
【中止】包装材料における法規制の国際的最新動向と対応
包装材料規制の最新動向を分かりやすく解説します!気になるPL改編案と今後の見込み、課題についても解説!
セミナー趣旨
日本は、2020年6月の食品衛生法改正によるPL制度化から約3年が経過したが、厚労省は早くもPL改編を審議中である。しかし、業界全体への浸透は未だであり、PL適合伝達は特に海外メーカーでは難航が見られる。又、懸案の紙、溶出試験条件、印刷インキ等は未審議であり、再生プラチックは昨年部会で審議したが結論が不明瞭である。
EUは、プラスチックの規則が略完成して現在は印刷インキが審議中であり、米国は製品別登録制度が定着した。中国は接着剤等の改正を急ピッチで進め、ASEANはEU類似の方針を公表する等、EU規則が世界標準的存在になったと言える。
医薬品包装では、薬局方第19改正が審議中であるが、容器のテーマは無さそうである。ICHは、溶出物・浸出物の審議を開始しが、材料の規格も無い日本にとっては試練である。
本講では、日本のPL制度化の進捗状況と今後の見込み、企業の対応と留意点、国外の最新動向、医薬品包装の動向、企業におけるリスク管理の進め方を紹介したい。
習得できる知識
食品包装材料の種類と割合、食品衛生法、業界自主基準、PL制度化、食品安全委員会、欧州食品安全機関、EU規則、FDA規則、中国国家標準、日本薬局方、包装材料に含まれる化学物質と健康影響要因、企業におけるリスク管理、法規制情報入手方法
セミナープログラム
1 はじめにー包装を取り巻く環境―
2 日本の食品包装法規制類
・食品包装材料の種類と使用割合
・食品衛生法及び業界自主基準の現状と課題
3 欧州(EU)の食品包装規制
・食品接触物質、プラスチックの規則とPL、印刷インキの規制動向(スイス等)
4 米国の食品包装規制
・食品接触物質、連邦規則集と2つのPL、接着剤と紙のPL
5 日本の課題と国際的整合化に向けた進捗状況
・日欧米の比較と日本の8つの課題
・食品衛生法改正によるPL制度施行と経過措置期間
・PL規制対象と4つのPL、適合証明伝達方法、インキ業界の適合性証明事例
・食品接触材料安全センター、海外メーカーの自己証明の動き
・厚労省のPL改編案と今後の見込み、現時点における課題
・再生プラの厚労省部会審議(2021.12)と業界の対応、資源循環促進法の動き
6 海外諸国の法規制の最新動向
・中国、インドネシア、ベトナム、タイ、ASEAN、オセアニア、加、湾岸諸国等
7 食品包装規制の国際的最新動向のまとめ
日本の医薬品包装規制
・第18改正、製剤包装通則、容器の規格と産業界の対応
・欧米との比較と日本の課題
・ICHにおける溶出物と浸出物の審議状況
8 包装材料に含まれる化学物質と企業におけるリスク管理の進め方
9 法規制情報の入手方法
10 まとめ-企業の対応・留意点-
11 参考文献・情報入手先
<質疑応答>
セミナー講師
西 秀樹 先生 日本包装專士会 元会長
■講師紹介
三菱油化(株)(現三菱ケミカル)研究所にて主にポリプロピレンの開発研究に従事。
その後、本社の品質保証部にてプラスチックの製品安全を担当。
三菱ケミカルを退職後、フリーの立場で日本包装技術協会の包装管理士講座等の講師や執筆活動に従事している。
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
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(開催1週前~前日までには送付致します)。
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(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
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受講料
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