やさしく&トコトン学ぶ「粘着剤・粘着テープ」基礎講座
開催日 |
10:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 高分子・樹脂技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】きゅりあん |
交通 | 【JR・東急・りんかい線】大井町駅 |
~ 材料・設計の基礎から目的に応じた選定法・評価法まで ~
★ すぐに"しっかり"くっつき、きれいに剥がせる粘着剤・粘着テープの設計や、使いこなし術の習得に。
☆ ゴム系、アクリル系、シリコン系それぞれの特徴や適用例は?
☆ 溶剤型、エマルション型、ホットメルト型等……粘着剤の形態別特徴をおさらい
☆ なぜ剥がれない?なぜ剥がれてしまう?実用特性を考慮した粘着評価方法の重要性 ・粘着テープの選び方。選定、設計時のポイントから最適なものを選び出すために
☆ 剥がれやすい、くっつきにくい被着材それぞれの注意点を速習
…… 粘着剤を設計する方、使う方、どちらにもオススメの「やさしく&トコトン」学べる基礎講座!
講師
日東電工(株) 基盤機能材料事業部門 開発戦略部 上席研究員 戸崎 裕 氏
【講師紹介】
1986年、日東電工株式会社に入社、中央研究所(現:基幹技術センター)
1990年より豊橋事業所、粘着テープ研究所にて粘着剤・粘着テープの開発に従事
【活動】
元 京都工芸繊維大学非常勤講師
日本接着学会中部支部幹事
日本接着学会評議員、「接着の技術」編集委員
日本粘着テープ工業会主催「粘着技術講座」講師
【専門】高分子合成
受講料
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額 の24,300円)キャンペーン!】
※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
趣旨
近年、粘着テープは、電気・電子、自動車、住宅・建材など多くの分野で使用され、その要求機能は年々高まり、用途は広がっています。
本講座では粘着テープを使用される企業の方から、粘着剤・粘着テープを設計される若手の方までを対象に、粘着剤・粘着テープの基礎知識と設計面、使用面からのポイントをわかりやすく解説します。
セミナー終了後には、トラブル対策・技術課題等に関する個別質問にも対応します。
プログラム
★ 基礎からやさしく、材料・設計や使用面での勘どころを理解してもらうために、講義のなかで、各種粘着テープのサンプルを用いながら粘着・剥離現象等を解説します。
1.はじめに
1.1 粘着剤と接着剤の違い
2.粘着テープの基礎知識
2.1 材料
2.1.1 粘着剤の種類(ゴム系、アクリル系、シリコーン系)
2.1.2 アクリル系配合材料(モノマー、開始剤、連鎖移動剤、架橋剤、タッキファイヤ)
2.1.3 基材
2.1.4 下塗り剤
2.1.5 背面処理剤
2.2 製造方法
3.粘着・剥離現象
3.1 粘弾性挙動の理解
3.2 なぜくっつくのか?
3.3 なぜ剥れないのか?
3.4 速度依存性、温度依存性、角度依存性
4.粘着テープの設計
4.1 表面(界面)の設計 ~極性のコントロール~
SP値、表面張力
4.2 バルクの設計 ~凝集力のコントロール~
架橋度、膨潤度、Tg、応力分散
5.粘着剤・粘着テープの評価法
5.1 粘着剤の評価法
5.1.1 粘弾性体のモデル
5.1.2 粘弾性評価
5.1.3 応力-ひずみ、応力緩和
5.2 粘着テープの評価法
5.2.1 粘着3特性(タック、粘着力、保持力)
5.2.2 テープ別評価法
5.2.3 耐久性と促進劣化試験
6.テープ選定時の注意点
6.1 目的に応じたテープ選定法
6.2 注意すべき被着体
□ 質疑応答 □