実験と解析の双方を対比しながら解説 :振動(実験)モード解析と有限要素法による振動解析の活用法・コリレーション解析・構造変更シミュレーションと感度解析のしかた(基礎~実務)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 有限会社 アイトップ
キーワード 機械技術一般   CAE/シミュレーション
開催エリア 全国
開催場所 Zoomセミナー

振動の実験解析技術と有限要素法による数値解析技術を連携・統括してわかりやすく解説!
有限要素法における振動解析精度を向上させるための振動の実験解析結果の効果的な活用方法とは?

<このセミナーだけの特徴>
・実験解析結果と有限要素法などによる解析結果が合わない。どちらに問題があるのか? このご質問にも分かりやすくご解答させて頂きます!
・実験モード解析や有限要素法による振動解析技術が実務にて役に立たないときがあります。それはどのような場合なのか? このようなときにどのようにすればよいのかについての技術ノウハウについても解説致します。
・解析対象物の非線形性により再現性のあるデータが測定できない場合の対応策につての技術ノウハウについても解説致します。
・振動解析というと実験モード解析、有限要素法による解析が有名ですが実はこれだけでなく振動エネルギーの流れを解析すると更に有用な情報が得られます。このやり方についても解説致します。

セミナー講師

(社)日本騒音制御工学会認定技士 (社)日本音響学会技術開発賞受賞
有限会社アイトップ 技術コンサルタント 通訳・翻訳
名古屋大学大学院 非常勤講師(英語で応用数学の講義を担当)
工学博士 小林 英男 氏

 東京電機大学工学部卒業後、リオン㈱に入社し、騒音・振動の測定・分析・対策。学生時代にカリフォルニア大学バークレイ校(通称UCバークレー、世界大学ランキングで毎年10位以内)に語学研修、および毎日新聞社後援英語弁論大会で3位入賞。企業からの派遣で東京農工大学大学院工学研究科にて5年間特別研究員(産学協同研究、文部省認定)。
㈱アマダに勤務し、工場で組立・製造・検査、海外事業部で技術サービスおよび技術コンサルタント、システム事業部で板金加工自動化ライン(FMS)の開発・設計、技術研究所でアマダ製品の低騒音・低振動化および快適音化などの研究開発に携わり大ヒット商品を世に送り出しました。上記のように、製造、サービス、設計、開発、研究の実務経験を積みました。
 その後、技術コンサルタントとして独立して25年以上がが経過しました。主に1部上場企業の研究、開発、設計部署を中心に、500社以上の企業に対し技術指導およびコンサルティングを実施してきました。この間に先進国を中心に30ヶ国以上に出張し、エンジニアとして英語で仕事をするだけでなく、通訳・翻訳なども行いました。

 日本各地の産業技術センター、日刊工業新聞社など主催の多くのセミナーの講師も行ってきております。理論および実務経験豊富なセミナー内容で大好評をいただいております。

セミナー受講料

¥44,000/人(テキスト代、消費税含む)

1社から複数名様が同時にお申込みされた場合に限り、2名様目から1名様ごとにお1人様当たり¥5,000割引きさせて頂きます。つまり2名様目からお1人様当たりの受講料が¥39,000(テキスト代、消費税含む)になります。

<テキストについて>
テキストは、PDF化したものをメールに添付して受講者様にお送りさせて頂きます。よって自分でダウンロードする必要はありません。原則としてセミナー開催日の2営業日までに受講者様に届くようにメール致します。よって印刷したテキストをお送りすることはありません。 テキストは1枚のA4に2スライド印刷なので文字が適度な大きさなので見やすくなっております。 なお、テキストのコピーおよび2次配布は禁止させて頂いております。

受講について

<Zoomセミナー>
◎視聴方法:Zoomを使用したWebniarになります。遅くてもこのZoomセミナー開催日の前日の午前中までに、Zoomセミナーへご参加頂くためのURLとセミナーIDをメールにてご連絡させて頂きます。セミナー開始時刻の10分くらい前にはZoomセミナーに入室できます。

セミナー受講中にご質問がある場合は、チャット欄にご記入頂く様お願い申し上げます。マイクをオンにしてご質問頂くこともできます。ご質問へのご解答は原則としてセミナー受講時間中に完了するように致します。ご解答に時間のかかるご質問については、セミナー終了後または後日にメール・電話・Zoomなどを活用してご解答させて頂きます。

【お申込の前のお願い】
ご使用のPC・通信回線にセキュリティなどの制限がある場合、Zoomを利用できない場合があります。事前に下記のサイトにて、Zoomの接続・利用についてご確認ください。
・テスト画面: 『Zoomをテストする』

<セミナースケジュール>
10:30~11:45 午前中の講習(休憩なし)
11:45~12:45 昼食休憩
12:45~16:30 午後の講習(約60分間区切りの良いところまで講習をして10分間休憩を致します。ほぼこれを繰り返します。)

セミナー趣旨

この技術セミナーでは、実験による振動解析と有限要素法などのコンピュータ・ シミュレーション(数値解析)の双方による相乗効果の出しかたをわかりやすく解説致します。

構造変更シミュレーションと感度解析のしかたについても、手計算で行える方法につても理論だけでなくそれを活用した計算例題についても分かり易く解説致します。
また、コンピュータシミュレーション技術全般についても、現時点での世界の最新情報(動向)についても解説致します。
本セミナーでは難解な内容も、わかりやすく、しかも実務にすぐに役立つように解説致します。

<セミナー受講者様への特典>
セミナー受講後1か月間はセミナー内容だけでなく仕事上のご質問など自由にメールでご質問下さい。このセミナーの講師が無料でご返事致します。
ご質問の際は、メールにご質問の内容、セミナー受講日、ご受講頂きましたセミナーの名称、氏名、会社名、ご所属、会社の電話番号、携帯電話の番号をご記入頂く様お願い申し上げます。

☆この技術セミナーの副読本として、本セミナーの講師が2019年に執筆した下記の技術専門書を推薦致します。この技術専門書は、振動・騒音の実務エンジニア向けの内容で、従来から多く執筆されてきた大学や大学院での授業向けの内容ではありません。この書籍の半分以上の内容は、他書には記載されていないこの本オリジナルの内容、つまり技術コンサルタントとして27年間仕事をしてきた著者の技術ノウハウです。
「シッカリ学べる! 機械設計者のための振動・騒音対策技術」(2019、日刊工業新聞社刊、2,420円) 著者:小林英男

セミナープログラム

  1. 振動技術のための基礎
    1. 基本用語の解説
      振幅、周波数、周期、波長、角速度、etc.
    2. 固有振動数と振動モードとは?(ビデオ動画にて解説)
    3. 1自由度と多自由度
      両者の技術理論は同じか? それとも異なるのか?
  2. 振動の実験解析:実験モード解析
    1. 実験モード解析とは? やさしく解説すると ...
    2. 日本における実験モード解析の歴史の概説
    3. 実験モード解析のための周波数応答関数の測定のしかたとノウハウを分かりやすく解説!
    4. 実験モード解析ソフトの中では理論的に何をやっているのか分かりやすく解説?
    5. 実験モード解析のわかりやすい動画デモを解説
    6. 実験モード解析の欠点を補う実稼働解析について分かりやすく解説!
    7. 実稼働解析の中では理論的に何をやっているのか?
  3. 振動の数値解析:有限要素法による振動解析としての固有値解析
    1. 固有値解析とは? やさしく解説すると...
    2. 固有値解析の歴史(実は数学者そして工学者のよって異なります)
    3. 固有値では理論的に何をやっているのか?
    4. 有限要素法による固有値解析の例と理論解との比較の比較のしかた
    5. コンピュータシミュレーション技術の全貌
      -特に物理モデル化&1DCAEとデジタルツイン、そして自動車システムのモデルベース開発で活躍し始めている国際標準(IEEEに準拠)のモデル化言語であるVHDL-AMSとは?-、MATLAB、LabVIEWなどとの違いは?
  4.  実験モード解析結果と有限要素法による振動解析の結果の比較のしかたおよび相乗効果のだしかた
    1. 比較をするためには、固有振動数が先か? それとも振動モードが先か? まずかこれがポイント!
    2. 有限要素法による固有値解析と実験のコリレーション解析とモード信頼性評価基準(MAC)を分かりやすく解説
    3. 相乗効果の出しかたとは?そのための技術ノウハウ
    4. 実験解析結果による有限要素解析モデルのモデル・アップデーティング技術を分かりやすく解説
  5. 構造変更シミュレーションについて
    1. 動的設計における構造変更とは?
    2. 設計変数とは?
    3. 構造変更シミュレーションの理論を分かりやすく解説
    4. 構造変更シミュレーションの計算のしかたと計算例題を解説
  6. 感度解析について
    1. 感度解析とは?
    2. 感度係数とは?
    3. 感度解析の理論を分かりやすく解説
    4. 感度解析の計算のしかたと計算例題を解説
  7. 質疑応答