2時間でわかる!DXで設計業務を改善する方法
開催日 |
10:00 ~ 12:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 新技術開発センター |
キーワード | DX一般 技術マネジメント総合 3D-CAD |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 職場・自宅 全国どこからでも参加できます。 「ZOOM」を使用します。 |
セミナー講師
田口 宏之 氏
田口技術士事務所 代表
1976年長崎県長崎市生まれ。田口技術士事務所代表。
技術士(機械部門)。
九州大学大学院修士課程修了後、東陶機器㈱(現、TOTO(株))に入社。
12年間の在職中、ユニットバス、洗面化粧台、電気温水器等の水回り製品の設計・開発業務に従事。
商品企画から3DCAD、CAE、製品評価、設計部門改革に至るまで、設計業務に関するあらゆることを自らの手を動かして実践。
それらの経験をベースとした講演、コンサルティングには定評がある。
最近は3Dプリンター、各種解析ソフト、MATLAB、Pythonなど様々なデジタルツールにチャレンジし、活用方法を研究している。
セミナー受講料
15,000円(消費税込)
1社から複数名お申し込みの場合 2名以降は 5,000円(消費税込)
セミナー趣旨
製品の設計業務には定型的なものもあれば、高度に創造的な業務もあります。そういった設計業務のすべてをデジタル技術で自動化するのは、現時点では夢物語です。一方、デジタル技術が設計業務で役に立たないかというとそんなことはありません。デジタル技術を活用するためのベース作りができれば、設計業務を大きく改善させることが可能です。
まず、設計業務の一部は「悪構造問題」でありデジタル技術の活用が難しいため、設計業務において、デジタル技術が活用できるところと難しいところを見極めなければなりません。また、設計業務の標準化なきところにパッケージソフトを導入しても、混乱するだけなので、設計プロセスや帳票、デザインレビューの方法などの標準化をまず推進することが重要です。さらに、ソフト導入と共に計画的な人材育成が必要です。シミュレーションはデジタル技術が最も得意とする分野ですが、工学知識が不十分な設計者がCAEソフトを使いこなすことは不可能なのです。
そこで、本セミナーでは、様々なデジタルツールで豊富な実績をもつ製品設計コンサルタントである講師が、設計業務のDXを成功させるための基礎知識についてわかりやすく解説します。本セミナーを受講することで、デジタル技術を活用して設計業務におけるQCDを大きく改善させる方法を習得することができます。
受講対象・レベル
リスキリングとして設計業務のDXの基礎知識を習得したい製造業の管理者
セミナープログラム
- 設計業務改善とDX
- 今までのやり方を変えられるか?
- 製造業でDXが重要な理由
- 設計業務改善とDX
- 設計業務改善の進め方
- 設計工数の分析(改善すべき業務の抽出)
- 設計業務の分類(改善可能な業務の抽出)
- 設計者の適性(アイデアを生み出すのは誰?)
- 設計要素の分類(差別化できる設計要素と差別化できない設計要素)
- 設計業務の標準化
- 設計業務改善で使えるデジタル技術の概要
- 3Dデータを中心とした設計業務改善
- 様々な設計業務のハブとなる3Dデータ
- 設計品質向上(例:気づき支援システム 他)
- コスト低減(例:自動コスト計算 他)
- 設計生産性向上(例:パラメトリック設計 他)
- 前工程での活用(例:類似形状検索 他)
- 後工程での活用(例:CAM 他)
- CAEの活用
- CAE活用の前提条件
- 3Dデータを活用したCAE
例:構造解析/熱伝導解析/流体解析・・・ - ノーコード/ローコードによるCAE
例:表計算ソフト/MATLAB/Modelica・・・
- ナレッジマネジメント
- ナレッジマネジメント
- 設計プロセスで情報を生み出す
- SECIモデル/知のピラミッド
- 情報検索
- PLM/PDM/BOM
- 機械学習(人工知能)の活用
例:類似図面検索/OCR/設計者気づき支援・・・
- ナレッジマネジメント