最新情報を踏まえた日本の化学物質法規制及び管理方法【基礎/実務研修】<全4回>

講師の企業・関連業界での長年の経験を軸に、初めて学ぶ方にも理解いただけるよう、概要から丁寧に解説致します!
本講座は、単日/複数日/全日参加のご選択が可能です。新人及び社内研修・教育訓練・その他、様々な用途でご活用ください!
①化審法→概要、区分、新規化学物質申請、継続的な管理、安全性試験等。
②安衛法→概要、GHS分類、SDS/ラベル表示、リスクアセスメント、
   新規化学物質申請。
③毒劇法・消防法・化管法→各々、化学物質管理に向けた基礎知識。
④化学物質管理→関連法規制の整理、困った時の対応、情報入手方法等。

日時

第1回  4月5日(水) 13:00-17:00
①化審法の基礎・実務知識
第2回  4月12日(水) 13:00-17:00
②労働安全衛生法(安衛法)の基礎・実務知識
第3回  4月19日(水) 13:00-17:00
③毒劇法、消防法、化管法の基礎・実務知識
第4回  4月26日(水) 13:00-17:00
④化学物質管理、その他の化学物質関連法規制の基礎・実務知識

セミナープログラム

第1回  4月5日(水)13:00-17:00  ①化審法の基礎・実務知識

■講座のポイント
  化学系企業にとって、化学物質の法規制遵守と適切な管理は事業運営に必須です。本セミナー(全4回)では、演者の企業・関連業界での経験から得たポイントを交え、日本の化学物質法規制及び管理方法の基礎から実務までを、最新情報を踏まえて徹底解説します。
  第1回は、「化審法」について取り上げ、化学物質の性状に応じた化学物質区分の体系、新規化学物質開発と関連づけた法申請と審査の手順、上市後の化学物質の継続的な管理、及び、規制の根拠となる安全性試験、についての知識を深める、主として化学物質管理者や研究開発者向けの研修とします。

■受講後、習得できること
・化審法の基礎から実務知識まで幅広く習得できる。
・新規化学物質法申請の基礎から実務まで幅広く習得できる。
・関連する安全性試験の知識を習得できる。

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)

■講演中のキーワード
・化審法
・新規化学物質
・既存化学物質
・化学物質管理
・安全性試験

■講演プログラム
1. はじめに
(1)化学物質法規制の概要
(2)世界の新規化学物質登録制度
(3)化審法概要と最新動向
2. 化審法における化学物質の区分
(1)化学物質区分の体系
(2)第一種特定化学物質
(3)第二種特定化学物質
(4)監視化学物質
(5)優先評価化学物質
(6)一般化学物質
3. 化審法における新規化学物質法申請
(1)新規化学物質開発の中での法申請の位置づけ
(2)化審法申請の要否確認
(3)化審法申請の種類(通常新規、特例制度)
(4)化審法申請と審査の手順
(5)化審法新規化学物質件数・用途
4. 化審法における化学物質の継続的な管理
(1)上市後に求められる管理
(2)化審法において国が実施するリスク評価
5. 化審法における安全性試験
(1)安全性試験の基礎
(2)化審法試験概要
(3)試験方法(分解性/蓄積性/人健康影響/環境影響/高分子)
(4)安全性の予測
6. 質疑応答


第2回 4月12日(水)13:00-17:00  ②労働安全衛生法(安衛法)の基礎・実務知識

■講座のポイント
  化学系企業にとって、化学物質の法規制遵守と適切な管理は事業運営に必須です。本セミナー(全4回)では、演者の企業・関連業界での経験から得たポイントを交え、日本の化学物質法規制及び管理方法の基礎から実務までを、最新情報を踏まえて徹底解説します。
  第2回は、「安衛法」について取り上げ、労働災害防止のための化学物質のリスク管理、管理のための手段であるGHS分類/SDS/ラベル表示/リスクアセスメント、安衛法における新規化学物質法申請、及び、自律的な管理を基軸とする規制への移行の状況、についての知識を深める、主として化学物質管理者向けの研修とします。

■受講後、習得できること
・安衛法の基礎から実務知識まで幅広く習得できる。
・化学物質のリスク管理の基礎から実務知識まで幅広く習得できる。
・GHS分類、SDS、ラベル表示、リスクアセスメントの基礎知識と具体的な対応方法を習得できる。

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・労働安全衛生法(安衛法)

■講演中のキーワード
・安衛法
・化学物質のリスク管理
・GHS分類
・SDS
・ラベル表示
・リスクアセスメント

■講演プログラム
1. 安衛法概要
(1)全体像
(2)化学物質関連事項
2. GHS分類
(1)危険有害性クラス
(2)混合物のGHS分類
(3)GHS分類情報源
3. SDS/ラベル表示
(1)SDS
(2)ラベル表示
(3)関連する法規制
4. リスクアセスメント
(1)リスクの考え方
(2)定性的リスク評価手法
(3)定量的リスク評価手法
(4)安衛法におけるリスクアセスメント
(5)安衛法特別規則(有機則、特化則等)
(6)安衛法の自律的な管理を基軸とする規制への移行
5. 安衛法における新規化学物質法申請
(1)安衛法申請の要否確認
(2)安衛法申請の種類
(3)安衛法申請と審査の手順
6. 質疑応答


第3回 4月19日(水)13:00-17:00  ③毒劇法、消防法、化管法の基礎・実務知識

■講座のポイント
  化学系企業にとって、化学物質の法規制遵守と適切な管理は事業運営に必須です。本セミナー(全4回)では、演者の企業・関連業界での経験から得たポイントを交え、日本の化学物質法規制及び管理方法の基礎から実務までを、最新情報を踏まえて徹底解説します。
  第3回は、急性毒性物質等による健康被害を防止するための毒劇法、火災を予防するために引火性や爆発性の化学物質を危険物として指定する消防法、及び、化学物質の環境への排出量等を把握し事業者の自主的な化学物質管理の改善を促進する化管法、についての知識を深める、主として化学物質管理者向けの研修とします。

■受講後、習得できること
・毒劇法の基礎から実務知識まで幅広く習得できる。
・消防法の基礎から実務知識まで幅広く習得できる。
・化管法の基礎から実務知識まで幅広く習得できる。

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・毒物及び劇物取締法(毒劇法)
・消防法
・特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(化管法)

■講演中のキーワード
・毒劇法
・消防法
・化管法
・化学物質管理

■講演プログラム
1. 毒物及び劇物取締法(毒劇法)
(1)概要
(2)毒物、劇物、特定毒物
(3)毒劇物の性質
(4)毒劇物の取扱い
(5)毒劇物の管理
2. 消防法
(1)概要
(2)危険物の分類と特性
(3)危険物の取扱い
(4)危険物の管理
(5)防火管理
3. 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(化管法)
(1)概要
(2)PRTR制度
(3)PRTR届出
(4)PRTRデータの利用
(5)SDS制度
(6)対象物質等の見直し(政省令改正)
4. 質疑応答


第4回 4月26日(水)13:00-17:00  ④化学物質管理、その他の化学物質関連法規制の基礎・実務知識

■講座のポイント
  化学系企業にとって、化学物質の法規制遵守と適切な管理は事業運営に必須です。本セミナー(全4回)では、演者の企業・関連業界での経験から得たポイントを交え、日本の化学物質法規制及び管理方法の基礎から実務までを、最新情報を踏まえて徹底解説します。
  第4回は、化学物質管理の方法、困ったときの対応、情報入手方法などの化学物質管理の基礎から実務までを説明します。 さらに、事業所の環境管理のために重要な水質汚濁防止法/大気汚染防止法から化粧品や医薬品に関する薬機法までを含む幅広い化学物質関連法規制の知識を深める、主として化学物質管理者向けの研修とします。

■受講後、習得できること
・化学物質管理の知識と具体的な対応方法を習得できる。
・事業所の環境管理のための水質汚濁防止法/大気汚染防止法等の知識を習得できる。
・薬機法等のライフサイエンス分野を含め幅広い化学物質関連法規制の基礎知識を習得できる。

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・水質汚濁防止法
・大気汚染防止法
・薬機法

■講演中のキーワード
・化学物質管理
・水質汚濁防止法
・大気汚染防止法
・土壌汚染対策法
・薬機法

■講演プログラム
1. 化学物質管理
(1)背景
(2)管理の方法
(3)困ったときの対応
(4)情報入手方法
2. 事業所の環境管理関連法規制
(1)水質汚濁防止法
(2)大気汚染防止法
(3)土壌汚染対策法
3. その他の化学物質関連法規制
(1)化学兵器禁止法
(2)外国為替及び外国貿易法(外為法)
(3)危険物の国際輸送
(4)海外法規制(REACH,TSCA等)
(5)その他
4. ライフサイエンス分野の法規制
(1)薬機法(医薬品・化粧品)
(2)農薬取締法
(3)食品衛生法/食品表示法(健康食品)
(4)動物倫理
(5)生命倫理
5. 質疑応答

セミナー講師

 日置 孝徳 先生   東京工業大学 研究・産学連携本部 主任リサーチ・アドミニストレーター(URA)

■ご経歴
【学歴】
東北大学 化学第二学科 卒業。東北大学 大学院理学研究科 化学第二専攻 修了
【職歴】
(主経歴)
・富士フイルム株式会社 研究担当部長、技術主席、安全性評価センター長
   化学/ヘルスケア/安全性分野の研究開発・事業化、化学物質管理
 (法申請、リスク管理、方針・規則策定、動物倫理、GLP施設運営)に携わる。
・京都大学 研究倫理・安全推進室 シニア リサーチ・アドミニストレータ―
 バイオ/ライフサイエンス分野の倫理・安全に係る情報の発信/企画/教育/支援システムの開発
・東京工業大学 研究・産学連携本部 主任リサーチ・アドミニストレータ―(URA)(現在)
 バイオ/ライフサイエンス分野の知的財産評価/産学連携
*researchmap(日置孝徳): https://researchmap.jp/takanorihioki
■ご専門および得意な分野・ご研究
(主な専門分野)
・化学物質管理
・GLP施設運営管理
・安全性試験(動物実験代替法等)
・有機合成化学
・研究管理(化学、バイオ/ライフサイエンス分野)
【取得資格】
(主な取得資格)
・行政書士試験(合格者)
・甲種危険物取扱者
・バイオセーフティ技術主任管理者(バイオメディカルサイエンス研究会認定)
・実験動物管理者(日本実験動物学会認定)
・一級知的財産管理技能士(特許専門業務、コンテンツ専門業務、ブランド専門業務)
■本テーマ関連学協会でのご活動
・日本化学工業協会
 JIPS※推進部会 部会長(2016/7 まで)
 ※ Japan Initiative of Product Stewardship:化学物質のリスク管理推進活動
・ライフサイエンス・コンプライアンス研究会(ReCoLiC)企画委員長
 ReCoLiC-HP: https://recolic.jimdofree.com/   
・らいふのもり(ライフサイエンス法令を中心とした情報発信サイト)運営者
 らいふのもり-HP: https://lifenomori.com/

セミナー受講料

*日程変更等ございました場合は、ご容赦下さい。

*全4回申込の方へ(不測の事態により、全回開催できない場合、以下規定に基づき、返金致します。)
 全4回中、2回未満の実施の場合: 75%返金
 全4回中、3回未満の実施の場合: 50%返金
 全4回中、4回未満の実施の場合: 25%返金

参加形態 区分 見逃し配信なし価格
(1社2名以上同時申込価格)(税込)
見逃し配信あり価格
(1社2名以上同時申込価格)(税込)
1講座のみの参加 1回、2回、3回、
4回・・・
41,800円(30,800円) 47,300円(36,300円)
2講座の参加 1・2回、1・3回、1・4回、
2・3回、2・4回、3・4回・・・
61,600円(50,600円) 70,400円(59,400円)
3講座の参加 1・2・3回、2・3・4回、
1・3・4回、・・・
79,200円(68,200円) 89,100円(78,100円)
全講座(4講座)の参加 1・2・3・4回
   
92,400円(81,400円) 103,400円(92,400円)

※参加形態(第○・○回参加)を申込備考欄に記載下さい。
※各回、別の方が受講いただくことも可能です。
※1社2名以上同時申込は、同時申込、同形態(講座数、参加日)でのお申込にのみ有効です

学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)。

    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbps以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
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     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

  • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
  • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
    セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
    尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
    ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
    (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
    こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

申込締日:2023/04/25

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

92,400円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

化学技術一般   安全規格   環境規格

申込締日:2023/04/25

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

92,400円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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全国

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キーワード

化学技術一般   安全規格   環境規格

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