の発展と普及に務めている.
受講料
49,980円(税込)
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習得できる知識
・熱電変換のメカニズム
・計算科学を活用した熱電材料の探索
・プリンティング技術を活用した熱電モジュールの作製
・熱計測に関する基礎知識
趣旨
自動車,太陽熱,工業排熱,体温…身の回りにあふれる熱エネルギー,これを回収して電力として再利用する新技術「熱電変換技術」が今注目を集めている.この熱電変換技術では(1)熱を電気に効率的にかえる物質をいかにしてデザインするか,(2)良好な熱電材料を用いていかにうまく熱電モジュールを作製するかが重要なキーポイントとなる.
本セミナーでは,これらの課題に対してナノテクノロジーと最先端の計算科学を用いてどのようにアプローチするかを紹介するとともに,熱電変換技術の現状と将来について概説する.さらに,通常スケールやナノスケール領域における熱計測についても概説する.
プログラム
1.熱電変換の基礎
1-1.ゼーベック効果とペルチェ効果
1-2.熱電変換と熱電発電
1-3.熱電材料の評価方法
1-4.熱電モジュールの基本構造
2.新しい熱電変換材料
2-1.環境に優しい新規熱電材料
2-2.層状構造を持つ新規熱電材料
2-3.その他の熱電材料
3.計算科学を活用した新規熱電材料の探索
3-1.高性能熱電材料の開発のポイント
3-2.第一原理電子状態計算と輸送係数
4.新エネルギーとしての熱電発電技術
4-1.自然エネルギーの利用と熱電発電
4-2.熱機関としての熱電変換
4-3.太陽光発電と熱電発電の関係
5.プリンティング技術を活用した熱電モジュールの作製
5-1.熱電モジュール作製プロセスとプリンティング技術
5-2.熱電インク
5-3.インクジェット印刷とインプリンティング技術
6.最近の研究と将来展望
6-1.微小領域での熱物性
6-2.フォノン・エンジニアリング
6-3.将来展望
【質疑応答・名刺交換】