【中止】EU電池規則案の最新動向とリユース、リサイクル技術

セミナープログラム

【10:00-12:00】
１．EU電池規則の最新動向と関連産業への影響
沖為工作室(同)　Founder　CEO　沖本 真也 氏 　

【講座の趣旨】
　欧州委員会は、製品のライフサイクル全体にわたるバッテリー生産の持続可能性、トレーサビリティおよびリサイクル、リユースの循環型社会に関する法的枠組みを作成することを目的とした電池規則案（提案）を２０２０年１２月に発表。その後、議論を重ね、2023年1月に最終案が提出されています(2023/1/28現在)。提案の内容はヨーロッパの自動車セクターの電動化、カーボンニュートラルなエネルギー貯蔵および持続可能なバッテリーのバリューチェーンがフォーカスされており、ＥＵの新しい成長戦略として挙げられてもいる脱炭素化と経済成長の実現のための規則とも言えます。
　本セミナーでは電池規則の背景から特徴、および市場に与えるインパクトやビジネスチャンスの分析を行うとともに各社の電池規則に対する反応を取り扱います。

１．電池規則背景
　1.1 欧州グリーンディール
　1.2 ｅ-ｍｏｂｉｌｉｔｙへの移行
　1.3 過熱する欧州ギガファクトリー
　1.4 循環型社会の経済性
　1.5 欧州市場と地政学リスク

２．市場に与えるインパクトと課題（ビジネスチャンス）
　2.1 バッテリーリサイクル
　2.2 バッテリーリユース
　2.3 サプライチェーン・デューデリジェンス
　2.4 カーボンニュートラル
　2.5 バッテリーパスポート

３．電池規則に対する反応
　3.1 ＢＡＳＦ
　3.2 Ｎｏｒｔｈｖｏｌｔ
　3.3 Ｄａｉｍｌｅｒ
　3.4 ＥｕＲＩＣ
　3.5 ＡＰＰＬｉＡ
　3.6 その他

４．最近の話題
　4.1 Critical Raw Materials Act（重要原材料法）
　4.2 EUとカーボンニュートラル戦略(e-Fuelなど)

５．まとめ

【質疑応答】

【13:00-16:00】
２．EV用リチウムイオン電池のリユース、リサイクル技術とその事業化の現状、課題
山口大学　大学院技術経営研究科　研究科長　教授　福代 和宏 氏

【講座の趣旨】
2021年末，世界の電気自動車（Electric vehicles）保有台数は1650万台を超えた。コロナ禍をはじめ様々な社会経済の混乱がある中，EV市場は順調に成長している。この状況に応じてEV用リチウムイオン電池の需要も拡大しているが，一定の時間が経過した後，膨大な量の中古リチウムイオン電池が発生することが見込まれる。そのリユース／リサイクル技術の開発，またそれらの技術を活かしたビジネスの構築が重要な課題となる。

【習得できる知識】
・電気自動車（EV）の世界市場の動向
・EV用リチウムイオン電池のリユース／リサイクル技術
・ビジネス環境の変化

１．電気自動車（EV）の市場動向
　1.1 世界市場の動向
　　　・中国市場の動向
　　　・欧米市場の動向
　　　・日本市場の動向
　　　・その他の地域における動向
　1.2 地球環境問題との関係
　　　・地球環境へのインパクト

２．EV用リチウムイオン電池のリユース／リサイクルの必要性
　2.1 リチウムイオン電池の構成
　　　・構成
　　　・ポストリチウムイオン電池の状況
　2.2 原材料の調達
　　　・原材料の供給
　　　・リユース／リサイクルの必要性

３．リサイクル技術とビジネス
　3.1 リサイクル技術
　　　・回収，解体
　　　・狭義のリサイクル
　3.2 リサイクルビジネス
　　　・世界のリサイクル企業
　　　・収益性評価

４．リユース技術とビジネス
　4.1 リユース技術
　　　・診断技術
　　　・利用に関する技術開発
　4.2 リユースビジネス
　　　・レンタル，シェアリング
　　　・ビジネスの複合化

【質疑応答】

セミナー講師

１．沖為工作室(同)　CEO　沖本 真也 氏

２．山口大学　大学院技術経営研究科　研究科長　教授　福代 和宏 氏

セミナー受講料

1名につき 60,500円（消費税込、資料付）
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕

受講について

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